コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

BAD INTENTIONS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

BAD INTENTIONS(バッド インテンションズ)は、新日本プロレスプロレスラージャイアント・バーナードカール・アンダーソンタッグチーム

来歴

[編集]

結成

[編集]

2009年4月、中邑真輔真壁刀義との試合中に矢野通が乱入。当時、タッグ・パートナーであった真壁をイスで殴打し、中邑と旧G・B・Hメンバーと共に新ユニットCHAOSを結成。5月3日にIWGPタッグ王座の挑戦権を賭けて、天山広吉小島聡組と対戦。これに勝利し、6月20日でブラザー・レイブラザー・ディーボン組が所持するベルトの奪還に挑むも敗北を喫した。

同年に開催されたG1 TAG LEAGUEでは史上初となる全戦全勝し、優勝を果たした。

三つ巴のタッグ王座抗争

[編集]

2010年1月4日に3WAYマッチで再度IWGPタッグ王座に挑戦するも、凱旋帰国したNO LIMITからピンフォールを奪われ、ここでも戴冠はならず。4月4日に矢野通カール・アンダーソンCHAOS追放(バーナードも後日に離脱を発表)に伴い、NO LIMITの2人と共闘。この事態に痺れを切らせた青義軍永田裕志井上亘が乱入し、三つ巴の抗争が勃発。

5月3日にIWGPタッグ選手権試合3WAYマッチが行われ、アンダーソンが井上からピンフォールを奪われて敗北を喫するも、6月19日にイリミネーション形式の3WAYタイトルマッチに勝利を収め、ついにIWGPタッグ王座初戴冠を果たした。翌7月19日に巴戦ルールで同じ面子で3度対決、青義軍とNO LIMITを連続で倒した事で初防衛に成功、抗争が終結する。

抗争後〜終息

[編集]

青義軍・NO LIMIT・日墨マッスルオーケストラ中西学&ストロングマン組)・TNAビアマネー・インク(ジェームス・ストーム&ロバート・ルード組)・CMLLOKUMURA&アトランティス組を相手にIWGPタッグベルトの連続防衛に成功し、現在蝶野正洋天山広吉組の持つIWGPタッグ王座最多連続防衛記録と同じ7回に到達している。

2010年のG1 TAG LEAGUEにシード権で出場、決勝トーナメントし進出するも準決勝で青義軍に敗れた為第3位になり、2連覇実現はならなかった。

また、2010年度のプロレス大賞の最優秀タッグチームの候補に挙がっていたが、結果は日墨マッスルオーケストラが受賞した為、これに激怒。最優秀タッグを決定する立場にいた解説の金沢克彦やバックステージにいた新聞・雑誌記者に噛みつく・掴みかかったりした。

6月18日、大阪大会でプロレスリング・ノア高山善廣&佐野巧真の持つGHCヘビー級タッグベルトに挑戦し、バーナードが佐野をバーナードライバーでフォール勝ちし、GHCタッグベルトを奪取しタッグ2冠とIWGPタッグ多連続防衛記録更新を達成。同大会で行われた棚橋弘至後藤洋央紀のIWGPヘビー級王座選手権終了直後にリングに上がり、バーナードが棚橋のIWGPベルトに挑戦表明。反対に棚橋が2人のIWGPタッグベルトに挑戦表明し、バッドインテンションズ対棚橋&後藤組のIWGPタッグ選手権が正式に決まる。

7月3日、大阪大会での公約通り、棚橋・後藤組と対戦しアンダーソンがガン・スタンで後藤にフォール勝ちし、9度目の防衛に成功する。 翌18日にバーナードが棚橋のIWGPに挑戦、敗北するもバーナードは棚橋を大いに讃えた。また、アンダーソンはシングルで後藤と対戦、裏ガン・スタンを繰り出すも後藤の裏昇天に敗れる。 同月にNOAHのリングでピンク・ゴディ森嶋猛吉江豊組)を相手にGHCタッグ初防衛に成功し、試合後に谷口周平潮崎豪から挑戦表明を受けた。

10月22日、新日本プロレスにて行われるG1 TAG LEAGUEに3年連続3回目の出場。ブロック1位通過し、準決勝で棚橋弘至後藤洋央紀組を下し決勝戦に進出するも、鈴木みのるランス・アーチャー組に敗れ、準優勝。

10月31日、NOAHディファ有明大会にて行われたGHCタッグ選手権で、22分13秒の戦いの末、バーナードが谷口をバーナードライバーで沈めV2に成功した。 しかし、試合後にNO MERCYのKENTA&高山善廣から挑戦表明を受けた。

11月12日、G1 TAG LEAGUE優勝タッグの鈴木・ランス組を相手にIWGPタッグ戦を行い、新合体技「ジャイアント・ガンスタン」でランスを仕留め、10度目の防衛に成功する。

2012年1月4日、テンコジとしてタッグ再結成した天山広吉小島聡組を相手に東京ドーム大会でIWGPタッグ戦を行い、バーナードが天山のムーンサルトプレスで敗れたため、1年7ヶ月の長期政権から陥落する。

1月22日NOAH大阪大会、秋山準&齋藤彰俊組を迎えたGHCタッグ王座3度目の防衛戦。最後はアンダーソンが齋藤のデスブランドで敗れた、尚この結果により18日間で同王座&IWGPタッグ王座を失い無冠となった。

4月、バーナードが新日本を離脱してWWEに帰還した為、実質上の終息となった。

合体技

[編集]
マジックキラー
ラ・レジスタンスのオールボワールと同じモーション。この技で2009年度G1タッグリーグを全戦全勝した。
ジャイアント・ガンスタン
かつて3度に渡る敗北を喫した相手TEAM 3Dのフィニッシュ技「ダッドリー・デス・ドロップ」のガン・スタンバージョン。バーナードがスラップジャンプの要領で相手を上空に放り投げ、アンダーソンが高角度のガン・スタンでマットに叩き込む。IWGPタッグ10度目の防衛戦で初披露。

タイトル歴

[編集]
新日本プロレス
プロレスリング・ノア

関連項目

[編集]