1920年アントワープオリンピック
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1920年アントワープオリンピック | |
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第7回オリンピック競技大会 Jeux de la VIIe olympiade Games of the VII Olympiad Spelen van de VIIe Olympiade | |
開会式 | |
開催国・都市 | ベルギー アントウェルペン(アントワープ) |
参加国・地域数 | 29 |
参加人数 | 2,607人 |
競技種目数 | 23競技152種目 |
開会式 | 1920年8月14日 |
閉会式 | 1920年9月12日 |
開会宣言 | アルベール1世 国王 |
選手宣誓 | ビクトル・ボワン |
主競技場 | オリンピスフ・スタディオン |
夏季 | |
冬季 | |
Portal:オリンピック |
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1920年アントワープオリンピック(1920ねんアントワープオリンピック)は、1920年8月14日から9月12日まで、ベルギーのアントウェルペン(アントワープ)で行われたオリンピック競技大会。アントワープ1920(Antwerp 1920、Antwerpen 1920、Anvers 1920)と呼称される。
第一次世界大戦の敗戦国であるドイツ、オーストリア、ハンガリー、ブルガリア、トルコは大会に参加することを禁止された。
ハイライト
[編集]ベルギーは第一次世界大戦で戦場となり、焦土となったところに8万人分の座席を持つ競技場が急造された[1]。このため陸上トラックは軟弱だったが、オリンピック開催はベルギーの国家再建に大きく貢献した[1]。
- 今大会から初めて選手宣誓が行われた[2]。
- オリンピック旗が初めて掲げられた[1]。
- フェンシングでネド・ナジが5つの金メダルを獲得した。
- 男子テニスの熊谷一弥が、シングルスおよび柏尾誠一郎と組んだダブルスで、日本人のスポーツ選手として史上初めてのオリンピックメダル(銀メダル)を獲得した[1]。
実施競技
[編集]各国の獲得メダル
[編集]→詳細は「1920年アントワープオリンピックのメダル受賞数一覧」を参照
順 | 国・地域 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
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1 | アメリカ合衆国 | 41 | 27 | 27 | 95 |
2 | スウェーデン | 19 | 20 | 25 | 64 |
3 | イギリス | 15 | 15 | 13 | 43 |
4 | フィンランド | 15 | 10 | 9 | 34 |
5 | ベルギー(開催国) | 14 | 11 | 11 | 36 |
6 | ノルウェー | 13 | 9 | 9 | 31 |
7 | イタリア | 13 | 5 | 5 | 23 |
8 | フランス | 9 | 19 | 13 | 41 |
9 | オランダ | 4 | 2 | 5 | 11 |
10 | デンマーク | 3 | 9 | 1 | 13 |
主なメダリスト
[編集]- 金メダル
- チャールズ・パドック(アメリカ、陸上競技男子100m)
- パーヴォ・ヌルミ(フィンランド、陸上競技10000m)
- パーヴォ・ヌルミ(フィンランド、陸上競技10000mクロスカントリー)
- フィンランド(陸上競技男子クロスカントリー団体)
- ハンネス・コーレマイネン(フィンランド、陸上競技男子マラソン)
- パトリック・マクドナルド(アメリカ、陸上競技男子56ポンド重錘投げ)
- デューク・パオア・カハナモク(アメリカ、競泳男子100m自由形)
- アメリカ(競泳男子4×200mリレー)
- アイリーン・リギン(アメリカ、飛び込み女子3m飛板飛び込み)
- スザンヌ・ランラン(フランス、テニス女子シングルス)
- スザンヌ・ランラン、マックス・デキュジス(フランス、テニス混合ダブルス)
- エディー・イーガン(アメリカ、ボクシング男子ライトヘビー級)
- イタリア(フェンシング男子エペ団体)
- ネド・ナジ(イタリア、フェンシング男子フルーレ個人)
- イタリア(フェンシング男子フルーレ団体)
- ネド・ナジ(イタリア、フェンシング男子サーブル個人)
- イタリア(フェンシング男子サーブル団体)
- スウェーデン(射撃男子100mランニングディア・ダブルショット団体)
- 銀メダル
- 熊谷一弥(日本、テニス男子シングルス)
- 熊谷一弥・柏尾誠一郎(日本、テニス男子ダブルス) - 日本人のスポーツ選手が獲得した最初のオリンピック・メダルは、熊谷と柏尾によるテニスの銀メダルであった。
- パーヴォ・ヌルミ(フィンランド、陸上競技男子5000m)
- ジャック・ベレスフォード(イギリス、ボート競技男子シングルスカル)
- フィリップ・ノエル=ベーカー(イギリス、陸上競技男子1500m) - のちにノーベル平和賞を受賞
- 銅メダル
- フランス(陸上競技男子4×400mリレー)
脚注
[編集]参考文献
[編集]関連項目
[編集]- 国際オリンピック委員会
- 夏季オリンピック
- プロジェクト:オリンピック
- いだてん~東京オリムピック噺~
- 深海の街 - 松任谷由実のアルバム。冒頭曲「1920」の曲中に当時の五輪の状況を歌った歌詞が登場する。