高輪プリンスホテル貴賓館
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高輪プリンスホテル貴賓館(たかなわプリンスホテルきひんかん)は、旧宮家竹田宮の邸宅として、1911年竣工のネオ・バロック様式の宮殿建築。グランドプリンスホテル高輪の隣に佇む。
概要
[編集]外観
[編集]- フランスルネサンス様式が取り入れられ、正面にフランス風マンサード屋根とドーマ窓が、当時の豪華な雰囲気を残す。
内部
[編集]- 1階玄関ホール両脇には左右対称に2部屋が配置され、当時はともに浴室が付属し、ゲストの居室として利用された。廊下を挟み庭園側には、大理石の暖炉や豪華な装飾の「鳳凰の間」がある。
- 2階の御座所と御寝室もフランス風の豪華な装飾が残る。
参考文献
[編集]- 小沢朝江『明治の皇室建築 国家が求めた〈和風〉像』 吉川弘文館 歴史文化ライブラリー、2008年11月