2-アミノインダン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
法的規制 |
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データベースID | |
CAS番号 | 2975-41-9 |
ATCコード | none |
PubChem | CID: 76310 |
ChemSpider | 68787 |
別名 |
2-indanylamine; 2-indanamine |
化学的データ | |
化学式 | C9H11N |
分子量 | 133.190 g/mol |
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2-アミノインダン(2-Aminoindane、2-AI)は、精神刺激薬の性質を持つ向精神薬、研究用試薬である。アンフェタミンのアナログであり、ラットの識別テストでは、一部代わりに用いられている[1]。
日本では2007年より、薬事法の指定薬物に指定されている。
誘導体
[編集]2-アミノインダン及びその位置異性体である1-アミノインダンには、多くの誘導体がある。例えば以下のようなものがある。
- 5-ヨード-2-アミノインダン(5-IAI)
- アプリンジン
- エチルトリフルオロメチルアミノインダン(ETAI)
- インダノレクス
- インダンタドール
- ジムスカリン
- ラドスチギル
- 5,6-メチレンジオキシ-2-アミノインダン(MDAI)
- 5,6-メチレンジオキシ-N-メチル-2-アミノインダン(MDMAI)
- 5-メトキシ-6-メチル-2-アミノインダン(MMAI)
- PNU-99,194
- ラサギリン
- トリフルオロメチルアミノインダン(TAI)
関連項目
[編集]- 2-アミノジリン(2-AD)
- 2-アミノテトラリン(2-AT)
- アンフェタミン
出典
[編集]- ^ Oberlender R, Nichols DE. (1991). “Structural variation and (+)-amphetamine-like discriminative stimulus properties.”. Pharmacol Biochem Behav. 38 (3): 581–586. doi:10.1016/0091-3057(91)90017-V. PMID 2068194.