龍泉寺 (我孫子市)
表示
龍泉寺 | |
---|---|
所在地 | 千葉県我孫子市中峠1423 |
位置 | 北緯35度52分15.3秒 東経140度4分51.6秒 / 北緯35.870917度 東経140.081000度座標: 北緯35度52分15.3秒 東経140度4分51.6秒 / 北緯35.870917度 東経140.081000度 |
山号 | 南命山 |
宗旨 | 新義真言宗 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 不詳 |
開山 | 空海? |
中興年 | 天文年間(1532年-1555年) |
中興 | 永楽法印 |
札所等 | 新四国相馬霊場第76番札所 |
法人番号 | 5040005013947 |
龍泉寺(りゅうせんじ)は、千葉県我孫子市にある真言宗豊山派の寺院。
概略と沿革
[編集]創建年代は不明だが、延暦年間に空海が波切不動尊を安置したのが始まりとされる[1]。元々は中里村(現・我孫子市中里)にあったという[2]。
1302年(延慶2年)、亀山天皇第六皇子の聖雲法親王(遍智院宮)が相馬巡錫の途次、当寺に留庵したと伝わる。
承平天慶の乱を始め、数々の戦乱で伽藍が焼失するなどしたが、天文年間(1532年-1555年)、永楽法印によって現在地に移転した[2]。
1855年(安政2年)年、安政の大地震により堂宇や古文書を焼失。
1889年(明治22年)、湖北尋常小学校(湖北小学校の前身)が境内に開設され、1955年(昭和30年)には湖北保育園が併設されている[1]。
1954年(昭和29年)、東京・寛永寺の山内塔頭(子院)である凌雲院が、国立西洋美術館の建設のため取り壊されることになり、1832年(天保3年)築の本堂を当寺の本堂として移築。山門は大正年間(1912~26年)に築造された東京・観智院の門を移築。
1960年(昭和35年)に庫裏、1972年(昭和47年)に本堂内陣がそれぞれ増築された。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 流山市立博物館友の会 編『楽しい東葛寺社事典(東葛流山研究第34号)』崙書房、2016年
外部リンク
[編集]- 社会福祉法人心光会 湖北保育園(境内に併設)