高橋忠治
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高橋 宏幸(たかはし ひろゆき、1923年 - 2010年)は、日本の児童文学者、挿絵画家。
日本児童文芸家協会理事長、日本児童文芸家協会顧問、産経児童出版文化賞選考委員を務め、実作指導も行った。 郷里の由利本荘市では高橋宏幸賞を設け、ウェブサイト上に美術館が開かれている。
略歴
[編集]秋田県由利本荘市東由利老方に生まれる。旧下郷村立老方小学校、旧制秋田中学校(現秋田高校)卒業。在校中、全国中等柔道大会で準優勝。柔道は講道館五段。旧秋田鉱山学校(現秋田大学工学資源学部)卒業後、入隊。1943年から1945年にかけ満州・千島に転戦。
1946年小峰書店取締役初代編集長。退任後、日本初の出版プロダクションを設立。1972年「チロヌップのきつね」を機に作家となる。
1990年の「オオカミ王ぎん星」で日本児童文芸家協会賞受賞。
著書
[編集]- 『あぶないよちょっぴい しんごうはあお』(金の星社、きんのほしストーリー絵本) 1970
- 『チロヌップのきつね』(金の星社) 1972、のちフォア文庫
- 『かばのこブーブ』(小峰書店、こみねこどものほん) 1974
- 『ぼくのしっぽはパラシユート』(金の星社、きんのほしストーリー絵本) 1974
- 『そらにのぼったかさや』(岩崎書店、母と子の絵本) 1975
- 『おばこふき』(小峰書店、こみね創作えほん) 1976.3
- 『八郎太』(岩崎書店、母と子の絵本シリーズ) 1976.2
- 『しろくろぐま』(講談社) 1976.11
- 『おさるのタンタン』(金の星社、どうぶつえほん) 1977.5
- 『かいぶつトコトコ』(金の星社、どうぶつえほん) 1977.5
- 『マルーラはまほうのき』(金の星社、どうぶつえほん) 1977.3
- 『アイスととりかえっこ』(小峰書店、けんちゃんえほん) 1977.12
- 『えほんからとびだせ』(小峰書店、けんちゃんえほん) 1977.12
- 『ふしぎなふしぎなみずたまり』(小峰書店、けんちゃんえほん) 1977.12
- 『ぞうくんのみつけたしごと』(岩崎書店、ファミリーえほん) 1978.6
- 『ちいさなたんぽぽさん』(秋書房) 1978.12
- 『まぼろしの大しか』(金の星社、新しいえほん) 1978.12
- 『動物の国の民話』(佑学社、世界の民話シリーズ) 1979.2
- 『まいごのゴンベ』(岩崎書店、ファミリーえほん) 1979.6
- 『七いろの雪』(岩崎書店、新・創作絵本) 1980.2
- 『おつきさんのめだまやき』(岩崎書店、ピチピチえほん) 1980.3
- 『イルカのピーター・パン』(太平出版社、太平けっさく童話) 1980.5
- 『いぬぼえの森』(コーキ出版) 1980.11
- 『おしっこおばけ』(岩崎書店、ピチピチえほん) 1981.1
- 『あけてみようよ』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1981.7
- 『だあれかな?』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1981.7
- 『だいすきなママ』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1981.7
- 『のってみたいな』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1981.7
- 『みつけたみつけた』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1981.7
- 『かしこい母さんギツネ』(太平出版社、ひろゆきおはなし動物記) 1981.8
- 『三びきのイイズナ』(太平出版社、ひろゆきおはなし動物記) 1981.8
- 『かわいいおばけのモモンガ』(太平出版社、ひろゆきおはなし動物記) 1981.11
- 『とんまでりこうなたぬき』(太平出版社、ひろゆきおはなし動物記) 1982.2
- 『いいかおどんなかお』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1982.7
- 『さあどうなるか?』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1982.7
- 『できるかなできるかな』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1982.7
- 『なにがあるかな』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1982.7
- 『のりものごーごー』(岩崎書店、いわさきベビーブックス) 1982.7
- 『ひみつのチャンネル』(PHP研究所、こころの幼年童話) 1982.12
- 『ぼく、UFOにのったよ』(佑学社) 1983.3
- 『クイズ からだのなかのだいじなとこは?』(岩崎書店、二どひらくクイズ絵本) 1983.7
- 『クイズ なんのおと?』(岩崎書店、二どひらくクイズ絵本) 1983.7
- 『クイズ なんのかげ?』(岩崎書店、二どひらくクイズ絵本) 1983.7
- 『チロヌップのにじ』(金の星社) 1983.11
- 『きかんしゃきゅうべえ』(ポプラ社、絵本・おはなしのひろば) 1984.8
- 『燃えろあかつきの星 柔道の発展につくした男たち』(PHP研究所、PHPこころのノンフィクション) 1984.5
- 『いぬぼえとうげ』(PHP研究所、PHPのえほん) 1984.10
- 『おなじでもちがうことば』(ポプラ社、えあわせえほん) 1985.5
- 『おはなしあいうえお』(ポプラ社、えあわせえほん) 1985.5
- 『にていてもちがうことば』(ポプラ社、えあわせえほん) 1985.5
- 『したからよんでもおんなじ』(ポプラ社、えあわせえほん) 1985.6
- 『はんたいことば』(ポプラ社、えあわせえほん) 1985.6
- 『チロヌップの子さくら』(金の星社) 1986.6
- 『高橋宏幸の手づくり絵本の入門』(明治図書出版、シリーズ・集まれ!子どもの広場) 1986.8
- 『ぷるるるるももんが』(佼成出版社) 1986.11
- 『たぬきのタンタ きゅうきゅうしゃにのる』(岩崎書店、えほん・おもしろランド) 1989.2
- 『マンモス少年ヤム』(小峰書店、ロマン絵物語 1) 1990.5
- 『ローランの王女』(小峰書店、ロマン絵物語 2) 1990.6
- 『オオカミ王ぎん星』(小峰書店、ロマン絵物語 3) 1990.7
- 『ヤマトタケル』(ひくまの出版、新しい日本の伝記) 1991.2
- 『源頼朝』(ひくまの出版、新しい日本の伝記) 1991.4
- 『ベートーベン 運命への挑戦』(音楽之友社、ジュニア音楽ブックス) 1992.10
- 「こわさ120%超怪談!!」全10巻(神戸淳吉共著、ポプラ社) 1993 - 1994
- 『百面相でオバケたいじの巻』
- 『うたうガイコツの巻』
- 『おどるバケネコの巻』
- 『なぞなぞをするオバケの巻』
- 『死んでも生きている女の巻』
- 『夜わらうガイコツの巻』
- 『ユーレイが呼んでいるの巻』
- 『地の底のオバケの国の巻』
- 『幽霊からとどいた手紙の巻』
- 『ネコ1000びきでオバケたいじの巻』
- 『はじめての総理大臣 - 伊藤博文』(小西正保共著、岩崎書店、伝記・人間にまなぼう) 1993.4
- 『日本の怪奇伝説博物館』(くもん出版、ミステリーファイル) 1996.9
- 『世界でたった一冊の絵本づくり』(日本貿易出版社) 2002
- 『いそげいそげ』(新風舎) 2004.11
- 『兵隊エレジー』(新風舎) 2005.2
- 『氷の海に8時間 ある兵士の死とのたたかい』(PHP研究所、PHPにこにこえほん) 2005.7
- 『タイムスリップ』(明石書店) 2006.10