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2023年福島県議会議員選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2023年福島県議会議員選挙
福島県
2019年 ←
2023年11月12日
→ 2027年

公示日 2023年11月2日
改選数 58
選挙制度 中選挙区制
選挙後の党派別勢力図

  第1党 第2党 第3党
 
党首 根本匠 金子恵美 町田和史
政党 自由民主党 立憲民主党 日本共産党
選挙前議席 31 11 5
獲得議席 29 [1] 10 [2] 4 [3]
議席増減 減少2 減少1 減少1

  第4党 第5党
 
党首 今井久敏 井上英孝
政党 公明党 日本維新の会
選挙前議席 4 0
獲得議席 4 1
議席増減 増減なし 増加1

2023年福島県議会議員選挙は、福島県の議決機関である福島県議会を構成する議員を改選するため行われた日本の地方選挙2023年11月12日に投票が行われた。

概要

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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による震災東日本大震災)と福島第一原子力発電所事故の影響を考慮して第17回統一地方選挙より延期されていた[4]ため2023年度の選挙も、2019年度の選挙同様第20回統一地方選挙と同一日程ではなくこの日程となった。

基礎データ

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選挙結果

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自由民主党は改選前より2議席減の29議席となり、単独過半数は逃したものの最大会派を維持した[6]。立憲民主党、日本共産党はそれぞれ1議席減となった[6]。公明党は公示前の勢力を維持した[6]。また、日本維新の会はいわき市選挙区で1議席を獲得し、福島県議会で初めて議席を得た[7]れいわ新選組はいわき市選挙区で推薦候補が1議席を獲得した。

当選した議員

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 自由民主党   公明党   立憲民主党   日本共産党   日本維新の会   無所属 

福島市 半沢雄助 西山尚利 大場秀樹[無 1] 宮本しづえ 伊藤達也
佐藤雅裕 渡辺哲也 誉田憲孝
会津若松市 水野さち子[無 2] 佐藤義憲 佐藤郁雄 宮下雅志
郡山市 椎根健雄[無 1] 神山悦子 今井久敏 鈴木優樹 佐藤憲保
長尾トモ子 佐久間俊男[無 1] 佐藤徹哉 山田平四郎 山口信雄
いわき市 矢吹貢一 山口洋太[無 3] 安田成一[無 1] 真山祐一 木村謙一郎
鳥居作弥 鈴木智 安部泰男 古市三久 宮川えみ子
白河市西白河郡[8] 三村博隆 満山喜一 渡辺義信
須賀川市岩瀬郡 吉田誠 渡辺康平 水野透
喜多方市耶麻郡[8] 江花圭司 瓜生信一郎
相馬市新地町[8] 荒秀一[無 1]
二本松市 石井信夫[自 1] 高宮光敏
田村市田村郡[8] 三瓶正栄 先崎温容
南相馬市飯舘村[8] 高野光二 太田先秋
伊達市伊達郡[8] 佐々木彰 大橋沙織 亀岡義尚
本宮市安達郡[8] 佐藤政隆
南会津郡 渡部英明[無 1]
河沼郡 猪俣明伸
大沼郡 山内長
東白川郡[8] 宮川政夫[辞 1]
石川郡 山田真太郎[無 1]
双葉郡[8] 佐々木恵寿 橋本徹[無 1]

補欠選挙

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月日 選挙区 当選者 当選政党 欠員 欠員政党 欠員事由
2024年 9月1日 東白川郡選挙区[8] 金澤拓哉 自民党 宮川政夫 自民党 棚倉町長選挙立候補準備のため辞職

初当選

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計10名
自由民主党
  • 誉田憲孝(福島市)
  • 木村謙一郎(いわき市)
  • 石井信夫(二本松市)
立憲民主党
  • 半沢雄助(福島市)
  • 吉田誠(須賀川市・岩瀬郡)
  • 猪俣明伸(河沼郡)
無所属
  • 山口洋太(いわき市)
  • 安田成一(いわき市)
  • 渡部英明(南会津郡)
  • 山田真太郎(石川郡)

返り咲き・復帰

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計2名
日本維新の会
  • 鳥居作弥(いわき市)
無所属
  • 水野さち子(会津若松市)

落選

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計6名
自由民主党
  • 青木稔(いわき市)
  • 小林昭一(河沼郡)
立憲民主党
  • 高橋秀樹(福島市)
日本共産党
  • 吉田英策(いわき市)
無所属
  • 西丸武進(いわき市)
  • 渡部優生(会津若松市)

引退・不出馬

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計6名
自由民主党
  • 坂本竜太郎(いわき市)
  • 遊佐久男(二本松市)
  • 星公正(南会津郡)
立憲民主党
  • 紺野長人(福島市)
  • 宗方保(須賀川市・岩瀬郡)
  • 円谷健市(石川郡)

脚注

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  1. ^ 9人は無投票当選
  2. ^ 4人は無投票当選
  3. ^ 1人は無投票当選
  4. ^ 3月22日に交付された「平成二十三年東北地方太平洋沖地震に伴う地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律」に基づく
  5. ^ “福島県議選、10区で選挙戦 12日に投開票、最少71人立候補”. 福島民友新聞. (2023年11月3日). https://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20231103-816428.php 2023年11月3日閲覧。 
  6. ^ a b c “福島県議選、自民も立憲も共産も敗北 躍進したのは若手と無所属”. 朝日新聞デジタル. (2023年11月13日). https://digital.asahi.com/articles/ASRCF00ZSRCDUGTB00F.html?iref=pc_ss_date_article 2023年11月14日閲覧。 
  7. ^ 前身となる旧維新の党時代には他党公認で当選した現職議員の参加により議席を保持した経験がある。選挙での公認候補の当選は前身政党を通じても初めて。
  8. ^ a b c d e f g h i j 立候補者が定数内のため無投票
  • 自民党関連
  1. ^ 自民党推薦、当選後追加公認
  • 無所属関連
  1. ^ a b c d e f g h 民進党系会派「県民連合」に参加
  2. ^ 会派「日本維新・無所属の会」に参加
  3. ^ れいわ新選組推薦、一人会派を結成
  • 辞職関連
  1. ^ 首長選挙出馬に伴い辞職。

参考文献

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