鴨志田晃
鴨志田 晃(かもしだ あきら、1958年(昭和33年)8月28日 - )は、日本の経営学者・コンサルタント。東京電力、(株)日本総合研究所、デロイトトーマツコンサルティング(現:アビームコンサルティング)などを経て、横浜市立大学学術院教授、デジタルハリウッド大学大学院ほか複数のビジネススクールの客員教授、非常勤講師を兼務。社外役員、財団委員なども歴任。専門は経営戦略論、サービス経営論、インキュベーション論。
経歴
[編集]1958年東京都生まれ。私立城北高等学校卒業。横浜国立大学工学部機械工学科卒業後、東京電力入社。企業派遣にて慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了 (MBA)。1990年新たに設立された住友グループのシンクタンク(株)日本総合研究所の創設に参画。この間、日本型インキュベーションを標榜して、多数のエネルギー(再生可能エネルギー、独立系発電、ESCO)、e-ビジネス、金融ネット事業コンソーシアムを設立・運営。
2006年より東京工業大学特任教授(-2011年)京都大学経営管理大学院特定教授(2011年-2012年)・特命教授(2012年-2013年)、名古屋商科大学ビジネススクール客員教授(2008年-2019年)、公立大学法人横浜市立大学教授(2012年-2022年)。このほか、日鉄ソリューションズ(NSSOL)社外取締役(2015年-2019年)、横浜市経営向上委員会・審議委員・委員長(2014年-2022年)などを歴任。
現在、法政大学経営学部教授(2022年-)、デジタルハリウッド大学大学院客員教授・研究室長(2014年-)、早稲田大学ビジネススクール非常勤講師(2012年-)、城西国際大学大学院ビジネスデザイン研究科非常勤講師(2022年-)、財団法人JKA機械振興補助事業審査評価委員(2010年-)、ソフィアバンク・アソシエイト(2022年-)など。
主な著書
[編集]単著
[編集]- 『金融eビジネス革命』(日刊工業新聞社、2000年)
- 『エネルギービジネス革命』(日刊工業新聞社、2001年)
- 『コンサルタントの時代~21世紀の知識労働者』(文春新書、2003年)
- 『数値化経営の技術』(東洋経済新報社、2004年)
- 『消える中間管理職』(アスキー新書、2007年)
- 『なぜ、ラーメン屋の8割が3年で消えるのか?』(ぱる出版、2012年)
- 『実践MBA式経営学の教科書』(ぱる出版、2016年)
共著
[編集]- 『智融業の時代~金融業のナレッジ・サービス』(日刊工業新聞社、1999年)
- 『Net Impact』(John Wiley & Sons、2004年)
- 『Innovative Knowledge Management』(IGI Publishing、2011年)