鳥井信宏
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とりい のぶひろ 鳥井 信宏 | |
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生誕 |
1966年3月10日(58歳) 日本 大阪府 |
出身校 |
慶應義塾大学経済学部 ブランダイス大学大学院修了 |
職業 | 実業家 |
親 | 鳥井信一郎(父:サントリー第3代社長) |
親戚 |
鳥井信治郎(曽祖父:サントリー創業者・初代社長) 小林一三(曽祖父:阪急電鉄第3代社長) 佐治敬三(大叔父:サントリー第2代社長) 鳥井道夫(大叔父:サントリー名誉会長) 佐治信忠(従叔父:サントリー第4代社長) 鳥井信吾(従叔父:サントリーホールディングス副会長) |
鳥井 信宏(とりい のぶひろ、1966年〈昭和41年〉3月10日 - )は、日本の実業家。サントリーホールディングス創業者・鳥井家本家の鳥井信一郎の長男で鳥井信治郎の曾孫にあたり[1]、サントリーホールディングス代表取締役副社長最高執行責任者及びサントリー代表取締役社長を務める。
略歴・人物
[編集]大阪府出身。日本興業銀行を経て、1997年(平成9年)サントリー入社。
「ザ・プレミアム・モルツ」の戦略部長として、モンドセレクションの最高金賞を3年連続で受賞させる。2009年には欧州の清涼飲料メーカーであるオランジーナ・シュウェップス社を33億ドルで買収、サントリーの持ち株会社体制への移行に伴い、2009年4月にサントリーHDの執行役員、常務、専務を歴任後、サントリー食品インターナショナルの社長に就任[2]。2016年に退社してサントリーホールディングス代表取締役副社長となった[3]。
非上場のサントリーでは、創業者・鳥井信治郎の次男で母方の姓を継いだ佐治敬三が2代目社長に就任し、創業者一族の鳥井家と佐治家の直系が交代して社長を4代務めており、産経新聞によると、「信宏氏がいずれ(サントリーホールディングスの)社長に就任することは、誰もが認める既定路線」という[4]。
年譜
[編集]- 1981年(昭和56年) - 大阪教育大学附属池田中学校卒業[5]
- 1984年 - 大阪教育大学附属高等学校池田校舎卒業
- 1989年(平成元年) - 慶應義塾大学経済学部卒業
- 1991年 - 米国・ブランダイス大学国際経済・金融学修士課程修了。日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)入行
- 1997年 - サントリー入社
- 2002年 - 大阪支社長
- 2003年 - 東海北陸営業本部長
- 2005年 - 営業統括本部部長
- 2006年 - 同本部長兼ビール事業部プレミアム戦略部長
- 2007年 - 取締役
- 2009年 - サントリーホールディングス執行役員
- 2010年 - 常務
- 2011年 - 専務を経て、サントリー食品インターナショナル社長
- 2017年 - サントリーホールディングス代表取締役副社長[6]、サントリーBWS代表取締役社長[7]
- 2022年 - サントリー代表取締役社長[8][9]
- 2024年 - サントリーホールディングス代表取締役副社長COO[10]
脚注
[編集]- ^ 【経済インサイド】サントリー、“大政奉還”まだ早い?創業家出身の51歳副社長に課されたハードルとは - 産経新聞2018年(平成30年)1月31日
- ^ サントリー、波紋呼ぶ「次期社長は創業家以外も」発言の真相と行方~カギは大型M&A
- ^ 「サントリーHD副社長に鳥井信宏氏 中長期戦略担う」日本経済新聞2015/12/10 20:05
- ^ 【経済インサイド】サントリー、“大政奉還”まだ早い?創業家出身の51歳副社長に課されたハードルとは - 産経新聞2018年1月31日
- ^ 附属池田中学校同窓会「皐城会」同窓会報11号2012年(平成24年)
- ^ [1] - 日本経済新聞
- ^ 新会社「BWS」社長に創業家の鳥井信宏氏 - 毎日新聞2017年1月24日
- ^ サントリー株式会社
- ^ 新会社サントリーの社長に創業家の鳥井信宏氏朝日新聞デジタル2022年5月25日 20時00分
- ^ 人事、サントリーホールディングス 2023年12月13日 16:10日本経済新聞
外部リンク
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