高山博子
高山博子 | |
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生誕 |
1958年5月7日(66歳) 広島県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 大阪芸術大学 美術科 |
著名な実績 | 洋画家 |
高山 博子(たかやま ひろこ、1958年 - )は、洋画家。女性。 2024年現在、広島日印協会副会長 [1]、 日本美術家連盟会員、インド・タゴール国際大学の客員教授。[2]広島キワニスクラブ会員、光風会会員、日展会友。
来歴
[編集]広島県生まれ、広島市立基町高等学校卒業後、大阪芸術大学に入学。(1982年に卒業)。1993年に日展初入選。
活動
[編集]23歳で初めてインドを訪問、インドの神秘性に惹かれ、主に女性をテーマに情熱あふれる作品群を発表している。
インド全土を取材するスケッチの旅や、日本のお寺などを巡る旅で、スケッチの研鑽を重ねて、インド取材の旅は20数回にも及び、平成21年には、タゴール国際大学の客員教授として教鞭をとる[4]他、立正大学、比治山大学でも客員教授を務めた。
タゴール生誕150周年記念シンポジウム、日印交国樹立60年記念事業/国際文化会館(岩崎小彌太記念ホール)でパネリストを務める[5]。
展覧会としては、日本橋三越本店をはじめ、各地で多数の個展を開催している。
2022年には「絵画で紡ぐ日本とインドのきずな」[6]と題した、『ウペンドラ・マハラティと高山博子展』が、広島県立美術館で約2か月間に亘って開催された。(主催:広島県、ニューデリー近代美術館、インド総領事館)[7]
さらに2023年5月20日に広島で開催されたG7広島サミットの際には、インド政府から招待を受け、ナレンドラ・モディ首相に油絵『蓮華手菩薩(れんげしゅぼさつ)を贈呈した[8]
その時、モディ首相から直接、「日本とインドの文化交流プロジェクトを立ち上げたい。ぜひ、サポートしてほしい」との要請を受け、1年後に「広島日印協会」を設立した。(設立総会:2024年5月20日)[9]
- 1958年 - 広島県に生まれる
- 1977年 - 広島市立基町高等学校卒業
- 1981年 - 大阪芸術大学美術科卒業
- 1981年 - 大阪府河内長野市立千代田中学校教諭
- 1985年 - 光風会初入選
- 1988年 - 広島県立美術展奨励賞受賞(1993年、1995年)
- 1993年- 日展初入選
- 1994年 - 中国新聞社賞(第80回光風会展)
- 2008年 - 紺綬褒章受章
- 2011年 - 国際交流奨励賞受賞
- 2011年 - 光風会会友賞受賞(第97回)
- 2013年 - 第28回国民文化祭 文部科学大臣賞受賞
- 2013年 - 損保ジャパン美術財団賞受賞(第99回光風会展)
- 2015年 - 広島県知事賞受賞 (第101回光風会展)
- 2015年 - 信州伊那高遠大賞(金賞)
- 2016年 - 県民文化奨励賞受賞(広島県)
- 2016年 - 紺綬褒章受賞(2回目)
- 2018年 - T氏会員賞受賞(第104回光風会展)
主な展覧会
[編集]- 1985年 - 光風会初出品(以後、現在に至る)
- 1993年 - 日展初入選(以後、現在に至る)
- 1995年 - 公募広島の美(広島市現代美術館)
- 1996年 - 【個展】ヒロシマHHA、ハノーヴァー展(ドイツ)
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 【個展】ギャリー森
- 1998年 - 女流画家協会展初入選(以後、14回出品)
- 女性の美術、広島の同時代表現展(東広島美術館)
- 雪舟ますだ美術大賞展
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 2002年 -【個展】倉敷三越
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 2003年 - 【個展】「高山博子展」 大阪大丸心斎橋
- 2004年 - 【個展】八千代の丘美術館
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 2005年 - 【個展】大阪大丸心斎橋美術画廊
- 【個展】八千代の丘美術館(1年間展示)
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 2009年 - 【個展】小田急百貨店 (町田店)
- 【個展】伊勢丹(埼玉浦和店)
- インド・タゴール国際大学「スケッチ展」
- 【個展】広島そごう美術画廊
- 2013年 - 光耀展(日本橋三越美術画廊)
- 第28回 国民文化祭 (山梨県)
- 2014年 - 【個展】そごう広島店美術画廊
- 【個展】日本橋三越本店
- アスパック・アジア大会(広島リーガロイヤルホテル)
- 2015年 - 光耀展Ⅱ 日本橋三越本店
- 【個展】高山博子展 「西武デパート大阪高槻)
- 第6回 信州高遠の四季展出品
- 三越伊勢丹 大誕生祭(日本橋三越本店)にて、「赤富士に天女舞う」を出品
- 2016年 - 【個展】広島そごう美術画廊
- 【個展】福井西武デパート美術画廊
- 光耀展Ⅲ 日本橋三越本店
- 【個展】福屋美術画廊(広島)
- 2022年 - 「インド独立75年祝賀会記念展示」(ホテルニュー大谷・大阪)
- 日印国交樹立70年記念展 (絵画で紡ぐ日本とインドのきずな)
- ウペンドラ・マハラティと高山博子展(広島県立美術館)
- 2023年 - 【個展】「高山博子展」(福屋美術画廊)
画文集
[編集]- 2017年 「生命の華 天空に舞う」(渡辺出版、ISBN 978-4902119268)
テレビ出演
[編集]- NHK総合テレビ「生命の喜びを描く」(2007年)
脚注
[編集]- ^ “広島日印協会、5月にも発足 広島サミットがきっかけ ”. 中國新聞 (2024年1月25日). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “画家高山博子さん インドの国立大で客員教授 ”. 中國新聞 (2008年10月29日). 2024年6月16日閲覧。
- ^ “高山博子 NPO ひろしまインターネット美術館”. 2024年6月16日閲覧。
- ^ https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=646
- ^ https://www.i-house.or.jp/programs/publicprogram20120319/
- ^ 広島県,ニューデリー国立近代美術館,在大阪・神戸インド総領事館『日印国交樹立 70 周年記念特別展 絵画で紡ぐインドと日本のきずな - ウペンドラ・マハラティ と 高山博子 -』(レポート)2023年1月 。
- ^ https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/40/exhibition.html
- ^ https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=646
- ^ https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=141825
- ^ https://hiroshima-art.net/artist/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E5%8D%9A%E5%AD%90/