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2-ブロモチオフェン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2-ブロモチオフェン
識別情報
CAS登録番号 1003-09-4
PubChem 13851
ChemSpider 13251
EC番号 213-699-4
特性
化学式 C4H3BrS
モル質量 163.04 g mol−1
外観 無色液体
密度 1.684 g/mL
融点

-10 °C, 263 K, 14 °F

沸点

153.5 °C, 427 K, 308 °F

への溶解度 非混和性
危険性
GHSピクトグラム 可燃性腐食性物質急性毒性(高毒性)急性毒性(低毒性)
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H226, H300, H301, H310, H315, H318, H319, H330
Pフレーズ P210, P233, P240, P241, P242, P243, P260, P262, P264, P270, P271, P280, P284, P301+310
主な危険性 N,Xi,Xn,T
引火点 56 °C (133 °F; 329 K)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

2-ブロモチオフェン(2-Bromothiophene)は、化学式C4H3BrSの有機硫黄化合物で、無色の液体である。3-ブロモチオフェンとは異なり、2-ブロモ異性体は、チオフェンの部分臭素化により直接得られる。チペピジンチクロピジンクロピドグレル等のいくつかの薬品前駆体となる[1]

安全性

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半数致死量は低く、200-250 mg/kg(経口、ラット)である[1]

出典

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  1. ^ a b Jonathan Swanston (2005), "Thiophene", Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, Weinheim: Wiley-VCH, doi:10.1002/14356007.a26_793.pub2