1-フルオロナフタレン
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1-フルオロナフタレン 1-Fluornaphthalene | |
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別称 α-fluoronaphthalene | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 321-38-0 |
PubChem | 9450 |
ChemSpider | 9078 |
EC番号 | 206-287-0 |
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特性 | |
化学式 | C10H7F |
モル質量 | 146.16 g mol−1 |
外観 | 淡黄色の液体[1] |
融点 |
-13℃[2] |
沸点 |
215℃[2] |
水への溶解度 | insoluble |
危険性 | |
GHSピクトグラム | |
GHSシグナルワード | 警告(WARNING) |
引火点 | 65℃[2] |
半数致死量 LD50 | 380mg/kg(ラット、経口 LDLo)[1] |
関連する物質 | |
関連する異性体 | 2-フルオロナフタレン |
関連物質 | 1-クロロナフタレン 1-ブロモナフタレン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
1-フルオロナフタレン(英: 1-Fluornaphthalene)は、化学式C10H7Fで表される有機フッ素化合物である。
合成
[編集]ナフタレンとSelectfluorを反応させることにより得られる[3]。
用途
[編集]1-フルオロナフタレンは、tert-ブチルリチウムを媒介させることにより、6置換フェナントリジンの合成原料となる。これは、セロトニンおよびノルエピネフリンの強力な阻害剤であるLY248686の合成にも使用される[4]。
ナフタレンにフッ素が結合した化合物は、液晶ディスプレイに使われる液晶の材料となる[5]。
日本の消防法では、危険物第4類第二石油類(非水溶性)に区分される[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 1-フルオロナフタレン(東京化成工業)
- ^ a b c 製品詳細情報 1-フルオロナフタレン(和光純薬工業)
- ^ Atta-Ur-Rahman (2006). Advances in Organic Synthesis: Modern Organofluorine Chemistry-Synthetic Aspects. Bentham Science Publishers. p. 246. ISBN 1-60805-198-6
- ^ 1-フルオロナフタレン(シグマアルドリッチ)
- ^ フルオロナフタレン化合物の物性 (PDF) (DIC)