2006 ワールド・ベースボール・クラシック パナマ代表
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2006 ワールド・ベースボール・クラシック パナマ代表(2006 - パナマだいひょう)は、2006年に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球のパナマ代表チームである。
経緯
[編集]抑え候補のマリアノ・リベラ、主軸候補のフェルナンド・セギノールやフリオ・ズレータらが相次いで出場を辞退した。さらに監督のロベルト・ケリーまでもが、大会直前になって国の支援不足を理由に出場を辞退した。急遽アニバル・レルス・バスケスを監督に据えて臨んだ大会では、プエルトリコやキューバに善戦したが、最終戦でオランダにノーヒットノーランを喫した。チームの編成としては大リーガーを中核にマイナーリーガー、元マイナーリーガーを中心に編成、国内でプレーする選手や台湾でプレーする選手を加えたメンバーになっている。
最終成績
[編集]第1ラウンド敗退(大会通算成績:0勝3敗)
第1ラウンド
[編集]POOL C で0勝3敗。最下位となり敗退。
- 3月7日:プエルトリコ戦(ヒラム・ビソーン・スタジアム / 2時間47分 / 19,043人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E パナマ(1敗) 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 5 1 プエルトリコ(1勝) 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 5 0
- 勝:ホセ・サンティアゴ(1勝) S:フェルナンド・カブレラ(1S) 敗:マニー・アコスタ(1敗)
- 本塁打:[プエルトリコ] アレックス・リオス1号(ソロ、レニン・ピコタ)
- パナマは4回に押し出し四球で1点を先制するも、その後の無死満塁から得点できず。5回、アレックス・リオスのソロ本塁打で同点に追いつかれ、その後一死二塁からバーニー・ウィリアムスに決勝適時打を許した。
- 3月8日:キューバ戦(ヒラム・ビソーン・スタジアム / 4時間11分 / 6,129人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計 H E キューバ(1勝) 0 0 2 0 0 0 2 0 2 0 2 8 11 0 パナマ(2敗) 0 1 0 0 0 3 0 0 2 0 0 6 10 0
- 勝:ユニエスキ・マヤ(1勝) S:ヤデル・マルティ(1S) 敗:ホルヘ・コルテス(1敗)
- 本塁打:[キューバ] ユリエスキ・グリエル1号(2ラン、マニー・アコスタ) [パナマ] アドルフォ・リベラ1号(3ラン、ビショアンドリ・オデリン)
- 9回にユリエスキ・グリエルの本塁打で2点を勝ち越されたパナマだったが、その裏にオルメド・サエンズの適時打と押し出し死球で同点に追いつき延長戦に持ち込む。しかし11回にヨアンディ・ガルロボに決勝適時打を浴びた。
- 3月10日:オランダ戦(ヒラム・ビソーン・スタジアム / 2時間18分 / 6,337人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E オランダ(1勝2敗) 5 0 1 1 3 0 0 - - 10 17 1 パナマ(3敗) 0 0 0 0 0 0 0 - - 0 0 3
- 勝:シャイロン・マルティス(1勝) 敗:ミゲル・ゴメス(1敗)
- パナマ投手陣が初回に5点を先制されるなど乱調。打線もオランダ先発のシャイロン・マルティスの前に手も足も出ず、ノーヒットノーランを喫した。
代表選手
[編集]以下が代表選手であり[1]、所属は同大会期間中のものとする。
ポジション | 背番号 | 氏名 | 英語表記 | 所属球団 | 投 | 打 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
投手 | 12 | サントス・ヘルナンデス | Santos Hernandez | ティグレス・デル・メヒコ | 右 | 右 | |
18 | アイザック・モンロイ | Isaac Monrroy | 国内リーグ | 右 | 右 | ||
22 | ビエンベニード・セデーニョ | Bienvenido Cedeno | チリクイ | 右 | 右 | ||
23 | マニー・アコスタ | Manny Acosta | アトランタ・ブレーブス傘下 | 右 | 右 | ||
24 | アルベニス・カスティーヨ | Albenis Castillo | ロサンゼルス・ドジャース傘下 | 右 | 右 | ||
25 | ホルヘ・コルテス | Jorge Cortez | 興農ブルズ | 右 | 右 | ||
27 | ブルース・チェン | Bruce Chen | ボルチモア・オリオールズ | 左 | 左 | ||
29 | ラモン・ラミレス | Ramon Ramirez | ヘレーラ | 右 | 右 | ||
31 | ミゲル・ゴメス | Miguel Gomez | ボカス・デル・トーロ | 右 | 右 | ||
33 | デイビス・ロメロ | Davis Romero | トロント・ブルージェイズ傘下 | 左 | 左 | ||
36 | マニー・コーパス | Manny Corpas | コロラド・ロッキーズ傘下 | 右 | 右 | ||
55 | レニン・ピコタ | Len Picota | フリーエージェント | 右 | 右 | 元 興農ブルズなど | |
58 | ロジャー・デアゴ | Roger Deago | サンディエゴ・パドレス傘下 | 右 | 右 | ||
捕手 | 8 | ダマソ・エスピーノ | Damaso Espino | カンザスシティ・ロイヤルズ傘下 | 右 | 右 | |
16 | カルロス・ムニョス | Carlos Munoz | ロス・サントス | 右 | 右 | ||
19 | ハビエル・ドミンゲス | Javier Dominguez | アトランタ・ブレーブス傘下 | 右 | 右 | ||
51 | カルロス・ルイーズ | Carlos Ruiz | フィラデルフィア・フィリーズ傘下 | 右 | 右 | ||
内野手 | 7 | ハビエル・カスティーヨ | Javier Castillo | シカゴ・ホワイトソックス傘下 | 右 | 右 | |
11 | ビセンテ・ガリバルド | Vicente Garibaldo | ヘレーラ | 右 | 右 | ||
15 | オルメド・サインズ | Olmedo Saenz | ロサンゼルス・ドジャース | 右 | 右 | ||
30 | オーランド・ミラー | Orlando Miller | ニューアーク・ベアーズ | 右 | 右 | ||
32 | ヨニ・ラソ | Yoni Lasso | シンシナティ・レッズ傘下 | 右 | 右 | ||
外野手 | 1 | マヌエル・O・ロドリゲス | Manuel O. Rodriguez | アトランタ・ブレーブス傘下 | 左 | 左 | |
4 | アール・アグノリー | Earl Agnoly | コロン | 右 | 右 | ||
14 | ルーベン・リベラ | Ruben Rivera | シカゴ・ホワイトソックス傘下 | 右 | 右 | ||
17 | フレディ・エレーラ | Freddy Herrera | チリクイ | 右 | 右 | ||
26 | アウデス・デ・レオン | Audes de Leon | ヘレーラ | 右 | 右 | ||
28 | アドルフォ・リベラ | Adolfo Rivera | カンペチェ・パイレーツ | 右 | 右 | ||
45 | カルロス・リー | Carlos Lee | ミルウォーキー・ブルワーズ | 右 | 右 | ||
64 | シャーマン・オバンドー | Sherman Obando | ボカス・デル・トーロ | 右 | 右 |
脚注
[編集]- ^ 2006 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic 2016年3月2日閲覧 [リンク切れ]