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digitaglam FOD VI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『digitaglam FOD VI』
FENCE OF DEFENSEスタジオ・アルバム
リリース
録音 GESS CONBINATO STUDIO
AOBADAI STUDIO
MAGNET STUDIO
STUDIO AVR
ジャンル ロック
時間
レーベル Epic/Sony Records
プロデュース FENCE OF DEFENSE
チャート最高順位
FENCE OF DEFENSE アルバム 年表
FENCE OF DEFENSE V TIME
1990年
digitaglam FOD VI
1991年
FENCE OF DEFENSE VII RIDE
1992年
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digitaglam FOD VI』(デジタグラム・エフオーディー・シックスス)は、1991年6月21日にリリースされたFENCE OF DEFENSE6枚目のアルバム

解説

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キャッチコピーは「地球と子宮の電子狂奏曲」

メインタイトルの「digitaglam」とは「digital」と「glam」の合成語。デジタルビートに乗せた、グラムロックならではの耽美的な世界が横溢する実験作。当時最新鋭の機材であったシンクラビアを多用し、新境地を生み出した。現在でも西村麻聡が会心の作品と評価している。

このアルバムはトータル・コンセプトを持つ作品である事から、シングルがリリースされなかった(「Lies & Reason」のみ「時の河」カップリング曲としてシングルに収録)。また歌詞カードも極めてユニークなデザインとなっている。

山田が「グラウンド・ビート」という当時、日本で火が着きかけていたハウス・ミュージックリズムを生ドラムで表現するなど、違った面が窺える。

本作品で初めてセルフカバー曲を収録。1st収録「PLASTIC AGE」を「PLASTIC AGE'90」としてセルフカバー。

収録曲

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全編曲: FENCE OF DEFENSE。
#タイトル作詞作曲時間
1.パラノイアの危険な入口西村麻聡西村麻聡
2.digitaglam 西村麻聡
3.9.9.9西村麻聡西村麻聡
4.PEACE LOVIN' MANFENCE OF DEFENSE、早咲めぐみFENCE OF DEFENSE
5.ASIAN LUNCH 西村麻聡
6.BRAIN DANCE西村麻聡FENCE OF DEFENSE
7.Deep Kiss西村麻聡西村麻聡
8.Lies & Reason西村麻聡西村麻聡
9.クロスロード・パズル 北島健二
10.知識のテロリズム 西村麻聡
11.無条件完全降伏北島健二FENCE OF DEFENSE
12.「甘美」 西村麻聡
13.恋の独裁者FENCE OF DEFENSE西村麻聡
14.出路 西村麻聡
15.PLASTIC AGE'90柳川英巳、FENCE OF DEFENSE西村麻聡
合計時間:

楽曲解説

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  1. パラノイアの危険な入口
  2. digitaglam
  3. 9.9.9
    • ベストアルバム『BEST』にも収録されている。
  4. PEACE LOVIN' MAN
  5. ASIAN LUNCH
  6. BRAIN DANCE
  7. Deep Kiss
  8. Lies & Reason
    • 後に11thシングル『時の河』のカップリング曲としてシングル・カットされている。
  9. クロスロード・パズル
    • 北島がギターベースを弾いている楽曲。そのためか、1991年に行われたライブでは西村は演奏に参加していない。西村がこの曲をライブで弾いたのは1993年のツアーが最初である。その際初日の公演でこの曲を演奏し終えた西村が思わず「ああ、緊張した。」とつぶやいた。
  10. 知識のテロリズム
  11. 無条件完全降伏
  12. 「甘美」
  13. 恋の独裁者
  14. 出路
  15. PLASTIC AGE'90
    • 1stアルバム『FENCE OF DEFENSE』収録曲及び2ndシングル『NIGHTLESS GIRL」のカップリング曲のセルフカバー。メロディがラップっぽくなっており、さらに2番が「CHAIN REACTION」のAメロ+「BURN」のサビという編成になっている。ちなみにこの楽曲は、前年(1990年)のツアーの中で既に演奏されていた。この年は、通常のホールツアーではなく、全国のライブハウスを会場としたツアーを3度行っている。それぞれのツアーで、「既発表曲をアレンジし直してメドレー形式で演奏する」という試みがなされた。「PLASTIC AGE 90」は3度目のツアーで初披露された。「PLASTIC AGE」をベースとして、「BURN」「CHAIN REACTION」が盛り込まれている。

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ 間奏は1933年1月30日の首相就任演説の音源を使用している。