digitaglam FOD VI
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『digitaglam FOD VI』 | ||||
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FENCE OF DEFENSE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
GESS CONBINATO STUDIO AOBADAI STUDIO MAGNET STUDIO STUDIO AVR | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Epic/Sony Records | |||
プロデュース | FENCE OF DEFENSE | |||
チャート最高順位 | ||||
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FENCE OF DEFENSE アルバム 年表 | ||||
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『digitaglam FOD VI』(デジタグラム・エフオーディー・シックスス)は、1991年6月21日にリリースされたFENCE OF DEFENSE6枚目のアルバム。
解説
[編集]キャッチコピーは「地球と子宮の電子狂奏曲」。
メインタイトルの「digitaglam」とは「digital」と「glam」の合成語。デジタルビートに乗せた、グラムロックならではの耽美的な世界が横溢する実験作。当時最新鋭の機材であったシンクラビアを多用し、新境地を生み出した。現在でも西村麻聡が会心の作品と評価している。
このアルバムはトータル・コンセプトを持つ作品である事から、シングルがリリースされなかった(「Lies & Reason」のみ「時の河」カップリング曲としてシングルに収録)。また歌詞カードも極めてユニークなデザインとなっている。
山田が「グラウンド・ビート」という当時、日本で火が着きかけていたハウス・ミュージックのリズムを生ドラムで表現するなど、違った面が窺える。
本作品で初めてセルフカバー曲を収録。1st収録「PLASTIC AGE」を「PLASTIC AGE'90」としてセルフカバー。
収録曲
[編集]全編曲: FENCE OF DEFENSE。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「パラノイアの危険な入口」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
2. | 「digitaglam」 | 西村麻聡 | ||
3. | 「9.9.9」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
4. | 「PEACE LOVIN' MAN」 | FENCE OF DEFENSE、早咲めぐみ | FENCE OF DEFENSE | |
5. | 「ASIAN LUNCH」 | 西村麻聡 | ||
6. | 「BRAIN DANCE」 | 西村麻聡 | FENCE OF DEFENSE | |
7. | 「Deep Kiss」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
8. | 「Lies & Reason」 | 西村麻聡 | 西村麻聡 | |
9. | 「クロスロード・パズル」 | 北島健二 | ||
10. | 「知識のテロリズム」 | 西村麻聡 | ||
11. | 「無条件完全降伏」 | 北島健二 | FENCE OF DEFENSE | |
12. | 「「甘美」」 | 西村麻聡 | ||
13. | 「恋の独裁者」 | FENCE OF DEFENSE | 西村麻聡 | |
14. | 「出路」 | 西村麻聡 | ||
15. | 「PLASTIC AGE'90」 | 柳川英巳、FENCE OF DEFENSE | 西村麻聡 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- パラノイアの危険な入口
- この楽曲のタイトルはキング・クリムゾン「21st Century Schizoid Man」の一節を邦訳したものでもある。歌詞自体はアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」収録曲の邦訳歌詞をランダムに組み合わせたものである。
- digitaglam
- 9.9.9
- ベストアルバム『BEST』にも収録されている。
- PEACE LOVIN' MAN
- ベストアルバム『GREAT FREAKERS BEST 〜FENCE OF DEFENSE 1987-2007〜』にも収録されている。
- ASIAN LUNCH
- BRAIN DANCE
- Deep Kiss
- リプロダクションアルバム「FENCE OF DEFENSE 20th Anniversary RE-PRODUCT 1987-1992』には新たにリミックスしたものが収録されている。
- Lies & Reason
- 後に11thシングル『時の河』のカップリング曲としてシングル・カットされている。
- クロスロード・パズル
- 知識のテロリズム
- 無条件完全降伏
- 「甘美」
- 恋の独裁者
- 色々な要素が取り入れられており、出だしと間奏[1]にヒトラーの演説、リフにレッド・ツェッペリン「移民の歌」を取り入れ、歌詞は山本リンダ「どうにもとまらない」をモチーフに作られている。
- 出路
- PLASTIC AGE'90
- 1stアルバム『FENCE OF DEFENSE』収録曲及び2ndシングル『NIGHTLESS GIRL」のカップリング曲のセルフカバー。メロディがラップっぽくなっており、さらに2番が「CHAIN REACTION」のAメロ+「BURN」のサビという編成になっている。ちなみにこの楽曲は、前年(1990年)のツアーの中で既に演奏されていた。この年は、通常のホールツアーではなく、全国のライブハウスを会場としたツアーを3度行っている。それぞれのツアーで、「既発表曲をアレンジし直してメドレー形式で演奏する」という試みがなされた。「PLASTIC AGE 90」は3度目のツアーで初披露された。「PLASTIC AGE」をベースとして、「BURN」「CHAIN REACTION」が盛り込まれている。
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ 間奏は1933年1月30日の首相就任演説の音源を使用している。