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高松潤一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高松 潤一郎(たかまつ じゅんいちろう、1941年[1] - )は、日本油彩画家

来歴

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北海道小樽出身。1960年東京都立豊島高等学校を卒業し、1964年立教大学理学部数学科を中退。 以後、油彩で幻想絵画を描き続けている。親が早くに死去したため、母親の弟である映画俳優の室田日出男と長く一緒に生活した。

主な展覧会

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  • 1963年 個展 兜屋画廊(銀座)
  • 1968年 個展 青木画廊(銀座)
  • 1971年 朝日新聞社主催・現代の幻想絵画展[2]
  • 1976年 ポスト・コレクション展 東京セントラル美術館(銀座)
  • 1977年 個展 青木画廊(銀座)[注釈 1]
  • 1980年 個展 青木画廊(銀座)
  • 1981年 幻想絵画展 旧西ドイツ私設美術館巡回
  • 1981年 幻視の森展1 東京セントラル絵画館(銀座)
  • 1982年 国際交流基金による幻視者たち展] 旧西ドイツ公立美術館  高橋巌]による推薦文。
  • 1982年 ミニアチュール展1 彩鳳堂画廊(銀座)
  • 1982年 幻視の森展2 東京セントラル絵画館(銀座)
  • 1983年 ミニアチュール展2 彩鳳堂画廊(銀座)
  • 1984年 個展 青木画廊(銀座)[注釈 2][注釈 3]
  • 夢座刊行記念展 中野紅画廊(東京・中野)
  • 1987年 星夜・/施術者たち・詩と原画展 東京堂文化サロン(神田神保町)]
  • 1989年 二人展 青木画廊(銀座)
  • 1994年 人人展 東京都美術館(上野)
  • 2007年 「澁澤龍彦・幻想美術館」展(埼玉県立近代美術館)[3]
  • 2007年 「渋澤龍彦・幻想美術館」展(札幌芸術の森美術館)
  • 2007年 「澁澤龍彦・幻想美術館」展(横須賀美術館)
  • 2008年 「精筆の8人展」 青木画廊(銀座2011年 「死を思え」 折原一コレクション展 文藝春秋画廊(銀座)
  • 2014年 「精筆の画家9人展」 青木画廊(銀座)
  • 2014年 「天球會展」 ギャラリー歩歩琳堂(神戸)
  • 2015年 「巻き貝の見た夢」 青木画廊(銀座)[4][注釈 4]
  • 2015年 「精筆の画家10人展」 青木画廊(銀座)
  • 2017年 「トンドの夢想家達展V・Ⅳ」 Galerie Or・Terre(京橋)
  • 2017年 「一角獣の変身刊行記念展」 青木画廊(銀座)[5]
  • 2017年 「Fantasic Art Exhibition」 ドラード・ギャラリー(早稲田)
  • トンドの夢想家達展 2018年5月 ギャラリー・オルテ-ル

掲載雑誌

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  • 「芸術生活」 澁澤龍彦著 (密室の画家)1968年5月号
  • 「三彩」 山岸信郎著 (展覧会評)1968年8月号[6]
  • 「美術手帳」 高松潤一郎著 (個展の背景 地獄放浪者の告白 - 神秘への傾倒)1968年9月号[7]
  • 「SD」 坂崎乙郎著 (展覧会評)1968年8月号[8]
  • 「芸術新潮」 山崎省三著 (エロスと幻想の画廊)1968年8月号
  • 「みづゑ」 桑原住雄著 (画廊から・展覧会評)1968年8月号[9]
  • 「新婦人」 志賀口雄之介 (不安のおののき)1968年9月号]
  • 「芸術生活」 田中修著 (ボーナスで買える絵画)1970年1月号
  • 「みづゑ」 種村季弘著 (睡眠者の全知)1971年3月号
  • 「芸術新潮」 澁澤龍彦著 (日本現代の幻想絵画展)1971年12月号
  • 「桃源社」 澁澤龍彦著 (澁澤龍彦集成IV)1970年
  • 「週刊ポスト」 瀬木慎一著 (注目の画家17人の裸体画) 1973年3月23日号
  • 「ビッグ・コミック」 (ビッグ・フアンタジック・ギャラリー)1973年
  • 「芸術新潮」 草野守著 (ある異色コレクターの死と開かれたオークション)1975年2月号
  • 「月刊美術」 瀬木慎一著 (今日の精鋭111人) 1976年12月号
  • 「ART・TOP」 ヨシダヨシエ著 (現実と幻想の入りくむ彼方)1977年8月号
  • 「芸術生活」 松永吾一著 (絵と語る・花地獄)1977年11月号
  • 「美術出版社」 近藤正治著 (幻想画の発想と表現) 1978年12月号
  • 「The 骨董」 武笠幸雄著 (マイコレクション・出合い)1981年 第4集
  • 「ユリイカ」 澁澤孝輔著 (施術者たちに題す)1983年12月臨時増刊号]
  • 「週刊ポスト」 瀬木慎一著 (ポスト・コレクション) 1984年5月4日号
  • 「版画芸術」 高松潤一郎著 (版画邑通信) 1984年11月号[10]
  • 「夜想」 (幻想の扉) 1986年10月、19号
  • 「緑書房」 由良君美著 (文化のモザイック)1989年9月15日
  • 詩集 沈黙の音楽 相澤啓三 深夜叢書 1990年 この中のオニキス賛]に載っています。
  • 「河出書房新社」 澁澤龍彦著 (天使たちの饗宴)2003年5月30日
  • 「平凡社」 巌谷國士 (渋澤龍彦・幻想美術館)2007年4月12日
  • 「風涛社」 一角獣の変身Ⅱ 編/青木画廊2017年5月31日
  • Art Collectors 5月号 2018年5月25日 生活の友社

画集・版画集

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  • 「エロチック・アート」 福田和彦著 (日本芸術出版社)1983年
  • 「幻想の裸婦」 福田和彦著 (河出書房新社)1986年
  • 「夢座」 (中野紅画廊による版画集)1986年
  • 「世紀末の黙示碌」 (毎日新聞社)1987年
  • 「星夜・施術者たち」 澁澤孝輔著 (思潮社)1987年
  • 「ドラード・ギャラリー」 画集2017年
  • 一角獣の変身Ⅱ 風濤社 2017年

カタログ

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  • 「東美青昭会」1969年 - 1977年(隔年で4冊)
  • 「現代の幻想絵画展」 (朝日新聞社)1971年11月
  • 「幻視者たち」(国際交流基金)1982年
  • 「幻視の森展」(東京セントラル絵画館)1982年
  • 「一角獣の変身」 (青木画郎)1986年
  • The Art Works VOL,28 [Dorad Gallery] 2017年

その他

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  • 「詩集ノア・ノヴァ」(自家版)1963年
  • 「朝日新聞」(対照的な幻想表現)]1968年6月26日(夕刊)
  • 「読売新聞」(シュールの幻想世界)]1968年6月28日(夕刊)
  • 「読売新聞」(夕刊挿絵)1968年7月4日 - 25日
  • 「毎日新聞」(幻視の森展)1982年2月23日(夕刊)
  • 「八雲が殺した」(赤江瀑の挿画)1984年[11]
  • 「毎日新聞」 (詩人と画家の対話です)1987年11月10日(夕刊)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 高松潤一郎|作家紹介-青木画廊[Aoki Gallery]
  2. ^ 現代の幻想絵画展 朝日新聞社 図録”. 古本斑猫軒. 2018年1月5日閲覧。
  3. ^ 2007年4月7日 - 5月20日「澁澤龍彦・幻想美術館」展 - 埼玉県立近代美術館 - The Museum of Modern Art, Saitama”. 埼玉県立近代美術館. 2018年1月5日閲覧。
  4. ^ 高松潤一郞展-「巻き貝の夢」”. 青木画廊. 2018年1月5日閲覧。
  5. ^ schedule: 2017年 - 青木画廊 - AokiGallery -”. 青木画廊. 2018年1月5日閲覧。
  6. ^ 三彩 (三彩社): 1968-08 - 書誌詳細 - 国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. pp. 82-92. 2018年1月5日閲覧。
  7. ^ 美術手帖 : monthly art magazine (美術出版社): 1968-09 - 書誌詳細 - 国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. pp. 138-143. 2018年1月5日閲覧。
  8. ^ SD : Space design : スペースデザイン (鹿島出版会): 1968-08 - 書誌詳細 - 国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. 2018年1月5日閲覧。
  9. ^ 画廊から--小原稔展,榎戸真喜展,高松潤一郎展,近藤直行展 : 1968-08-00 - 書誌詳細 - 国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. pp. 84-88. 2018年1月5日閲覧。
  10. ^ 版画芸術 (阿部出版): 1984-11 - 書誌詳細 - 国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. pp. 98-99. 2018年1月5日閲覧。
  11. ^ 八雲が殺した 赤江瀑 文藝春秋社 装画 : 高松潤一郎”. 古書・古本マルジナリア. 2018年1月5日閲覧。

外部リンク

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