高田純 (脚本家)
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高田 純(たかだ じゅん、1947年12月11日[1] - 2011年4月21日)は、日本の脚本家、映画評論家。
別名義に「たかい すみひこ」がある。
人物
[編集]父親は広島市で爆心地から2キロで被爆しており[2]、被爆2世として出生。本人曰く、親の一族は大半が教師という「教員一族」[1]。
大学入学後に任侠映画を多く見まくっていたということで、その後も「任侠映画を語らせたら日本で五本の指に入る」ほどの自信があるとも語っている[1]。大学在学中には落語研究会に所属[1]、その後同会の先輩でもある松原敏春に弟子入りし[1]、『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』(日本テレビ)などのコント番組のギャグなどを手掛ける[1]。卒業後はスポーツニッポン、週刊プレイボーイ、週刊朝日などで、東映実録路線、日活ロマンポルノ等を中心に映画批評を担当、若手映画評論家として注目を浴びる[1]。
その映画論評が当時の日活プロデューサー・伊地智啓の目に留まったことで誘われ[1]、1973年に『必殺色仕掛け』(日活)で脚本家デビュー[1]。その後はシナリオライターに転じ、劇場作品やサスペンスドラマを中心に活動した。趣味はロールプレイングゲームであり、特に『ドラゴンクエスト』シリーズの大ファンだったという。
主な作品
[編集]映画
[編集]- 必殺色仕掛け(1973年)
- 卓のチョンチョン(1974年)
- 安藤昇のわが逃亡とSEXの記録(1976年)
- 河内のオッサンの唄(1976年)
- 餌食(1979年)
- スーパーGUNレディ ワニ分署(1979年)
- ダンプ渡り鳥(1981年)
- ピンクのカーテン(1982年)
- いつか誰かが殺される(1984年)
- 恋文(1985年)
- 離婚しない女(1986年)
- メロドラマ(1988年)
- BEST GUY(1990年)
- 魚からダイオキシン!!(1992年) - 原作
- 人間交差点 不良(1993年)
- JOKER 疫病神(1998年)
テレビドラマ
[編集]- 華麗なる刑事(CX)
- 大激闘マッドポリス'80(NTV)
- 特命刑事(NTV)
- キャンパス・アクション 探偵同盟(CX)
- プロハンター(NTV)
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 狙われた美人キャスター
- 知りすぎた女
- 星座伝説殺人事件 すばる星団が月に隠れる夜
- 殺意の団欒
- 危険な乗客
- 直子センセの診察日記(CBC)
- 金曜エンタテインメント(CX)
- カーテンデザイナー・春川さくら 月下美人の殺意
- 愛のことば(THK)
- 母の告白(THK)
- 女と愛とミステリー(TX)
- ミイラが呼んでいる
- 永遠の君へ(THK)
- 月曜ミステリー劇場(TBS)
- 警視庁三係・吉敷竹史シリーズ
- 横浜本牧殺人ファイル・白磁の肌を持つ女(2000年7月17日放送)
- 熱血ニセ家族(CBC)
テレビアニメ
[編集]- アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険(NHK)
バラエティ番組
[編集]- 巨泉×前武ゲバゲバ90分!(NTV)