Apple M4 Max
生産時期 | 2024年10月30日から |
---|---|
設計者 | Apple |
生産者 | TSMC |
アーキテクチャ | AArch64 |
命令セット | ARMv9.2-A |
コア数 |
16コア 高性能コア x12, 高効率コア x4 または 14コア 高性能コア x10, 高効率コア x4 |
前世代プロセッサ | Apple M3 Max |
GPU | Apple独自設計 40コアまたは32コア |
コプロセッサ | Neural Engine |
ブランド名 | Appleシリコン |
Apple M4 Maxは、2024年10月30日に発表された、AppleがMac向けにARMアーキテクチャのライセンスを受けて設計したAppleシリコン SoCである。
TSMCの第2世代3nmプロセスで製造されている。
本SoCの下位版にあたるApple M4 Proとは、CPUとGPUのコア数およびメモリの帯域と容量で区別されている[1]。
仕様
[編集]CPU
[編集]16コア(高性能コア x12, 高効率コア x4)メモリ帯域幅546GB/s、および14コア(高性能コア x10, 高効率コア x4)メモリ帯域幅410GB/sの構成が存在する[2]。
GPU
[編集]40コア(もしくは32コア)のApple独自設計によるGPUにはハードウェア・アクセラレーテッド・レイトレーシングやハードウェア・アクセラレーテッド・メッシュ・シェーディング機能が搭載されている。
その他
[編集]16コアNeural Engine、Secure Enclave、ProResアクセラレータやHEVCエンコーダ、AV1デコーダなどの専用処理回路メディアエンジンを2器搭載しておりThunderbolt 5コントローラなども搭載されている[1]。
M4 Maxチップはユニファイドメモリ構造であり、CPUやGPUといったチップ内すべてのコンポーネントがメモリアドレスを共有している。メモリには3チャンネルで合計410GB/sの36GB搭載モデルと4チャンネルで合計546GB/sの48GB(64GB, 128GB)搭載モデルがの2構成があり、LPDDR5X-8533 SDRAMが採用されている[2]。
搭載モデル
[編集]Apple M4 Maxチップは、2024年10月に発表されたMacBook Proに搭載されている[1]。
関連する同世代SoC
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “新しいMacBook Pro、M4チップファミリーとApple Intelligenceを搭載”. Apple Newsroom (日本). 2024年11月1日閲覧。
- ^ a b “MacBook Pro - 仕様”. Apple(日本). 2024年11月1日閲覧。