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Adobe PageMaker

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Adobe PageMaker
開発元 アドビシステムズ
初版 1985年 (39年前) (1985)
最新版
7.0.2 / 2001年11月 (23年前) (2001-11)
対応OS Mac OS 9.1, 9.2.1, 9.2.2Windows NT 4.0, Windows 2000, Windows XP[1]
後継 Adobe InDesign
サポート状況 終了
種別 DTP
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト Adobe PageMaker 7
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Adobe PageMakerアドビ・ページメーカー)とは、かつてアドビシステムズ(現アドビ)の開発・販売していたDTPソフト。当初アルダスによって開発されたが、バージョン5時にアドビシステムズによりアルダスごと買収された。

最終バージョンは7.0.2(2001年11月リリース)。

来歴

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1985年に最初のバージョンが発表され、当時唯一のWYSIWYG環境であったMacintoshによるDTPという市場を切り拓いた。DTPという概念自体、このアプリケーションを世に問うために、アルダス社社長ポール・ブレイナードが考案したものである[2][3]

特徴

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ボックスを使わずに、紙面上の任意の場所に文字や画像を配置することができるなど、直感的な操作性を特徴とする。また、パソコンによるDTPソフトとしてはかなり初期の段階でカラー対応を果たしている。

1999年にアドビシステムズではアルダスが開発していたInDesign[4]を継続開発し、QuarkXPressに対抗するDTPソフトとして販売を始めた。同社によると、デザイン要素の強いレイアウトワークにはInDesignを、ビジネスドキュメントにはPageMakerを、大量のマニュアルなどにはFrameMakerを、というように分類していたが、PageMakerからInDesignへの移行を推進し[5]、2005年にはアドビストアでは PageMaker 7からInDesign CS2へのアップグレード版が販売された(InDesign CS2ではPageMaker 6.0以降のファイルを変換出来る)[6]

歴史

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  • 1985年 - PageMaker 1.0リリース。
  • 1989年 - PageMaker 3.0Jリリース[7]
  • 1994年 - PageMaker 5.0Jリリース。
  • 1996年 - PageMaker 6.0Jリリース[8]
  • 1997年 - PageMaker 6.5Jリリース[9]
  • 2001年 - PageMaker 7.0 日本語版リリース[10]

関連用語

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脚注

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  1. ^ Adobe PageMaker 7 必要システム構成
  2. ^ IT業界の開拓者たち 第22回 ページメーカーを作った男 脇英世
  3. ^ 小平 尚典『シリコンロード―日米46人のキーマンによる“パーソナルコンピュータ”史』ソフトバンククリエイティブ、1993年。ISBN 978-4890523245 
  4. ^ Pamela Pfiffner、井上 務、新丈 径『The Adobe Story -出版革命をデザインした男たち-』アスキー、2003年。ISBN 978-4756143754 
  5. ^ 最新情報 InDesignへの移行 InDesignへの移行について詳しくはこちら。PageMakerユーザ用のInDesignコンバージョンガイドや豊富なリソースを紹介
  6. ^ アドビ システムズ 株式会社がパブリッシングとデザインに革新をもたらすAdobe InDesign CS2 日本語版を発表
  7. ^ MS‐Windowsとは何か ウィンドウがパソコンを変える (1991). Emuesu uindōzu towa nanika. Waki, Hideyo, 1947-, 脇, 英世, 1947-. 講談社. ISBN 4061328530. OCLC 673235775. https://www.worldcat.org/oclc/673235775 
  8. ^ DTPソフトの元祖「Adobe PageMaker 6.0J」が、4月22日に発表された。
  9. ^ アドビ、ページレイアウトソフト「Adobe PageMaker 6.5J」を発表
  10. ^ アドビ システムズ 株式会社、Adobe® PageMaker® 7.0 日本語版を発表

外部リンク

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