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D-乳酸デヒドロゲナーゼ (キノン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
D-乳酸デヒドロゲナーゼ (キノン)
識別子
EC番号 1.1.5.12
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
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D-lactate dehydrogenase, membrane binding
識別子
略号 Lact-deh-memb
Pfam PF09330
Pfam clan CL0277
InterPro IPR015409
SCOP 1f0x
SUPERFAMILY 1f0x
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
テンプレートを表示

D-乳酸デヒドロゲナーゼ (キノン)D-lactate dehydrogenase (quinone))は、次の化学反応触媒する酸化還元酵素である。

(R)-乳酸 + キノン ピルビン酸 + キノール

補酵素としてFADを用いるフラボタンパク質

分布

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基本的にプロテオバクテリアに限られるが、例外的にその他の真正細菌真核生物からも遺伝子が見出される。細胞膜細胞質側表面に局在している。

構造

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大腸菌由来の酵素は分子量約65 kDaで、FAD結合ドメイン、キャップドメイン、膜結合ドメインの3部からなる。この膜結合部位は正電荷に富んでおり、細胞膜リン脂質のリン酸基と静電的相互作用によって結合していることが特徴的である。[1]

参考文献

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  1. ^ Dym et al. (2000). “The crystal structure of D-lactate dehydrogenase, a peripheral membrane respiratory enzyme”. PNAS 97 (17): 9413-9418. doi:10.1073/pnas.97.17.9413.