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鳥原公二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鳥原 公二
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 宮崎県宮崎市
生年月日 (1954-08-29) 1954年8月29日(70歳)
身長
体重
178 cm
72 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1977年 ドラフト5位
初出場 1978年6月8日
最終出場 1986年5月10日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

鳥原 公二(とりはら こうじ、1954年8月29日 - )は、宮崎県宮崎市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

来歴・人物

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宮崎商業高から、社会人野球東洋紡岩国に進んだが入社4年目に野球部が解散となったため、日立製作所に移籍。

1977年プロ野球ドラフト会議ヤクルトスワローズから5位指名を受け入団。

1978年は敗戦処理で3試合に登板。プロ初めてのアウトは王貞治からだった。

1980年、10月23日の大洋戦で先発登板の予定だったが、その前日10月22日の広島戦(広島)の9回裏、3-3の同点の場面で急遽登板して2イニングを無失点に抑えると、10回表に味方が勝ち越してプロ初勝利をあげた。

1982年は中継ぎで好投し、自己最多の21試合に登板。一時は抑えを任され、3セーブを記録している。

1986年限りで現役を引退。現役最後の試合となった1986年5月10日の阪神戦(長崎)でプロ初安打と初盗塁を記録している。

引退後は、ヤクルトに残りスカウトなどを経て、スカウトグループチーフをしていた[1]

2016年11月2日に退団[2]

2020年に初めてとなる著書を出版し、反響を呼んだ[3][4]

サイドスローで両コーナーを巧みに投げ分ける技巧派タイプで、ストレート、カーブ、シュート、スライダー、シンカーを武器とした。

詳細情報

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年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
1978 ヤクルト 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 22 4.0 6 2 3 0 1 3 0 0 6 5 11.25 2.25
1979 6 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 42 10.0 10 2 5 0 0 1 0 0 5 5 4.50 1.50
1980 10 0 0 0 0 1 0 0 -- 1.000 90 21.1 18 1 9 1 2 11 0 0 6 6 2.57 1.27
1981 4 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 33 6.1 7 2 9 0 0 4 0 0 8 8 12.00 2.53
1982 21 1 0 0 0 1 2 3 -- .333 160 40.1 38 6 10 1 1 12 0 0 15 14 3.15 1.19
1983 9 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 48 11.0 15 2 2 0 0 3 0 0 7 7 5.73 1.55
1984 17 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 103 24.0 29 3 8 2 1 8 1 0 12 12 4.50 1.54
1985 11 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 100 22.1 28 2 9 0 1 11 0 0 11 8 3.22 1.66
1986 1 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 17 3.0 4 1 3 0 0 0 0 0 6 0 0.00 2.33
通算:9年 82 1 0 0 0 2 4 3 -- .333 615 142.1 155 21 58 4 6 53 1 0 76 65 4.11 1.50

記録

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投手記録
打撃記録

背番号

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  • 33 (1978年 - 1986年)

著書

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  • プロ野球スカウトの裏話(2020年8月25日発行、編集:産経新聞社夕刊フジ、舵社、発行:舵社)

脚注

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  1. ^ 週刊ベースボール2014年3月24日号 P21
  2. ^ ヤクルト鳥原チーフスカウト、八重樫スカウトら退団 - プロ野球ニュース : nikkansports.com 2016年11月2日
  3. ^ 【元ヤクルトチーフスカウト鳥原公二の“トリ物帖”】今年の目玉は早大・早川隆久投手、課題は内角攻めの勇気 ドラフト1位候補総見”. zakzak (2020年10月21日). 2021年5月26日閲覧。
  4. ^ “スカウトの裏話満載 ヤクルト元投手鳥原さん本出版”. (2020年8月25日) 

関連項目

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外部リンク

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