2024 RW1
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2024 RW1 | |
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2024 RW1(紫色の円内)が発見されたときの4枚の連続した画像
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仮符号・別名 | CAQTDL2 |
分類 | 地球近傍天体(NEO) アポロ群 |
発見 | |
発見日 | 2024年9月4日[1][2] |
発見者 | Jacqueline B. Fazekas[1][2] |
発見場所 | レモン山天文台[1][2] |
軌道要素と性質 元期:2024年9月4日(JD 2460557.5)[3] | |
軌道長半径 (a) | 2.507 au[3] |
近日点距離 (q) | 0.735 au[3] |
遠日点距離 (Q) | 4.279 au[3] |
離心率 (e) | 0.7068[3] |
公転周期 (P) | 3.97 年(1,450 日)[3] |
軌道傾斜角 (i) | 0.528°[3] |
近点引数 (ω) | 249.622°[3] |
昇交点黄経 (Ω) | 162.457°[3] |
平均近点角 (M) | 349.188°[3] |
最小交差距離 | 地球:1.34283 × 10−5 au[3] |
物理的性質 | |
平均直径 | 1 m[4] |
スペクトル分類 | C型小惑星[5] |
絶対等級 (H) | 32.048±0.343[3] |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
2024 RW1(以前はCAQTDL2という仮称で知られていた[4])とは、直径1mの小惑星または流星物質である。PSTで2024年9月5日午前0時40分(UTCでは9月4日16時40分)にフィリピンのカガヤン州付近の西太平洋上で地球の大気圏に突入し、被害を与えることなく燃え尽きた[4][6]。2024 RW1は、衝突の予測に成功した9番目の小天体で[7]、NASAが資金提供したカタリナ・スカイサーベイのJacqueline Fazekasによって発見された[8]。
欧州宇宙機関(ESA)は当初、令和6年台風第11号がフィリピン上空に存在し、小惑星が観測できない可能性があるとしていたが、ソーシャルメディアに動画を投稿した人を含め、複数の観測者が火球を目撃したと報告した[9]。
脚注
[編集]- ^ a b c “2024 RW1”. 小惑星センター. 2024年9月6日閲覧。
- ^ a b c “MPEC 2024-R68: 2024 RW1”. Minor Planet Electronic Circular. 小惑星センター (2024年9月4日). 2024年9月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “Small-Body Database Lookup: (2024 RW1)”. ssd.jpl.nasa.gov. NASA / JPL. 6 September 2024閲覧。
- ^ a b c M. Sparkes; J. Dinneen (2024年9月4日). “A small asteroid hit Earth and burned up over the Philippines”. New Scientist. オリジナルの2024年9月4日時点におけるアーカイブ。 2024年9月5日閲覧。
- ^ “Electronic Telegram No. 5438” (TXT). Central Bureau for Astronomical Telegrams. 2024年9月5日閲覧。
- ^ Aaron Reich (2024年9月4日). “Asteroid the size of two house cats to hit Earth over the Philippines”. エルサレム・ポスト. オリジナルの2024年9月5日時点におけるアーカイブ。 2024年9月4日閲覧。
- ^ Amanda Kooser (2024年9月4日). “Rare Asteroid Spotted Hours Before Impacting Earth’s Atmosphere”. フォーブス. オリジナルの2024年9月5日時点におけるアーカイブ。 2024年9月5日閲覧。
- ^ “Tiny asteroid will hit Earth today, burn up over Philippines. 'Discovered this morning,' ESA says”. Space.com (2024年9月4日). 2024年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月4日閲覧。
- ^ Margherita Bassi (2024-09-04). “An Asteroid Hit Earth's Atmosphere Today — Here's Why Astronomers Say That's a Good Thing”. スミソニアン 5 September 2024閲覧。.