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1974年のABAプレーオフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1974年のABAプレーオフ
シーズン 1973–74
出場チーム数 8
優勝 ニューヨーク・ネッツ (1回目)
準優勝 ユタ・スターズ (3回目のファイナル出場)
セミファイナリスト

1974年のABAプレーオフは、アメリカン・バスケットボール・アソシエーション (ABA) の1973-1974シーズン後のポストシーズントーナメントである。本大会は、ABAファイナルで東地区優勝のニューヨーク・ネッツが西地区優勝のユタ・スターズをシリーズ4勝1敗と圧勝し、初優勝を果たした。

  ディビジョン セミファイナル ディビジョン ファイナル ABAファイナル
                           
  1  スターズ 4  
4  サンディエゴQ's 2  
  1  スターズ 4  
ウェストン・ディビジョン
    2  ペイサーズ 3  
3  スパーズ 3
  2  ペイサーズ 4  
    W1  スターズ 1
  E1  ネッツ 4
  1  ネッツ 4  
4  スクワイアーズ 1  
1  ネッツ 4
イースタン・ディビジョン
    2  カーネルズ 0  
3  クーガーズ 0
  2  カーネルズ 4  

できごと

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レギュラーシーズンでサンディエゴ・コンキスタドアーズデンバー・ロケッツがともに4位タイだったため、西地区4位決定戦として1ゲーム・プレーオフが行われた。試合は1974年3月29日に行われ、コンキスタドアーズがデンバーに131-111で勝利した。

1974年4月8日、カロライナ・クーガーズはホームでケンタッキー・カーネルズに128-119で敗れ、最後の試合を行った。クーガーズはスピリッツ・オブ・セントルイスとしてABAの残りの2シーズンプレーし、ABA-NBA合併時に残った2チーム(もう1チームはカーネルズ)のうちの1チームでNBAに参入しなかった。

レギュラーシーズンとプレーオフの両方で、ニューヨーク・ネッツは東部地区、ユタ・スターズは西部地区をそれぞれ制覇した[1]

ニューヨーク・ネッツは1969-1970シーズンインディアナ・ペイサーズ以来、リーグ最高のレギュラーシーズン成績を収め、ABAチャンピオンシップを獲得した最初のチームとなった。

ニューヨーク・ネッツのジュリアス・アービングABAプレーオフMVPに選ばれ、1976年にもこの栄誉に輝き、ABA史上唯一のプレーオフのMVPを繰り返し受賞した選手となった。

脚注

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外部リンク

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