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黒嘉嘉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 黑嘉嘉
Joanne Missingham 七段
黒嘉嘉
名前 黑嘉嘉
Joanne Missingham
生年月日 (1994-05-26) 1994年5月26日(30歳)[1][2]
出身地 中華民国の旗 台湾台北市
所属 台灣棋院
師匠 周可平
林聖賢
吳鍇
阮雲生
段位 七段
概要
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黒 嘉嘉(こく かか、黑嘉嘉拼音: Hēi Jiājiā、ヘイ・ジャアジャア、1994年民国83年〉5月26日[1][2] - )は、台湾囲碁棋士オーストラリア生まれ[1]台湾出身、台湾棋院所属、七段。英語名はジョアン・ミシンガム (Joanne Missingham) [1][2]。第1回穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権準優勝、女子囲棋最強戦3連覇など。

経歴

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オーストラリアのブリスベンで、オーストラリア人の父と台湾人の母の間に生まれる。2歳年上の姉がいる。

4歳の時に台北市に移り、6歳の時に囲碁を学び始めて周可平に師事、8歳の時には林聖賢に学ぶ。

2004年に応昌期囲棋教育基金会青英班に入り、国際アマチュア・ペア碁選手権大会出場。

2005年に世界青少年囲碁選手権大会に台湾代表として出場、3位入賞。父親の仕事の関係でアメリカカリフォルニア州サンディエゴに移住[3]

2006年、台湾女子オープン戦優勝。2007年に武漢の阮雲生の元で2か月間学び、中国の入段戦にも出場する。

2008年、トヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦オセアニア地区予選優勝。同年、天津の呉鍇の元で3か月学び、入段戦で2位となって14歳で入段を果たす。また第1回ワールドマインドスポーツゲームズで、オーストラリア代表として女子団体戦ベスト8、女子個人戦ベスト8。2009年に北京中国棋院で3か月間学ぶ。

2010年に台湾棋院に初段として所属、ペア碁ワールドカップに台湾代表として周俊勲とのペアで出場しベスト8。同年勝星規定で二段昇段[4]。同年穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権で準優勝し、これにより翌年1月に五段に飛び昇段[5]、台湾棋院初の女流での高段者及び最年少・入段から最短での五段となる。アジア競技大会では男女ペア碁に周俊勲とのペアで4位、女子団体戦で銅メダル獲得。国内賞金ランキング7位、女流1位。

2011年棋王戦で女流初のリーグ入り、国手戦リーグ入りし5勝2敗の3位で周俊勲と残留決定戦に勝ってリーグ残留、感恩杯新鋭磨錬戦4位、思源杯戦ベスト8、碁聖戦ベスト4、海峰杯プロ囲棋戦ベスト4。第1期女子名人戦リーグ7-3で同率2位。賞金ランキング6位、女流1位。

2012年、台湾棋院女流棋士対外棋戦出場順位戦リーグでは5戦全勝で1位。18歳の誕生日翌日に勝星規定により六段昇段。2013年Mlily夢百合杯世界囲碁オープン戦本戦出場。2014年珠鋼杯世界囲碁団体選手権にオーストラリアチームで出場。2015年碁聖戦ベスト8、台湾女子囲碁最強戦優勝。

2012年-13年の中国全国囲棋女子団体戦では山東斎魯晩報チームで出場、2014年から中国女子囲棋甲級リーグ戦に厦門チームで出場、2015年韓国女子囲碁リーグに麟蹄チームで出場。

主な棋歴

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国際棋戦

国内棋戦

  • 女子囲棋最強戦 2015、2016、2017年
  • 鈺徳杯台湾女子名人戦 2位 2011年
  • 台湾棋院女流棋士対外棋戦出場順位戦 1位 2012年
  • 棋王戦リーグ 2012年 3-4、2013年 3-4
  • 国手戦リーグ 2011年 5-2、2012年 1-7
  • 天元戦リーグ 2012年 1-6

その他

昇段歴

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  • 2008年4月3日 初段(中国棋院)
  • 2010年1月22日 初段(台湾棋院に移籍)
  • 2010年10月30日 二段(勝星規定)
  • 2011年1月5日 五段(穹窿山兵聖杯準優勝)
  • 2012年5月27日 六段(勝星規定)
  • 2015年9月13日 七段(勝星規定)

映画出演

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TVドラマ

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  • 『不讀書俱樂部』(2020年、台湾)- 菲菲(言午吉の元カノ)役
  • 『不良執念淸除師』第3-5話(2023年、台湾)
  • 『讓我看見你是誰』(2024年、台湾)

TV出演

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日本での主なテレビ出演
  • 2018年8月26日 NHK Eテレ囲碁フォーカス』 (「フォーカス・オン」のコーナーで特集される)
  • 2020年1月3日 NHK Eテレ 『新春スペシャル囲碁対局』 (藤沢里菜四段と対局)
  • 囲碁フォーカス(NHK Eテレ)
    • (2020年4月5日 - 2021年9月19日)- ミニレッスン
    • (2021年10月31日)- フォーカス・オン「黒 嘉嘉ミニレッスンを振り返る」

CM/イメージキャラクター

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  • CITY COLOR「水感凍BBクリーム」(2011年 - )
  • Brother(2020年 - )[6][7][8]

脚注

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  1. ^ a b c d 基本資料 - 種子華語藝人”. 種子音樂. 2017年12月28日閲覧。
  2. ^ a b c 台灣棋院·棋士資訊 黑嘉嘉”. 台灣棋院. 2019年2月23日閲覧。
  3. ^ 圍棋之於黑嘉嘉台湾棋院 2010年8月28日
  4. ^ 台湾棋院囲碁新聞 2010年11月2日
  5. ^ 台湾棋院囲碁新聞 2011年1月13日
  6. ^ 中國時報 (2020年11月5日). “黑嘉嘉5代言吸金百萬!創業當CEO母胎單身不急戀愛”. 2022年2月9日閲覧。
  7. ^ 自由時報 (2022年2月8日). “日本Brother首次在台打造縫紉快閃店 進駐老宅期間限定手作體驗”. 2022年2月9日閲覧。
  8. ^ 自由時報 (2023年2月23日). “黑嘉嘉拋「千年一遇美女棋士」封號 化身性感特務真正原因全說了”. 2023年3月12日閲覧。

外部リンク

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