Apple A14
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生産時期 | 2020年から |
---|---|
設計者 | Apple |
生産者 | TSMC |
プロセスルール | 5nm[1][2] |
アーキテクチャ | ARMv8.5-A |
マイクロアーキテクチャ | AArch64 |
コア数 |
6(2+4)コア: |
前世代プロセッサ | Apple A13 Bionic |
次世代プロセッサ | Apple A15 Bionic |
Apple A14 Bionicは、 Appleが設計した64ビットARMベースのチップ(SoC)である。
概要
[編集]A14は、業界初の5nmプロセスで製造され[2]、前世代のA13 Bionicチップ同様にNeural Engine(ニューラルネットワークエンジン、16コア)が搭載されている[3][4]。CPUは、Apple設計の64ビットARMv8.5-Aベースの2つの高性能コア(Firestorm)と、4つの高効率コア(Icestorm)を搭載している[5][4][6]。
また、A14はApple製の4コアのGPUと第2世代MLアクセラレータ、Secure Enclaveを搭載している[7][4]。搭載するトランジスタの数は合計で118億個にのぼる。
搭載製品
[編集]変種
[編集]以下の表は「Firestorm」と「Icestorm」マイクロアーキテクチャに基づいた各種SoCを示している。
チップ名 | CPUコア数(高性能+高効率) | GPUコア数 | メモリ (GB) | トランジスタ数 |
---|---|---|---|---|
A14 | 6 (2+4) | 4 | 4 - 6 | 118億 |
M1 | 8 (4+4) | 7 | 8 - 16 | 160億 |
8 | ||||
M1 Pro | 8 (6+2) | 14 | 16 - 32 | 337億 |
10 (8+2) | ||||
16 | ||||
M1 Max[注 1] | 10 (8+2) | 24 | 32 - 64 | 570億 |
32 | ||||
M1 Ultra[注 1] | 20 (16+4) | 48 | 64 - 128 | 1140億 |
64 |
脚注
[編集]- ^ “アップル異例の「順番入れ替わり」、それでも「プロセッサー自前開発」で強みを見せる”. ASCII.jp. (2020年9月16日) 2020年9月24日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2020年9月30日). “【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 Appleデバイスの次の心臓となるSoC「Apple A14」”. PC Watch. 2020年10月19日閲覧。
- ^ a b c 西田宗千佳 (2020年9月23日). “新iPad Airの心臓部「A14」から見える「次期iPhone」「次期Mac」の姿”. www.businessinsider.jp. 2020年9月23日閲覧。
- ^ Frumusanu, Andrei. “Apple Announces new 8th gen iPad with A12, iPad Air with 5nm A14 Chip”. www.anandtech.com. 2021年3月1日閲覧。
- ^ “Apple独自アーキテクチャの変遷 A6から最新A14まで”. ITmedia NEWS. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “iPad Airが新搭載する「A14 Bionic」で見えてきたiPhone 12とApple Silicon Macの可能性”. ITmedia PC USER. 2020年10月19日閲覧。
- ^ 長い歴史を誇るAppleシリコンだが、iPhoneよりも先にiPadに搭載されるのはこれが初である。