メチダチオン
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メチダチオン Methidathion[1] | |
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3-(dimethoxyphosphinothioylsulfanylmethyl)-5-methoxy-1,3,4-thiadiazol-2-one | |
別称 DMTP、スプラサイド | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 950-37-8 |
PubChem | 13709 |
ChemSpider | 13115 |
KEGG | C14431 |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL226651 |
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特性 | |
化学式 | C6H11N2O4PS3 |
モル質量 | 302.331 |
外観 | 無色の結晶 |
融点 |
39℃ |
水への溶解度 | 0.0187g/100ml(20℃) |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | ICSC 1659 |
引火点 | 100℃ |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
メチダチオン(英: Methidathion)は 有機リン系殺虫剤の一種。DMTPとも略記される。
用途
[編集]スイスのチバガイギーが開発した農薬で、商品名は「スプラサイド」。野菜のアブラムシやコナジラミ、果樹・茶・花卉のカイガラムシに有効である。日本では1967年11月14日に農薬登録を受け、1999年には原体301トンが輸入されて単剤764トンが生産された[2]。
安全性
[編集]日本の毒物及び劇物取締法上の劇物に該当する。人体に対しては、縮瞳や胸部圧迫感など有機リン化合物特有の中毒症状が生じる。一日許容摂取量(ADI)は、0.0015mg/kg/日[2]。
参考文献
[編集]- 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044。
脚注
[編集]- ^ 国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所 )
- ^ a b 『農薬毒性の事典 改訂版』p272
外部リンク
[編集]- 国際化学物質安全性カード メチダチオン (ICSC:1659) 日本語版(国立医薬品食品衛生研究所による), 英語版