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魚津ショッピングスクエア サンプラザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
魚津ショッピングスクエア サンプラザ
地図
地図
店舗概要
所在地 937-0051
富山県魚津市駅前新町5-30
座標 北緯36度49分23.8秒 東経137度24分20.8秒 / 北緯36.823278度 東経137.405778度 / 36.823278; 137.405778 (魚津ショッピングスクエア サンプラザ)座標: 北緯36度49分23.8秒 東経137度24分20.8秒 / 北緯36.823278度 東経137.405778度 / 36.823278; 137.405778 (魚津ショッピングスクエア サンプラザ)
開業日 1975年(昭和50年)5月23日
正式名称 魚津ショッピングスクエア サンプラザ
施設管理者 魚津興産(澤田グループ傘下)
敷地面積 11,609 m²
営業時間 10:00(土日祝のみ9:30) - 20:00
駐車台数 700台
外部リンク 公式ウェブサイト
澤田グループ
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魚津ショッピングスクエア サンプラザ(うおづショッピングスクエア サンプラザ)は富山県魚津市駅前新町にある、澤田グループ傘下の魚津興産が経営するショッピングセンター。鉄骨造り3階建て(一部4階建て)である[1]魚津ショッピングスクエアー サンプラザ(うおづショッピングスクエアー サンプラザ)と表記される場合もある。

概要

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1970年代の大手量販店の多店化による魚津市内への進出を見込んで、「くみあいマーケット」の将来に対応する為に建設された[2]。 農協がディベロパーである商業施設の成功事例としては、福井県三方郡三方町(現・三方上中郡若狭町)の『レピア』、島根県出雲市の農協『ラピア』(1994年当時は日本一のAコープであった)、広島県広島市のコムズ安佐パークなどそう多くなかった[3]

来歴

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  • 1973年昭和48年)12月12日 - 魚津市農業協同組合全額出資の『株式会社魚津興産』設立[4][2]
  • 1974年(昭和49年)
    • 1月 - 名称が公募により『サンプラザ』と決定[2]
    • 6月 - 日本カーバイド工業株式会社の記念社宅跡地の空き地にて着工[2]
  • 1975年(昭和50年)5月23日 - オープン。敷地面積は11,609㎡、店舗は鉄骨3階建て一部4階建てで売場面積は9,039㎡、テナント数40、駐車場の駐車台数300台、総工費は20億円。魚津市農業協同組合全額出資の、株式会社魚津興産が経営を行う。魚津市農業協同組合合併10周年を記念して開業したもので、魚津市および新川地域の商業経済の発展に資することが目的であった。当時は売り場面積・駐車場・売り上げも新川地区最大であった[5][6][7][8]
  • 1986年(昭和61年)
    • 1月 - 増築工事着工[4]
    • 6月3日 - 全天候型立体駐車場、最新のニューメディア設備を整えた複合施設としてリニューアルオープン[9][6]
  • 1990年平成2年)11月 - ポイントカート『ソシアス』発行開始[4]
  • 1995年(平成7年)7月7日 - リニューアルオープン。店舗数が11店増の62店舗となり、文苑堂書店が入店した[10]
  • 2003年(平成15年)12月 - 魚津興産に対する「信用供与限度額超過違反」解消のため、魚津興産本館建物を農協が所得[11]
  • 2005年(平成17年)9月3日 - 魚津興産をノースランド(澤田グループ)へ譲渡する件などが魚津市農業協同組合の臨時総代会で可決[12]。同年12月に譲渡完了[13]。それを機に翌2006年2月に1階の食料品売り場のテナントが大阪屋ショップとなり[4]、翌年3月から1階のJAサンプラザ支店跡に理容店『トップII』3階に『アメリカ輸入古着屋 キャンディ』が入居した[6]
  • 2023年令和5年)6月1日 - エスプールグローカルの全国20番目、富山県内初拠点となる『BPOセンター魚津』が魚津市の委託を受けサンプラザ内にて業務開始。同年6月9日に開所式[14]

主なテナント

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現在のテナントについては、公式ホームページの店舗ガイドを参照。

1階
2階
  • アメリカ輸入古着屋 キャンディ[6]
3階
過去のテナント
  • くみあいマーケット[15]Aコープ(1階)[6]
  • ミスタードーナツ(1階)[16]
  • エフティ(トーカマート、2階)[6]
  • 米三(3階[6]1995年5月の契約更新時を以て撤退[17]
  • しまや(3階)[6]
  • サンプラザ日用品[16]
  • サンプラザくみあい電化(サンプラザ電化店)[16](2006年3月15日閉店[18]
  • グリーンレストランサンプラザ(3階)[15]
  • パーフェクト(3階カーコーナー)[19]
  • ゲームコーナー(4階、日東商会運営)[6]
  • サテライトスタジオ[6]北日本放送ラジオで当時、日曜 15:00 - に生放送していた「サンサンミュージック」の収録に使用された[20]
  • 文苑堂書店(1995年7月7日、3階にてオープン[10]2024年5月12日閉店[21]

かつて存在した増床計画

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2005年6月の時点で、3階建てのシアター館(1、2階は駐車場、3階は5スクリーンを有するシネマコンプレックス)、5階建てのリゾート&レジャー館(温泉を併設)を新たに建設し、『ランドマーク・サンプラザ』(仮称)という名称で翌2006年春にリニューアルオープンするという計画が存在していた[22]が、結局建設されなかった。

交通アクセス

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あいの風とやま鉄道魚津駅から徒歩4分[23]

脚注

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  1. ^ 『北日本新聞』1995年7月6日付朝刊8面『新装工事完成 魚津サンプラザ 店舗数62に』より。
  2. ^ a b c d 『魚津市史 続巻 現代編』(2012年3月31日、魚津市教育委員会発行)238ページ
  3. ^ 『The Commerocal Spaces 富山県の商業空間』(1994年6月、財団法人富山県産業情報センター、富山県小売商業支援センター発行)16頁。
  4. ^ a b c d サンプラザ公式HP・会社概要(2019年10月31日閲覧)
  5. ^ 『飛翔 JAうおづ 発足50周年記念誌』(2016年4月1日、魚津市農業協同組合発行)24ページより。
  6. ^ a b c d e f g h i j k 『魚津市史 続巻 現代編』(2012年3月31日、魚津市教育委員会発行)274、275ページより。
  7. ^ 『写真アルバム 新川の昭和』(2012年9月9日、いき出版発行)131ページ
  8. ^ 『北日本新聞』1975年5月24日付朝刊5面『開店へどっと人出 魚津駅前の「サンプラザ」 近くの商店街ひっそり』より。
  9. ^ 『飛翔 JAうおづ 発足50周年記念誌』(2016年4月1日、魚津市農業協同組合発行)28ページより。
  10. ^ a b 『北日本新聞』1995年7月6日付朝刊8面『新装工事完成 魚津サンプラザ 店舗数62に』より。
  11. ^ 『飛翔 JAうおづ 発足50周年記念誌』(2016年4月1日、魚津市農業協同組合発行)51ページより。
  12. ^ 『富山新聞』2005年9月4日付34面『農協会館も売却へ 魚津市農協総代会 サンプラザ譲渡承認』より。
  13. ^ 『飛翔 JAうおづ発足50周年記念誌』(2016年4月1日、魚津市農業協同組合発行)55頁。
  14. ^ 『北陸中日新聞』(富山版)2023年6月10日付朝刊12面『マイナ申請など魚津に代行窓口』より。
  15. ^ a b 『昭和55年 魚津市黒部市住宅明細図No.6(宇奈月町・入善町・朝日町含む)』(1980年10月5日、刊広社発行)27ページ。
  16. ^ a b c 『魚津市・黒部市・下新川郡 住宅明細図』(昭和六十三年版、刊広社発行)240ページ。
  17. ^ 『北日本新聞』1994年9月30日付朝刊16面『魚津サンプラザ 大型SCに対抗 全面改装へ 来年7月 集客力アップ狙い』より。
  18. ^ 『飛翔 JAうおづ発足50年記念誌』(2016年4月1日、魚津市農業協同組合発行)56ページ。
  19. ^ 『北日本新聞』1979年3月23日付朝刊19面広告より。
  20. ^ 『The Commercial Spaces 富山県の商業空間』(1994年6月、財団法人富山県産業情報センター、富山県小売商業支援センター発行)17頁。
  21. ^ 『北日本新聞』2024年5月14日付26面『文苑堂野村店 来月閉店 魚津店営業終了 ネット通販で客足減』より。
  22. ^ 『北日本新聞』2005年6月3日付朝刊4面社説『サンプラザ再生に期待 魚津駅前活性化』より。
  23. ^ サンプラザ公式HP・アクセスマップ(2019年10月31日閲覧)

外部リンク

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