déraciné (GRAPEVINEのアルバム)
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『déraciné』 | ||||
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GRAPEVINE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||
プロデュース | 長田進 | |||
チャート最高順位 | ||||
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GRAPEVINE アルバム 年表 | ||||
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『deracine』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
その未来 - YouTube 放浪フリーク - YouTube |
『déraciné』(デラシネ)は、GRAPEVINEの7枚目のアルバムである。2005年8月25日にポニーキャニオンより発売された。
解説
[編集]- 前作『Everyman,everywhere』から約9か月振り、フルアルバムでは『イデアの水槽』以来、約1年8か月振りのリリース。フルアルバムのリリース間隔としては、発売当時のGRAPEVINEのアルバムの中で最長であった[1]。
- タイトルは、フランス語で根無し草、転じて「故郷や祖国から切り離された人」という意味を持つ。
- 本作から長田進がプロデュース(10曲中4曲)を手がけている。
- 2023年現在、メンバー全員がそれぞれの作曲に関わった最後のアルバムとなっている。
- 先行シングルである「その未来/アダバナ」の2曲目である「アダバナ」は、本作には未収録となっている。
- 後に『From a smalltown』の発売日である2007年3月7日に低価格・限定盤として再発された。
収録曲
[編集]- 13/0.9
- 作詞:田中和将/作曲:亀井亨
- 「死なない自信はあるのかと問われて」「この胸に火をつけろ」などの歌詞からも分かるように、喫煙者の肩身の狭さと煙草への愛を歌った曲である。
- その未来
- 作詞:田中和将/作曲:亀井亨
- 17thシングル(両A面の1曲目)。今作の先行シングルとなった。
- 少年
- 作詞/作曲:田中和将
- VIRUS
- 作詞:田中和将/作曲:亀井亨
- REW
- 作詞:田中和将/作曲:亀井亨
- 放浪フリーク
- 作詞:田中和将/作曲:西川弘剛
- 後に18thシングルとしてシングルカットされた。
- 『Best of GRAPEVINE 1997-2012』ファン投票22位(中間結果20位)。
- KINGDOM COME
- 作詞/作曲:田中和将
- 「その未来/アダバナ」の特典CD『Hot Men's Box II』の中で、曲の一部が収録されていた楽曲である。
- それを魔法と呼ぶのなら
- 作詞:田中和将/作曲:亀井亨
- GRAVEYARD
- 作詞:田中和将/作曲:亀井亨
- ロバート・ジョンソンをモチーフにした曲であり、ツアー「ママとマスター」でもそう公言している。なお、歌詞中の「四つ角の悪魔に会う」とは「クロスロード伝説」のこと。
- スカイライン
- 作詞/作曲:田中和将
- カントリー風の楽曲であり、亀井も「曲自体がやったことがないテイストだったので、曲だけでもの凄い新鮮だった」と「ミュージックトマトJAPAN」のインタビューで発言している。
- タイトルは日産のスポーツカーのことではない。アルバムのツアーファイナルにはつじあやのがコーラスとして参加した[2]。
- 編曲:GRAPEVINE(#4~8、10)、GRAPEVINE&長田進(#1~3、9)
脚注
[編集]- ^ 後に『真昼のストレンジランド』から『愚かな者の語ること』の2年3か月が更新。
- ^ つじとは、彼女の楽曲(「Shiny Day」)のバックバンドとして参加した縁がある。