魂の叫び (ローラ・ニーロのアルバム)
『魂の叫び』 | ||||
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ローラ・ニーロ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1970年5月、ニューヨーク市 | |||
ジャンル | ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | ||||
ローラ・ニーロ アルバム 年表 | ||||
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『魂の叫び』収録のシングル | ||||
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『魂の叫び』(Christmas and the Beads of Sweat)は、ニューヨーク出身のシンガー、ソングライター、ピアニストであるローラ・ニーロによる4枚目のアルバム。このアルバムは、1970年の初夏にプロデューサーのフェリックス・キャヴァリエとアリフ・マーディンとともに録音した後に、同年11月、コロムビア・レコードのレーベルでリリースされた。ニーロは製作の手綱を二人に手渡したが、依然としてプロジェクトを管理し、共同で編曲を行った。
このアルバムは、『イーライと13番目の懺悔』(1968)および『ニューヨーク・テンダベリー』(1969)とからなるローラ・ニーロ三部作の最終章である。音楽的には、このアルバムは2つの架け橋であり、『イーライ…』のより明るく楽しいトーンと、ダークで官能的でピアノ主体の『テンダベリー』との間でバランスを取っている。
サイド1ではマッスルショールズリズムセクションの存在によって、アルバムはよりやさしく、ロックにインスパイアされたサウンドとなっているが、ニーロの刺激的な歌詞と不機嫌なピアノ演奏によって相殺されている。ニーロはこの頃までにソングライターとしての高い評判を築いており、このアルバムで "Beads of Sweat" をドライブするギターソロを追加するデュアン・オールマンと、サイド2にハープを追加するアリス・コルトレーンをフィーチャーしている。
ニーロのソングライターとしての人気に支えられたこのアルバムは、ポップアルバムチャートとして知られるビルボード200の51位を最高に、商業的には2番目に成功したアルバムになった。また、このアルバムにはニーロ唯一のシングルヒットとなったジェリー・ゴフィン/キャロル・キングの「アップ・オン・ザ・ルーフ」のカバーが収められており、ビルボード・ホット100において92位となった。
トラックリスト
[編集]特に記載のない限り、全ての楽曲はローラ・ニーロによる作詞作曲
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「褐色の大地 (Brown Earth)」 | |
2. | 「私がフリーポートならあなたはメイン・ドラッグ (When I Was a Freeport and You Were the Main Drag)」 | |
3. | 「ブラックパッチ (Blackpatch)」 | |
4. | 「汽車に乗って (Been on a Train)」 | |
5. | 「屋根の上で (Up on the Roof)」(ジェリー・ゴフィン、キャロル・キング) |
# | タイトル | 時間 |
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6. | 「支那ちょうちんのある二階部屋 (Upstairs by a Chinese Lamp)」 | |
7. | 「宝への地図 (Map to the Treasure)」 | |
8. | 「汗のしずく (Beads of Sweat)」 | |
9. | 「わが心のクリスマス (Christmas in My Soul)」 |
パーソネル
[編集]- ローラ・ニーロ – ピアノ、ボーカル、編曲
- サイド1の追加ミュージシャン
- バリー・ベケット – ビブラフォン
- フェリックス・キャヴァリエ – オルガン、ベル、プロデューサー
- ロジャー・ホーキンス – ドラムス
- エディ・ヒントン – エレクトリック・ギター
- デビッド・フッド – ベース
- ジャック・ジェニングス – パーカッション
- スチュアート・シャーフ – アコースティック・ギター
- 他のミュージシャン
アルバムには以下のミュージシャンがクレジットされているが、どのトラックで演奏したのかは明示されて居ない。
- デュアン・オールマン – ギター
- リチャード・デイビス – ベース
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脚注
[編集]Michele Kortよる伝記Soul Picnic:The Music and Passion of Laura Nyro ( ISBN 0-312-20941-X )