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(434620) 2005 VD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(434620) 2005 VD
(434620) 2005 VD の軌道
(434620) 2005 VD の軌道
小惑星番号 434620
分類 逆行小惑星
軌道の種類 ダモクレス族[1]
またはケンタウルス族[2]
発見
発見日 2005年11月1日[2][3]
発見者 レモン山サーベイ[2][3]
軌道要素と性質
元期:JD 2,459,000.5(2020年5月31.0日)[2]
軌道長半径 (a) 6.674 au[2]
近日点距離 (q) 4.998 au[2]
遠日点距離 (Q) 8.349 au[2]
離心率 (e) 0.251[2]
公転周期 (P) 6,296.971 [2]
(17.24 [2]
軌道傾斜角 (i) 172.873°[2]
近日点引数 (ω) 177.958°[2]
昇交点黄経 (Ω) 173.342°[2]
平均近点角 (M) 297.860°[2]
前回近日点通過 2006年2月
次回近日点通過 JD 2,460,087.433[2]
2023年5月22日
物理的性質
直径 ~7 km[1]
(アルベドの仮定値に基づく推定)
絶対等級 (H) 14.1[2][3]
アルベド(反射能) 0.09(仮定)[1]
色指数 (B-R) 1.05[1]
Template (ノート 解説) ■Project

(434620) 2005 VDは、ダモクレス族ケンタウルス族とされる場合もある)の小惑星である[1][2]レモン山天文台で行われているレモン山サーベイによる観測で2005年に発見された[2][3]

概要

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2005 VDの軌道長半径木星より大きく、近日点においてほとんど軌道が交差している。また軌道傾斜角が180度に近く、ほぼ完全に逆行している逆行小惑星であるが、発見されている逆行小惑星の中では離心率は小さい方である。アルベドを0.09と仮定すると、直径は7 kmになると推定されている[1]

デビッド・C・ジューイット[4]中村彰正[5]は、2005 VDをダモクレス族に分類している。一方で、ジェット推進研究所 (JPL)[2]黄道深部サーベイ英語版 (DES)[6]はケンタウルス族に分類している。ただし、JPLにはダモクレス族という分類自体が存在しない。

出典

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  1. ^ a b c d e f Johnston, Wm. Robert (2019年12月27日). “List of Known Trans-Neptunian Objects”. Johnston's Archive. 2020年5月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s JPL Small-Body Database Browser: 434620 (2005 VD)”. JPL Small-Body Database. Jet Propulsion Laboratory. 2020年5月16日閲覧。
  3. ^ a b c d (434620) = 2005 VD”. Minor Planet Center. 2020年5月16日閲覧。
  4. ^ David C. Jewitt (2009年). “Damocloids with the orbit parameters”. UCLA. 2009年12月3日閲覧。
  5. ^ Akimasa Nakamura (2008年7月18日). “Table of Damocloid objects, or Oort cloud asteroids”. Lowell Observatory. 2008年10月10日閲覧。
  6. ^ Marc W. Buie (2006年8月28日). “Orbit Fit and Astrometric record for 05VD”. SwRI (Space Science Department). 2009年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月10日閲覧。

外部リンク

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