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2003 LA7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2003 LA7
2003 LA7 の公転軌道。
2003 LA7 の公転軌道。
分類 太陽系外縁天体[1]
軌道の種類 共鳴外縁天体 (1:4)[2][3][4]
発見
発見日 2003年6月1日[5]
発見者 セロ・トロロ汎米天文台[5]
軌道要素と性質
元期:TDB 2456600.5 (2013年11月4.0日)[1]
軌道長半径 (a) 075.7 ± 0.2 AU[1]
近日点距離 (q) 035.91 ± 0.02[1]
遠日点距離 (Q) 115.4 ± 0.3 AU[1]
離心率 (e) 0.525 ± 0.001
公転周期 (P) 240276 ± 800 日
(658 ± 2 年)[1]
軌道傾斜角 (i) 005.644 ± 0.001 度[1]
近日点引数 (ω) 271.96 ± 0.06 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 034.144 ± 0.007 度[1]
平均近点角 (M) 344.58 ± 0.06 度[1]
EMoid 34.8959 AU[1]
前回近日点通過 JED 2226619 ± 809
(1384年3月4日)
次回近日点通過 JED 2466895 ± 9
(2042年1月10日)[1]
物理的性質
直径 221 km[3]
質量 1.13 × 1019 kg
平均密度 2.0 g/cm3(仮定)
絶対等級 (H) 6.5[1]
表面温度
最低 平均 最高
25 K[6] 31 K[6] 45 K[6]
他のカタログでの名称
2003 LA7[1][5]
K03L07A[5]
03LA7[4]
Template (ノート 解説) ■Project

2003 LA7 とは、海王星軌道共鳴している太陽系外縁天体の1つ[1]

軌道の性質

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海王星との1:4の軌道共鳴

2003 LA7軌道長半径は76AUであり、公転周期は656年から660年である[1]。これは海王星との1:4の軌道共鳴に相当する。実際、2003 LA7 は軌道共鳴していると確認されている中では、最も周期の長い共鳴外縁天体である[2][3][4]。また、共鳴外縁天体の中では知られている限り唯一の1:4の軌道共鳴関係である[2]。なお、これより更に長い、1:5の軌道共鳴の候補として 2003 YQ179 があるが、これはまだ未確定である[7]

2003 LA7軌道離心率は0.52とかなり大きく、近日点距離は35.9AU、遠日点距離は115AUに達する。前回は1384年頃に近日点に達しており、次回は2042年1月1日から1月19日の間に近日点に達すると推定されている。軌道傾斜角は5.64度と小さい[1]

物理的性質

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2003 LA7絶対等級は6.5と推定されている[1]アルベドを0.09と仮定すると、直径は221kmとなる[3]。同じアルベドで、表面温度は近日点で-228℃、遠日点で-248℃になると計算される[6]。また、平均密度を2.0g/cm3と仮定すれば、質量は1.13×1019kgとなる。

出典

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関連項目

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