1998 WW31
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1998 WW31 | ||
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1998 WW31と衛星の想像図。
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分類 | 太陽系外縁天体[1] | |
軌道の種類 | キュビワノ族[2] | |
発見 | ||
発見日 | 1998年11月18日[3] | |
発見者 | DES | |
軌道要素と性質 元期:TDB 2460200.5 (2023年9月13.5日)[1] | ||
軌道長半径 (a) | 44.88509558373915 ± 0.01451 AU[1] | |
近日点距離 (q) | 41.14526060254895 ± 0.019931 AU[1] | |
遠日点距離 (Q) | 48.62493056492935 ± 0.015719 AU[1] | |
離心率 (e) | 0.08332019643832629 ± 0.00015167[1] | |
公転周期 (P) | 109837.7577160277 ± 53.26 日[1] (300.7193914196515 年[1]) | |
軌道傾斜角 (i) | [1] | 6.778716343867953 ± 0.00030113 度|
近日点引数 (ω) | [1] | 55.22133056430422 ± 0.14339 度|
昇交点黄経 (Ω) | 237.0150077845835 ± 0.00029274 度[1] | |
平均近点角 (M) | 141.8657217402744 ± 0.15464 度[1] | |
前回近日点通過 | JED 2416916.575631339794 ± 26.78[1] (1905年3月17日[1]) | |
衛星の数 | 1[4] | |
物理的性質 | ||
直径 | 133 ± 15 km[4] 148 km[2] | |
質量 | 1.7 × 1018 kg[4] | |
平均密度 | 1.5 g/cm3(仮定)[4] | |
絶対等級 (H) | 6.5877 ± 0.36886[1] | |
アルベド(反射能) | 0.07 ± 0.02[4] | |
色指数 (R-J) | 1.49 ± 0.21[4] | |
色指数 (J-H) | 0.34 ± 0.23[4] | |
色指数 (H-K) | -0.32 ± 0.38[4] | |
他のカタログでの名称 | ||
1998 WW31[1] J98W31W[3] |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
1998 WW31とは、キュビワノ族に属する太陽系外縁天体の1つである[1]。
概要
[編集]1998 WW31は1998年11月18日に発見された。1998 WW31は太陽から約45AU離れた位置を約300年かけて公転している小惑星である。離心率は約0.08と真円に近く、軌道傾斜角も約6.8度である。軌道要素の各値には、まだ不確かさが大きいものもある[1]。
絶対等級は約6.6等級[1]であり、アルベドは0.07と推定されている。それらから計算される直径は約133kmであり、平均密度を1.5g/cm3とすると、質量は1.7×1018kgとなる[4]。
衛星
[編集]→詳細は「S/2000 (1998 WW31) 1」を参照
1998 WW31には、2000年12月23日にS/2000 (1998 WW31) 1という衛星が1つ発見されている。1998 WW31の発見時の画像には、1998 WW31は細長い天体としか写っていなかったが、2000年の画像でははっきりと2つの天体に分離できたことから発見された。これは冥王星以降で発見された最初の小惑星の衛星である。衛星の直径は約110kmであり、主星である1998 WW31の約83%もある巨大な衛星である。そのため、1998 WW31とS/2000 (1998 WW31) 1は、主星と伴星というよりは、二重小惑星の関係にある[4]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s (1998 WW31) JPL Small-Body Database Browser
- ^ a b List of Known Trans-Neptunian Objects Johnston's Archive
- ^ a b MPEC 1999-B24 : 1998 WW31 Minor Planet Center
- ^ a b c d e f g h i j 1998 WW31 and S/2000 (1998 WW31) 1 Johnston's Archive