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1998 WW31

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1998 WW31
1998 WW31と衛星の想像図。
1998 WW31衛星の想像図。
分類 太陽系外縁天体[1]
軌道の種類 キュビワノ族[2]
発見
発見日 1998年11月18日[3]
発見者 DES
軌道要素と性質
元期:TDB 2460200.5 (2023年9月13.5日)[1]
軌道長半径 (a) 44.88509558373915 ± 0.01451 AU[1]
近日点距離 (q) 41.14526060254895 ± 0.019931 AU[1]
遠日点距離 (Q) 48.62493056492935 ± 0.015719 AU[1]
離心率 (e) 0.08332019643832629 ± 0.00015167[1]
公転周期 (P) 109837.7577160277 ± 53.26 日[1]
(300.7193914196515 年[1])
軌道傾斜角 (i) 006.778716343867953 ± 0.00030113 度[1]
近日点引数 (ω) 055.22133056430422 ± 0.14339 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 237.0150077845835 ± 0.00029274 度[1]
平均近点角 (M) 141.8657217402744 ± 0.15464 度[1]
前回近日点通過 JED 2416916.575631339794 ± 26.78[1]
(1905年3月17日[1])
衛星の数 1[4]
物理的性質
直径 133 ± 15 km[4]
148 km[2]
質量 1.7 × 1018 kg[4]
平均密度 1.5 g/cm3(仮定)[4]
絶対等級 (H) 6.5877 ± 0.36886[1]
アルベド(反射能) 0.07 ± 0.02[4]
色指数 (R-J) 1.49 ± 0.21[4]
色指数 (J-H) 0.34 ± 0.23[4]
色指数 (H-K) -0.32 ± 0.38[4]
他のカタログでの名称
1998 WW31[1]
J98W31W[3]
Template (ノート 解説) ■Project

1998 WW31とは、キュビワノ族に属する太陽系外縁天体の1つである[1]

概要

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1998 WW311998年11月18日に発見された。1998 WW31は太陽から約45AU離れた位置を約300年かけて公転している小惑星である。離心率は約0.08と真円に近く、軌道傾斜角も約6.8度である。軌道要素の各値には、まだ不確かさが大きいものもある[1]

絶対等級は約6.6等級[1]であり、アルベドは0.07と推定されている。それらから計算される直径は約133kmであり、平均密度を1.5g/cm3とすると、質量は1.7×1018kgとなる[4]

衛星

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1998 WW31には、2000年12月23日S/2000 (1998 WW31) 1という衛星が1つ発見されている。1998 WW31の発見時の画像には、1998 WW31は細長い天体としか写っていなかったが、2000年の画像でははっきりと2つの天体に分離できたことから発見された。これは冥王星以降で発見された最初の小惑星の衛星である。衛星の直径は約110kmであり、主星である1998 WW31の約83%もある巨大な衛星である。そのため、1998 WW31とS/2000 (1998 WW31) 1は、主星と伴星というよりは、二重小惑星の関係にある[4]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s (1998 WW31) JPL Small-Body Database Browser
  2. ^ a b List of Known Trans-Neptunian Objects Johnston's Archive
  3. ^ a b MPEC 1999-B24 : 1998 WW31 Minor Planet Center
  4. ^ a b c d e f g h i j 1998 WW31 and S/2000 (1998 WW31) 1 Johnston's Archive

関連項目

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