akiko (ジャズ歌手)
akiko | |
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生誕 | 1976年12月14日(47歳) |
ジャンル | ジャズ |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 2001年 - 現在 |
レーベル | ability muse records |
事務所 | ability muse |
公式サイト | http://www.akiko-jazz.com |
akiko(あきこ、1976年12月14日 - )は、日本のジャズシンガー。
略歴
[編集]2001年、ユニバーサルミュージック傘下のヴァーヴ・レコードより初の日本人女性シンガーとして契約。 アンリ・ルノーのプロデュースのもとパリにてレコーディング。同年6月、アルバム『ガール・トーク』でデビューを果たす。同アルバムで『スイングジャーナル』誌主催2001年ジャズディスク賞「ニュースター賞」、スイングジャーナル誌選定「GOLD DISC」を受賞。同アルバムと、翌2002年リリースの3rd album『hip pop bop』でオリコン・ジャズ・チャート1位を獲得。
2003年、4th album『akiko's holiday』で同じくスイングジャーナル誌選定「GOLD DISC」、ス5th album 『Mood Swings』では「ボーカル賞」とアドリブ誌主催アドリブ・アワード 「ボーカル賞」 を受賞。
当時より500曲にも上るスタンダード・ジャズのレパートリーの広さは有名であったが、ジャズというジャンルにとらわれず、その後も毎アルバム毎に違ったスタイルを次々と提案していく様が注目を集めていく。
ジャズや音楽の専門的な勉強をしたことはなく、自身の音楽的ルーツは10代を過ごしたロンドンナイトやロカビリーナイトにあると、度々インタビューで語っている[1]。
過去作品では、プロデューサーとして、アンリ・ルノー、須永辰緒、小西康陽、ブッゲ・ヴェッセルトフト、Takeshi Okawa(Down Beat Ruler)他、楽曲プロデュース/コラボレーションとして、スウィング・アウト・シスター、松浦俊夫、福富幸宏、ニコラ・コンテ、大貫憲章、高木完、渡辺俊美、Kassin、モレーノ・ヴェローゾ、アート・リンゼイ等を迎えている。その他、大野雄二、佐藤竹善、re:jazz、吉澤はじめ、Studio Apartment、Quasimode等の作品にフィーチャリング・ボーカルとして参加。
ソングライティング、アレンジ、ジャケットデザインやアートディレクションなどセルフ・プロデュースもこなす。
2003年にはエスティローダーが日本人女性に送る美の賞「ディファイニング・ビューティー・アワード」を受賞。
2009年には"ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード 2009"「Jazz Artist Of The Year」を受賞。
2011-2012年にはオーバーライドと帽子を、2012年にはアデュー・トリステスとワンピースをそれぞれコラボレーション。
英国アーユルヴェーダ・カレッジ日本付属校認定アーユルヴェーダ・ライフ・スタイリスト、日本ナチュラル・ヒーリング・センター認定アーユルヴェーダ・ホームケア・ドクター及びライフ・コンサルタント、アーユルヴェーダ・ヨガの資格を取得し、2013年からは不定期でアーユルヴェーダのワークショップやスリランカでのリトリート・ツアーなども開催している。
2013年秋には、CD BOOK『Jazz Me Up』出版。
2016年6月にはデビュー15周年記念として、50曲入りの5枚組ベスト・アルバムをリリース。二人組のジャズ・コーラスユニットChai-Chee SIsters(チャイチーシスターズ)のデビューアルバム『GIrl Talk』をプロデュース。
2018年、自身初となるライフスタイルエッセイ『ジャズを詠む』を発表。
2024年、10月公開の映画『徒花-ADABANA-』の音楽監督を務める。
系譜
[編集]2001年-2004年 - TOKYO FM『JAZZ in TOKYO』|番組ナビゲーター
2002年-2003年 - CROSS FM『akiko da joe』|番組ナビゲーター
2003年-2004年 - エスティローダー|スポークスレディ
2004年 - 台中ジャズ・フェスティバル出演・台湾でのアルバム発売決定
2006年 - アルバム「Little Miss Jazz & Jive」収録『Around the World』がクラリオンCMに使用
2007年 - 韓国でのアルバム発売、プロモーション、ジャズ・フェスティバルの出演、7月・フジロック・フェスティバル出演、アルバム「Vida」収録『バトゥカーダ』が「日本テレビ南米サッカー2007」テーマソングに使用
2009年 - Billbard JAPAN Music Awards 第1回授賞式パフォーマンス
2010年 - カネボウ化粧品”suisai”CM曲『プリティー・ウーマン』歌唱
2011年 - タイにてアルバム発売開始、三井不動産レジデンシャル『Across the Universe』楽曲タイアップ
2012年
- 6月 - サントリーxタワーレコード『No Music, No Whiskey』 CF出演
- 7月 - デンマーク~ポーランド・ツアー、ポーランドのジャズ・フェスティバル Jazz Na Buduku出演
- 8月 - タワーレコード『No Music, No Life』CF出演
2013年
- 7月 - ポーランドツアー「Ladies’ Jazz Festival」他、ジャズ・フェスティバルやコンサート計8本出演
- 11月 - コンピレーションCD付書籍「JAZZ ME UP!」刊行
2014年
- 11月 - ポーランド・スロヴァキアツアー
- NHKドラマ10「紙の月」歌唱
2015年
2016年
- 6月 - ドイツ、ベルリン「熊本地震チャリティーコンサート」
- 7月 - イタリアツアー「Peperonchino Jazz Festival」他出演
2017年1月 - わかさ生活「レスペラトロールの水」CM曲タイアップ
2018年4月 - 初の著作『ジャズを詠む』(DU BOOKS)刊行
2020-2023年 LA PRAIRIE アンバサダー『Voice』
2022年 SUNTORY Whiskey "Ao" CM曲『Cross Road』歌唱
2024年 アサヒ "GINON" CM曲『L-O-V-E』歌唱
10月公開の映画『徒花-ADABANA-』の音楽監督を務める
・6月 - アイルランド、イタリアツアー
ディスコグラフィ
[編集]- GIRL TALK(2001年6月26日)
- upstream(2001年11月21日)
- hip pop bop(2002年6月26日)
- akiko's holiday(2003年2月26日)
- Mood Swings(2003年10月22日)
- mood indigo(2004年6月23日)
- simply blue(2005年6月22日)
- LITTLE MISS JAZZ & JIVE GOES AROUND THE WORLD!(2005年11月23日)
- Collage(2006年4月5日)
- Vida(2007年4月25日)
- a white album(2007年11月7日)
- What's Jazz? -STYLE-(2008年10月22日)
- What's Jazz? -SPIRIT-(2008年11月12日)
- HIT PARADE -LONDON NITE TRIBUTE-(2009年6月24日)
- Words(2009年12月2日)
- BEST 2005-2010(2010年11月3日)
- Across the Universe(2011年11月16日)
- Swingy, Swingy(2012年5月2日)
- 黒い瞳/Dark Eyes(2012年8月29日)
- JAZZ ME NY(2014年8月27日)
- Rockin' Jivin' Swingin'(2015年2月4日)
- Elemental Harmony(2016年6月22日)
- Have Yourself A Merry Little Christmas(2017年11月1日)
- spectrum [akiko×林正樹](2019年8月7日)
- Ukulele Lady(2021年6月21日)
- Ukulele Lady2(2022年6月30日)
- ジャズを詠む [akiko×海野雅威トリオ](2023年8月2日)
- 満たされた空虚 [Emptiness Fulfilled - inspired by ADABANA}(2024年10月2日)
シングル
[編集]- Water of March(2002年5月22日)
配信シングル
[編集]- Love Theme from 'Spartacus'(2021年9月10日)
- The Transformer(2021年10月8日)
- 花笠音頭(2021年11月12日)
- Real(2021年12月10日)
- Magic Number(2022年1月28日)
- I'm Every Woman(2022年2月11日)
- Love Is Stronger Than Pride(2022年3月31日)
- Funkin' for Jamaica(2022年4月30日)
- Somebody Else's Guy(2022年5月31日)
- Love Theme from 'Spartacus' (Clear Day Remix)(2022年7月29日)
- Somebody Else's Guy (Revisited Dub)(2022年9月29日)
- I'm Every Woman (Disco Version)(2022年12月7日)
- No Ordinary Love(2023年11月22日)
- Let Go (2023年12月30日)
7インチシングル
[編集]- Love Theme 'From Spartacus'(2022年4月23日)
- I'm Every Woman(2022年4月23日)
- Winter Wonderland / Jingle Bell Rock(2022年11月3日)
- Santa Claus Is Coming To Town(2022年11月3日)
- Funkin' for Jamaica(2022年12月3日)
- Somebody Else's Guy(2023年4月22日)
- Come On-A My House(2023年4月22日)
- No Ordinary Love(2024年4月20日)
著作
[編集]- 『ジャズを詠む』(DU BOOKS)
参加作品
[編集]- 大野雄二トリオ『WHAT'S THE WORRY? / LUPIN THE THIRD』(2001/8/1)
- 佐藤竹善『CORNERSTONES 2 』佐藤竹善feat.akiko「Take Good Care Of My Heart」(2002/12/18)
- 小原明子『AK-Note』小原明子feat. akiko&ブルーイfrom Incognito「Out of the Blue 」(2003/3/5)
- V.A.
- 『G.Lasts...tribute to GODZILLA 50th 』akiko bond mold「What's Wrong」(2004/12/3)
- 『Carol Tribute』akiko「Funky Monkey Baby」(2023/8/27)
- 『Down Beat Ruler vol.1』 akiko&CaSSETTE CON-LOS「Too Much Weight」(2007/4/24)
- 『Down Beat Ruler vol.3』 akiko&ERIBAKU『Golden Earrings』(2009/12/2)
- Studio Apartment『People To People』Studio Aprtment feat.akiko「Evolution」(2005/7/6)
- Arvin Homa Aya『Amazing』「Girls Are Just Girls」(2006/10/18)
- Equip『For Your Love』「Precious Love」(2007/9/26)
- re:jazz『Nipponized』「Twiggy Twiggy」(2008/12/4)
- 吉澤はじめ
- 『Music from the Edge of the Universe』「Rise Me Up」(2005/9/7)
- 『JAPAN』「Seeds of Spring」(2008/8/13)
- 福富幸宏『THE TRANSFORMER REMIX WORKS BY YUKIHIRO FUKUTOMI』「The Transformer」(2007/4/25)
- Quasimode『Four Pieces - The Best Selection』「Ascention (Land of Freedom part.2)」(2012/3/7)
- クリヤ・マコト『Art for Life: All-star Sessions』「The Days of Wine and Roses」(2011/3/16)
- カルメラ『誰そ彼レゾナンス』「Desafinado」(2021/5/12)
- Matter Halo「Ciao」(2023/12/6)