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齋藤宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

齋藤 宏(さいとう ひろし、1944年昭和19年)3月29日 - )は、日本銀行家。みずほコーポレート銀行元・頭取。東京地下鉄社外監査役[1]

人物

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京都大学経済学部卒業後、日本興業銀行に入行。興銀時代の部下に楽天会長兼社長の三木谷浩史がいる。

2002年、みずほコーポレート銀行初代頭取に就任した。2005年TBSと楽天の経営統合を巡る対立が起きたが、この収拾のために両者の仲介役として活躍した。2009年度から義務付けられた役員報酬の開示制度では、1億2300万円の役員報酬を得ていることが公表された。

2007年に、改正貸金業法による過払金処理のため債務超過となったオリエントコーポレーションに対し、「オリコを切ってしまえ。」と発言。その後、2008年7月発売の雑誌フライデー講談社)にて、齋藤がテレビ東京所属の経済担当の女性記者と東京麻布寿司屋で食事をした後、近くの路上で熱いキスを交わしたと報じられた。オリエントコーポレーションは、旧第一勧業銀行と提携ローンを行うなど結びつきが強く、みずほグループ内の旧第一勧業銀行派閥によるリークと囁かれた[2]

7月22日、全国銀行協会会長・杉山清次みずほ銀行頭取)は定例記者会見で齋藤と女性記者が不倫関係にあったと齋藤より説明を受けたとし、この件について「誠に遺憾である」とコメントした。また、同日の閣議終了後の記者会見金融担当大臣渡辺喜美も、「取材対象になっているわけだから、メディアとの付き合いは間合いの取り方が重要だ」と語った[3]

略歴

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脚注

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先代
山本惠朗
みずほコーポレート銀行(旧富士銀行頭取
初代:2002年 - 2009年
次代
佐藤康博