Billboard Japan Top User Generated Songs
表示
Billboard Japan Top User Generated Songs(ビルボード・ジャパン・トップ・ユーザー・ジェネレイテッド・ソングス)は、Billboard JAPANによって発表されている日本の音楽チャート。YoutubeにおけるUGC(ユーザー生成コンテンツ)を集計したチャートである。
チャートの構成
[編集]YouTubeの再生数のうち、UGC(User Generated Contents:ユーザー生成コンテンツ)の再生数のみを集計し、インターネット上のバズを可視化したチャート[1] 。UGCのコンテンツには「歌ってみた」・「踊ってみた」が多いため[2]、「歌ってみた」との親和性が高いボーカロイド曲やボカロP、歌い手による楽曲がチャートインしやすい傾向にある。
歴史
[編集]2020年12月7日付のチャートから正式に新設された。最初に首位を獲得したのは、Kanariaの「KING」であった。
当チャートが新設されるまで、UGCの再生回数は総合チャート「Japan Hot 100」のYouTube指標に含めて集計されていた。2020年9月、米国ビルボードが「UGCの影響力が大きく総合的なヒットが見えにくくなる」として、ミュージックビデオの再生回数からUGCを切り分けた影響もあり、Billboard JAPANにおいても2021年度から集計対象外となった。しかし「UGCが市場に与える影響は無視できない」として、単独のチャートとして発表されることになった[3]。
首位獲得作品
[編集]年間
[編集]年度 | 曲 | アーティスト | 出典 |
---|---|---|---|
2021年 | 「KING」 | Kanaria | [4] |
2022年 | 「神っぽいな」 | ピノキオピー | [5] |
2023年 | 「アイドル」 | YOASOBI | [6] |
出典
[編集]- ^ “About Charts│Billboard JAPAN”. Billboard JAPAN. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “【ビルボード 2022年 年間UGC Songs】ピノキオピー「神っぽいな」が首位、2014年発表「アスノヨゾラ哨戒班」がトップ10入り | Daily News”. Billboard JAPAN. 2023年7月9日閲覧。
- ^ “ビルボードが新ランキング ネットで拡散している曲は”. 日本経済新聞 (2021年10月7日). 2023年7月8日閲覧。
- ^ “Top User Generated Songs Year End 2021”. Billboard JAPAN. 2024年2月12日閲覧。
- ^ “Top User Generated Songs Year End 2022”. Billboard JAPAN. 2024年2月12日閲覧。
- ^ “Top User Generated Songs Year End 2023”. Billboard JAPAN. 2024年2月12日閲覧。