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(-)-メントールデヒドロゲナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(-)-メントールデヒドロゲナーゼ
識別子
EC番号 1.1.1.207
CAS登録番号 81811-46-3
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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NCBI proteins
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(-)-メントールデヒドロゲナーゼ((-)-menthol dehydrogenase; EC 1.1.1.207)は、以下の化学反応触媒する酸化還元酵素である。

(-)-メントール + NADP+ (-)-メントン + NADPH + H+

すなわち、2つの基質(-)-メントール((-)-menthol)とニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP+)から、3つの生成物として(-)-メントン((-)-menthone)、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADPH)と水素イオン(H+)へと導く。

この酵素の組織名は(-)-メントール:NADP+オキシドレダクターゼ((-)-menthol:NADP+ oxidoreductase)である。この酵素は、モノテルペノイドデヒドロゲナーゼ (monoterpenoid dehydrogenase)とも呼ばれる。

この酵素は酸化還元酵素に属し、特異的にCH-OH基に作用し、NADP+またはNAD+を電子受容体とする。この酵素はモノテルペノイド生合成に関与している。この酵素は(+)-ネオメントールデヒドロゲナーゼ((+)-neomenthol dehydrogenase; EC 1.1.1.208)との区分は厳密になっていない。また、いくつかのシクロヘキサノール体(cyclohexanols)やシクロヘキセノール体(cyclohexenols)も基質とする。

参考文献

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  • Kjonaas R, Martinkus-Taylor C and Croteau R (1982). “Metabolism of monoterpenes: conversion of l-menthone to l-menthol and d-neomenthol by stereospecific dehydrogenases from peppermint (Mentha piperita) leaves”. Plant Physiol. 69: 1013–1017. 

関連項目

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