AFC U17女子アジアカップ2024
AFC U17女子アジアカップ2024 AFC U17 Women's Asian Cup 2024 Piala Asia Wanita AFC U17 2024 | |
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大会概要 | |
開催国 | インドネシア |
日程 | 2024年5月6日 - 5月19日 |
チーム数 | 8 (1連盟) |
開催地数 | 2 (1都市) |
大会結果 | |
優勝 | 北朝鮮 (4回目) |
準優勝 | 日本 |
3位 | 韓国 |
4位 | 中華人民共和国 |
大会統計 | |
試合数 | 16試合 |
ゴール数 |
74点 (1試合平均 4.63点) |
得点王 | ジョン・イルチョン(7点) |
最優秀選手 | 眞城美春 |
最優秀 ゴールキーパー | パク・ジュギョン |
フェアプレー賞 | 日本 |
< 20192026 > |
AFC U17女子アジアカップ2024(英: AFC U17 Women's Asian Cup 2024)は、2024年5月6日から5月19日にかけてインドネシアで開催された第9回目のAFC U17女子アジアカップである。
北朝鮮が2大会ぶり4回目の優勝を果たした。
概要
[編集]本大会はこれまで「AFC U-16女子選手権」という名称で開催されていたが、アジアサッカー連盟(AFC)により、すべてのカテゴリーで「Asian Cup」(アジアカップ)の名称を用いることと、国際サッカー連盟(FIFA)主催のFIFA U-17女子ワールドカップと同年の代表国選出予選大会の開催とすることなどから、大会名称が変更されることとなり、今大会はその魁となるものである[1]。
但し、2020年からの新型コロナウイルスの世界的流行の影響により、世界各国においてあらゆるサッカー活動が困難となった時期があったことなどにより、2022年に予定されていた本大会を2年延期し、2024年に改めて開催することとなった[2]。
本大会は8つの国が参加し、2024 FIFA U-17女子ワールドカップドミニカ共和国(2024年10月から11月)の予選を兼ねており、上位3チームに出場権が与えられる[3]。
予選
[編集]29の国と地域が参加し、1次予選(2023年4月22日から4月30日まで)と2次予選(2023年9月19日から9月24日)が行われた。なお、前回大会上位3チームと開催国は予選免除となり、本大会から出場する[4]。
出場国
[編集]予選の結果、以下の国と地域が参加する。
出場国・地域 | 予選順位 | 出場決定日 | 出場回数 | 最高成績 |
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インドネシア | 開催国 | 2022年2月5日 | 8大会ぶり2回目 | グループステージ (2005) |
日本 | 前回大会 優勝 | 2022年2月5日 | 9大会連続9回目 | 優勝 (2005 , 2011 , 2013 , 2019) |
北朝鮮 | 前回大会 準優勝 | 2022年2月5日 | 8大会連続8回目 | 優勝 (2007 , 2015 , 2017) |
中華人民共和国 | 前回大会 3位 | 2022年2月5日 | 9大会連続9回目 | 準優勝 (2005) |
韓国 | 2次予選グループA1位 | 2023年9月21日 | 9大会連続9回目 | 優勝 (2009) |
タイ | 2次予選グループA2位 | 2023年9月21日 | 9大会連続9回目 | 3位 (2005) |
オーストラリア | 2次予選グループB1位 | 2023年9月22日 | 7大会連続7回目 | 4位 (2009 , 2019) |
フィリピン | 2次予選グループB1位 | 2023年9月24日 | 初出場 |
会場
[編集]ギャニャール | |
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カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアム | バリ・ユナイテッド・トレーニングセンター |
収容人数: 18,000 | 収容人数: 600 |
抽選
[編集]出場国(8チーム)を2つのグループに分け、前回の2019年大会の成績及び今大会の予選の結果に基づいてポット分けが決定。開催国のインドネシアと前回大会優勝の日本が第1シードとなった[5]。
Pot 1 | Pot 2 | Pot 3 | Pot 4 |
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出場資格
[編集]2007年1月1日から2009年12月31日までに生まれた選手に出場する資格がある。各チームは最低18名、最低3名のゴールキーパーを含む最大23名の選手からなるチームを登録しなければならない[6]。
グループステージ
[編集]8チームが4チームずつ2組に分かれて総当たり戦を行う。各グループ上位2チームがノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出する。日時は全て現地時間 (UTC+8)。
順位決定方法
[編集]総当たり戦において勝利したチームは勝ち点3、引き分けは1、敗戦は0点加算される。勝ち点が並んだチームについては、以下の優先順位により順位を付ける[6]。
- 当該チーム間の対戦における勝ち点
- 当該チーム間の対戦における得失点差
- 当該チーム間の対戦における得点数
- グループステージ全試合における得失点差
- グループステージ全試合における総得点
- 当該チームが同会場にいる場合はPK戦 (2チームが同勝点の場合のみ)
- カード(警告または退場)の数をポイント化し少ない順 (1点:イエローカード1枚、3点:イエロー2枚による退場、一発レッドカードによる退場、4点:イエロー後、2枚目のカードがイエローではなくレッドによる退場)
- 抽選
グループA
[編集]順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
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1 | 北朝鮮 | 3 | 3 | 0 | 0 | 22 | 0 | +22 | 9 | ノックアウトステージ進出 |
2 | 韓国 | 3 | 1 | 1 | 1 | 13 | 8 | +5 | 4 | |
3 | フィリピン | 3 | 1 | 1 | 1 | 7 | 8 | −1 | 4 | |
4 | インドネシア (H) | 3 | 0 | 0 | 3 | 1 | 27 | −26 | 0 |
グループB
[編集]順 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 | 出場権 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 日本 | 3 | 3 | 0 | 0 | 12 | 1 | +11 | 9 | ノックアウトステージ進出 |
2 | 中華人民共和国 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 4 | +2 | 6 | |
3 | タイ | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 8 | −5 | 3 | |
4 | オーストラリア | 3 | 0 | 0 | 3 | 2 | 10 | −8 | 0 |
ノックアウトステージ
[編集]ノックアウトステージでは、45分ハーフの試合で決着が付かない場合は延長戦を行わず引き分けとなり、PK戦で勝ち進むチームを決める[6]。日時は全て現地時間 (UTC+8)。
準決勝 | 決勝 | |||||
5月16日 - カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアム | ||||||
北朝鮮 | 1 | |||||
5月19日 - カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアム | ||||||
中華人民共和国 | 0 | |||||
北朝鮮 | 1 | |||||
5月16日 - カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアム | ||||||
日本 | 0 | |||||
日本 | 3 | |||||
韓国 | 0 | |||||
3位決定戦 | ||||||
5月19日 - カプテン・イ・ワヤン・ディプタ・スタジアム | ||||||
中華人民共和国 | 1 | |||||
韓国 | 2 |
準決勝
[編集]この試合の勝者は、2024 FIFA U-17女子ワールドカップの出場権を獲得する。
3位決定戦
[編集]この試合の勝者は、2024 FIFA U-17女子ワールドカップの出場権を獲得する。
決勝
[編集]優勝国
[編集]AFC U17女子アジアカップ2024優勝国 |
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北朝鮮 2大会ぶり4回目 |
表彰
[編集]今大会の各種表彰は以下のように発表された。
大会最優秀選手 | 大会得点王 | 最優秀ゴールキーパー | フェアプレー賞 |
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眞城美春[7] | ジョン・イルチョン (7得点)[8] |
パク・ジュギョン[9] | 日本 |
FIFA U-17女子ワールドカップ出場チーム
[編集]AFCからは以下の3チームが2024 FIFA U-17女子ワールドカップの出場資格を得る。
出場国・地域 | 予選順位 | 出場決定日 | 出場回数 | 最高成績 |
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北朝鮮 | 優勝 | 2024年5月16日 | 2大会ぶり7回目 | 優勝 (2008, 2016) |
日本 | 準優勝 | 2024年5月16日 | 8大会連続8回目 | 優勝 (2014) |
韓国 | 3位 | 2024年5月19日 | 2大会ぶり4回目 | 優勝 (2010) |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ "AFC Women's Football Committee approves AFC Women's Club Championship" (HTML) (Press release) (英語). Asian Football Confederation. 28 September 2019. 2023年11月11日閲覧。
- ^ "Latest update on the AFC National Team Competitions in 2021 and 2022" (HTML) (Press release) (英語). Asian Football Confederation. 5 July 2021. 2023年11月11日閲覧。
- ^ 『女子サッカー界の今後の世界大会の予定は?』(HTML)(プレスリリース)国際サッカー連盟、2023年8月29日 。2024年2月11日閲覧。
- ^ “AFCU17W hopefuls discover Road to Indonesia 2024 opponents”. the-afc.com. 2024年3月11日閲覧。
- ^ “#U17WAC draw to reveal thrilling Indonesia 2024 showdowns”. Asian Football Confederation. 2024年3月11日閲覧。
- ^ a b c “COMPETITION REGULATIONS AFC U17 WOMEN’S ASIAN CUP 2024”. AFC. 2024年3月11日閲覧。
- ^ “Japan's Miharu Shinjo named Most Valuable Player”. AFC. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “DPR Korea's Jon Il Chong wins Yili Top Goalscorer”. AFC. 2024年5月20日閲覧。
- ^ “DPR Korea's Pak Ju Gyong scoops Best Goalkeeper honour”. AFC. 2024年5月20日閲覧。