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BLK

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

BLKは、オーストラリアのスポーツ用品製造会社「World Rugby Specialists(WRS)」で2011年に生まれた、ラグビー関連製品に特化したブランドである[1][2]。BLKは「Beyond Limits Known」の頭文字であり、日本では「限界突破」「限界を超えた世界へ」と訳してプロモーションされている[1][3]

概要

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1999年、オーストラリアクイーンズランド州ゴールドコースト市にスポーツ用品製造会社「World Rugby Specialists(WRS)」が設立。

当初WRSは、イギリス発祥のラグビー用品ブランド「KooGa(クーガ)」をオーストラリアで展開し、「KooGa Australia(クーガ・オーストラリア)」としていた[1]

2011年に、「KooGa Australia」を独自ブランド「BLK」に変更した[1]

2017年1月に、BLKブランドは東ティモールの投資家などによって買収された[4]

日本での展開

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日本では、2008年にWRSジャパン(本社:埼玉県狭山市)が設立され、BLKの日本正規輸入代理店となっている。ブランド名・企業名として「BLK JAPAN」も使用している[5]。いずれも海外WRS・BLKとの資本関係はない[1]

WRSジャパンは、社会人ラグビー「ジャパンラグビーリーグワン」のチーム(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ静岡ブルーレヴズ三重ホンダヒートなど)や、社会人地域リーグのチーム、中学・高校・大学チーム(学習院大学など)、クラブチーム、ラグビースクール、一般消費者に、BLKブランドのジャージやラグビー用品、アパレル製品を提供している[1][3]

タグラグビー用の製品も展開しており[6]全国小学生タグラグビー大会への協賛も行っている[5][1]

海外チーム

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日本以外のナショナルチームやプロクラブチームで、BLKを採用しているもの(2024年6月現在、抜粋)

出典

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  1. ^ a b c d e f g 「限界突破」 スポーツ、ラグビーの海外ブランドBLK”. blksports.co.jp. 2023年7月12日閲覧。
  2. ^ World Rugby Specialists Group (WRS)” (英語). businesschief.asia (2020年5月19日). 2023年7月12日閲覧。
  3. ^ a b REATAIL&TEAMWEAR CATALOGUE 2023”. 株式会社WRS JAPAN. 2023年7月12日閲覧。
  4. ^ Powell, Dominic (2017年1月20日). “Consortium of private investors buys troubled sportswear brand BLK” (英語). SmartCompany. 2023年7月12日閲覧。
  5. ^ a b SMBCカップ 第20回全国小学生タグラグビー大会開催のお知らせ”. JRFU. 2023年7月12日閲覧。
  6. ^ タグラグビー”. blksports.co.jp. 2023年7月12日閲覧。
  7. ^ Contact Us” (英語). Kenya Rugby. 2024年6月6日閲覧。
  8. ^ Barnard, Deon. “Clash of Titans: Namibia Takes on New Zealand – Namibia Rugby Union” (英語). 2024年6月6日閲覧。
  9. ^ Kiwis Players |” (英語). 2024年6月6日閲覧。
  10. ^ The Stormers”. The Stormers. 2024年6月6日閲覧。
  11. ^ Home”. WP Rugby (2013年7月12日). 2024年6月6日閲覧。
  12. ^ First Team” (英語). London Irish. 2024年6月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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