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EqA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

EqAは、野球セイバーメトリクス指標の一つ。Equivalent Averageの頭字語である。提唱されたベースボール・プロスペクタス英語版では、2010年よりTAv(True Average)としている[1]

所属リーグやパークファクターの影響を受けずに打者の評価を行う目的でクレイ・ダベンポート英語版によって提唱された指標である[2] 。算出される値は打率と同じ基準をとる。2010年より、TAvとしてPECOTAに採用された[1]

EqAは、マイナーリーグベースボールの打撃成績がメジャーリーグにおける能力の測定に有効であるという考え方を検証するセイバーメトリクスの手法の一つである。例えば、打者優位のパシフィックコーストリーグ(AAA)の打撃成績は、同レベルの他リーグでは明らかに低下すると考えられる。よりレベルの高いメジャーリーグに昇格した場合にも、同様に低下すると考えられる。EqAは、このような予測による幻惑を排し、打者の能力を測定することを目的としている。

EqAは、REqA(Raw EqA)から派生した指標である[3]

計算式
H=安打、TB=塁打、BB=四球、HBP=死球、SB=盗塁、SH=犠打、SF=犠飛、AB=打数、CS=盗塁死

数値としては、「1打席につきどれだけの塁を得たか」を表す数値となっている[4]

出典

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  1. ^ a b Jay Jaffe (2010年2月25日). “Call It True Average”. BaseballProspectus.com. 2014年11月25日閲覧。
  2. ^ クレイ・ダベンポート (2004年2月24日). “About EqA”. BaseballProspectus.com. 2014年11月25日閲覧。
  3. ^ View details for REqA”. BaseballProspectus.com. 2014年11月25日閲覧。
  4. ^ クリスティーナ・カール英語版、クレイ・ダベンポート、ジョー・シーハン英語版ラニー・ジャゼイエリ英語版, ed (2000). “Davenport Translations Q & A”. Baseball Prospectus 2000. Brassey's Sports. pp. 3-6. ISBN 978-1574882148 

関連項目

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