鳩間港
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鳩間港 | |
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鳩間港(2010年) | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町 |
詳細 | |
開港 | 1972年5月15日[1] |
管理者 | 沖縄県 |
種類 | 地方港湾 |
面積 | 17ha[1] |
係留施設数 | 4[2] |
桟橋数 | 1[2] |
統計 | |
統計年度 | 2015年 |
発着数 | 964隻/24,953総トン(入港船舶)[3] |
貨物取扱量 | 710トン[3] |
旅客数 | 10,544人(乗降人員)[3] |
公式サイト | 鳩間港 (PDF) |
鳩間港(はとまこう)は、沖縄県八重山郡竹富町の鳩間島にある地方港湾である。港湾管理者は沖縄県[1]。統計法に基づく港湾調査規則では乙種港湾に分類されている[4]。
概要
[編集]鳩間島の南側に位置する。石垣島の石垣港や西表島の上原港との間に旅客船(高速船)が就航しているほか、定期貨客船(フェリー)や地元の小型船もこの港を利用している。島外との交通手段が実質的に船舶に限られる鳩間島において、住民にとっては生活上必要不可欠な生活港湾であり、観光客にとっては唯一の玄関口である。また、鳩間島の周辺海域はダイビングスポットとなっており、石垣島や西表島等からのダイビング船が休憩のために訪れる[5]。
沿革
[編集]- 1929年(昭和4年)12月 - 石垣島との間に定期船海徳丸が就航[6]。
- 1972年(昭和47年)5月15日 - 本土復帰に伴い地方港湾に指定[5]。
- 2006年(平成18年)4月 - 安栄観光の定期旅客船(高速船)が就航[7][注 1]。
- 2007年(平成19年)4月 - 八重山観光フェリーの定期旅客船(高速船)が就航。
- 2007年(平成19年)5月 - 石垣島ドリーム観光の貨客船(高速フェリー)が就航[8]。
- 2008年(平成20年)5月 - 旅客待合所「いとま浜ターミナル」の供用開始[9]。
- 2009年(平成21年)4月21日 - 鳩間港浮桟橋待合所落成セレモニー[9][10]。
施設
[編集]- 係留施設[2]
- 物揚場 (-3.5m) - 65m(最大対象船舶 200総トン)
- 物揚場 (-3.0m) - 60m(最大対象船舶 100総トン)
- 船揚場 - 60m
- 浮桟橋 - 1基(全長35m、幅10m[9])(最大対象船舶 74総トン)
- 旅客待合所「いとま浜ターミナル」 - 延床面積127m2[9]
定期航路
[編集]八重山観光フェリー、安栄観光の2社が、石垣島の石垣港(一部は西表島の上原港経由)との間で旅客船・貨客船の定期航路を運航している。
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 旅客船(高速船)の就航前は、安栄観光及び八重山観光フェリーの貨客船が週数便就航していた。
出典
[編集]- ^ a b c 港湾管理者一覧表 (PDF) 国土交通省港湾局、2017年4月1日
- ^ a b c 八重山要覧 平成28年度版 第3章 交通・通信 (PDF) 沖縄県八重山事務所、2017年8月
- ^ a b c 港湾統計(年報)平成27年 国土交通省
- ^ 港湾調査規則 e-Gov
- ^ a b 鳩間港 (PDF) 沖縄県土木建築部港湾課
- ^ 大城肇「基調講演『鳩間島の過去と未来』」 竹富町史だより第39号 (PDF) 竹富町
- ^ 堀本雅章「[研究ノート]竹富町鳩間島における島民意識と観光の特色」 沖縄地理 no.13 p.49 -60、2013年6月25日、沖縄地理学会
- ^ 鳩間港でミニコンサート 募金を公民館運営費に 八重山毎日新聞、2007年7月27日
- ^ a b c d 安全で快適な利用可能に 鳩間港 八重山毎日新聞、2009年4月22日
- ^ 竹富町の沿革4 竹富町