高畠定吉
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高畠 定吉(たかばたけ さだよし、天文5年(1536年) - 慶長8年1月3日(1603年2月13日))は安土桃山時代の武将。高畠吉光の子で、高畠定良の兄。石見守。通称は孫十郎。尾張の出身で、前田利家に仕え戦績を重ねた。利家の妹津世姫(長久院)を夫人に迎えている。
七尾城、加賀劔、越中宮崎城などの守将を務め、利家股肱の臣の一人として北陸攻略、鎮定に寄与した。荒子七人衆、越前府中二十一人衆に名を連ねている。利家の死後は息子の前田利長に仕え、関ヶ原の戦いの際には金沢城の留守を任されている。1602年に致仕し、剃髪して京都に隠棲した。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 歴史群像シリーズ『前田利家』、128 - 129頁。ISBN 4-05-602639-4。
- 『金沢市の寺社文化財 : 仏画・肖像画を中心に』,石川県美術館,1977年. 国立国会図書館デジタルコレクション