高松市立鶴尾中学校
高松市立鶴尾中学校 | |
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北緯34度18分56秒 東経134度1分36秒 / 北緯34.31556度 東経134.02667度座標: 北緯34度18分56秒 東経134度1分36秒 / 北緯34.31556度 東経134.02667度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 高松市 |
設立年月日 | 1947年(昭和22年)4月1日 |
閉校年月日 | 2021年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | C137220100076 |
所在地 | 〒761-8052 |
香川県高松市松並町639番地1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
高松市立鶴尾中学校(たかまつしりつ つるおちゅうがっこう)は、香川県高松市松並町にあった市立中学校。
概要
[編集]高松市の中部、鶴尾地区に位置する唯一の中学校である。
生徒数の減少により、2019年度より新入生の受け入れを停止し、2021年3月に閉校した。2019年度以降は桜町・太田・一宮・香東の4中学校から1校を選択することになる[1]。
跡地は香川県内で活動しているプロスポーツチームが使用する予定となっている。プロバスケットボール・香川ファイブアローズが2022年4月から体育館を専用練習場として、プロサッカー・カマタマーレ讃岐が同2月から校舎の一部を事務所として使用する[2]。
学校データ
[編集]- 生徒数:62人(2014年度[3])
- 学校施設(2014年5月1日時点)[3]
- 普通教室:10教室
- 特別教室:13教室
- 校舎面積:3556m2
- 体育館面積:1172m2
- 服装規定
- 制服:あり(通年必用)
- 防寒着:自由[4]
歴史
[編集]1947年(昭和22年)4月1日、学校教育法の施行に伴い、高松市立鶴尾国民学校の高等科を移行させる形で開校。また同国民学校は同日に高松市立鶴尾小学校へ改称された。開校当初は校舎の建設が間に合わず、小学校の校舎を間借りしての始動となった。その後新規に校地を買収し、開校から3年後の1950年になって現在地の中学校専用校舎に移った。それを皮切りに、1950年代に木造による校舎が次々と建設され、1966年には初代体育館が完成した。1975年から1978年にかけては現在の鉄筋校舎が建設されている[5]。2008年には初代体育館が改築されている。
年表
[編集]- 1947年(昭和22年)4月1日 - 開校。校舎は鶴尾小学校を間借りする。
- 1949年(昭和24年)6月29日 - 校地買収。
- 1950年(昭和25年)3月21日 - 校舎建設起工式。
- 1950年(昭和25年)7月20日 - 新校舎落成。
- 1954年(昭和29年)3月27日 - 実習室落成。(木造平屋建28坪)
- 1955年(昭和30年)11月21日 - 音楽室落成。
- 1958年(昭和33年)5月31日 - 美術教室落成。(木造平屋建31坪)
- 1960年(昭和35年)3月21日 - 理科教室・家庭科教室完成。(木造平屋建33坪、26坪)
- 1962年(昭和37年)3月25日 - 普通教室完成。(60坪)
- 1963年(昭和38年)9月29日 - 体育館用地819坪買収。
- 1965年(昭和40年)10月6日 - 体育館建設起工式。
- 1966年(昭和41年)3月16日 - 体育館落成。
- 1971年(昭和46年)11月27日 - プール建設起工式。
- 1972年(昭和47年)5月22日 - プール完成。
- 1975年(昭和50年)2月3日 - 校舎改築第一期工事起工式。
- 1975年(昭和50年)10月18日 - 第一期校舎改築落成。(鉄筋校舎 普通教室8)
- 1978年(昭和53年)3月17日 - 体育部室竣工。(6部室)
- 1978年(昭和53年)10月20日 - 第二期校舎改築工事竣工。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 高松市立小中学校全校で3学期制を廃して2学期制を導入[6]。
- 2008年(平成20年) - 体育館を耐震化全面改築。体育館面積が945m2から1172m2に増大。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 高松市立小中学校全校で2学期制を廃して3学期制へ回帰[7]。
- 2019年(平成31年)4月 - 新入生の受け入れを停止。
- 2021年(令和3年)3月31日 - 閉校。74年の歴史に幕を下ろす。
全校生徒数の推移
[編集]鶴尾中学校の生徒数は年々減少しており、特に2000年代はほぼ半減している[8][9][3]。
- 1999年度:204人
- 2000年度:188人(-16人)
- 2001年度:193人(+5人)
- 2002年度:187人(-6人)
- 2003年度:182人(-5人)
- 2004年度:169人(-13人)
- 2005年度:138人(-31人)
- 2006年度:122人(-16人)
- 2007年度:114人(-8人)
- 2008年度:124人(+10人)
- 2009年度:112人(-12人)
- 2010年度:105人(-7人)
- 2011年度:89人(-16人)
- 2012年度:72人(-17人)
- 2013年度:62人(-10人)
- 2014年度:62人(0人)
- 2015年度:63人(+1人)
- 2016年度:59人(- 4人)
- 2017年度:63人(+4人)
- 2018年度:54人(- 9人)[10]
教育目標
[編集]すべての教育活動を通して人権尊重の精神に徹し、幅広い知性と豊かな感性を備え、社会から信頼される人間性豊かな生徒を育成する
- 生徒像
- 意欲的に考え、根気強く学ぶ生徒
- 自らを振り返り、他人を思いやる生徒
- 健康への関心を持ち、規律正しい生活に努める生徒
通学区域
[編集]通学区域は高松市鶴尾地区のほぼ全域[11]。鶴尾小学校の校区と同一である。
- 高松市
- 東ハゼ町
- 西ハゼ町
- 紙町
- 上天神町
- 松並町
- 西春日町
- 田村町
- 勅使町(14番地を除く)
進学前小学校
[編集]通常多くの中学校が複数の小学校区の集合体であるのに対し、当中学校の場合はそのまま小学校からの持ち上がりである。
校区内の主な施設
[編集]- 国道11号高松南バイパス
- 国道32号円座バイパス
- 上天神町交差点、峰山口交差点
- 高松市役所鶴尾出張所
- 高松南郵便局
- 香川高等専門学校(旧高松工業高等専門学校)
- 香川県立香川中部養護学校
- 香川県立高松養護学校
- 県営住宅西春日団地
- 鶴尾神社
- ゆめタウン高松(太田校区との境界部分)
- ウインズ高松
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ 高松市立小・中学校校区一覧(学校名)
- ^ [1]
- ^ a b c “平成26年度版統計表(11 教育・文化(その1))” (エクセル). 高松市 (2015年5月1日). 2015年4月10日閲覧。
- ^ 古田忠弘; 大西正明; 泉川誉夫; 山下淳二 (1999年11月29日). “シリーズ追跡「寒い学校 規制の実情」”. 四国新聞 2010年11月4日閲覧。
- ^ 昭和53年度学校要覧
- ^ “2学期制、全校実施へ-高松市教委”. 四国新聞. (2003年11月28日) 2015年4月10日閲覧。
- ^ “高松市の3学期制が正式決定/幼小中13年度から”. 四国新聞. (2012年2月24日) 2015年4月10日閲覧。
- ^ “平成16年度版統計表(11 教育・文化(その1))” (エクセル). 高松市 (2005年5月1日). 2010年11月4日閲覧。
- ^ “平成22年度版統計表(11 教育・文化(その1))” (エクセル). 高松市 (2011年5月1日). 2011年10月7日閲覧。
- ^ https://www.gaccom.jp/smartphone/schools-34546/students.html
- ^ “高松市立小中学校校区一覧(学校名)” (PDF). 高松市 (2010年5月1日). 2010年11月4日閲覧。
関連項目
[編集]- 隣接する市立中学校