コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

タイ・エアアジア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FD (航空会社コード)から転送)
タイ・エアアジア
ไทยแอร์เอเชีย
Thai AirAsia
IATA
FD
ICAO
AIQ
コールサイン
THAI ASIA
設立 2003年12月8日
ハブ空港 ドンムアン空港
スワンナプーム国際空港
焦点空港 チェンマイ国際空港
プーケット国際空港
マイレージサービス BIG
親会社 Asia Aviation
保有機材数 54機
就航地 61都市
本拠地 タイ バンコク
代表者 Santisuk Klongchaiya (CEO)
外部リンク www.airasia.com
テンプレートを表示

タイ・エアアジア (Thai AirAsia, ไทยแอร์เอเชีย) は、タイバンコクを本拠地とする格安航空会社である。

概要

[編集]

タイ・エアアジアは、2003年エアアジアと元タイ王国首相タクシン・シナワットの関連企業シン・コーポレーションとの合弁で設立された。シン・コーポレーションが50%、エアアジアが49%の株式を保有している。2004年からタイ国内線の運航を開始した。就航当初はドンムアン空港、2006年9月からはスワンナプーム国際空港、2012年10月からは再びドンムアン空港を本拠地(ハブ空港)としている。

タイ国内線のほか、近隣国の国際線(マカオハノイプノンペンシンガポールなど)にも進出している。

2006年1月23日に、タクシン一族がシン・コーポレーション・グループの持ち株49%をシンガポールの政府系投資会社テマセクに売却したため、外資の上限を49%までとするタイの航空法外資規制に抵触することが指摘された。そのため、新たな持株会社としてアジア・エビエーション(Asia Aviation Co., Ltd.)が設立され、同社がタイ・エアアジアの株式の50%を保有している。シン・コーポレーションはアジア・アビエーションの49%の株を保有し、残りの51%はタイの事業家(Mr.Sitthichai Veerathummanoon)が保有している。2007年7月、アジア・アビエーションは所有する全ての株式を売却した[1]

2008年11月11日から、全ての運航便について燃油サーチャージを廃止したが、2011年5月3日以降の国際線予約については徴収を再開した[2]

2012年10月1日、タイ・バンコクでの拠点をスワンナプーム国際空港からドンムアン空港に全面移管された[3][4]

2020年、新型コロナウイルス感染症の影響により、国際線全便を運休とした。

2020年9月、再びスワンナプーム国際空港を発着する国内便の運航を再開した[5]

運航機材

[編集]
エアバス A320-200

2023年7月現在[6][7]

就航路線

[編集]
タイ・エアアジア 就航地一覧
地域 就航地
東南アジア タイ

北部 : チェンマイチェンライナーンピッサヌローク
東北部 : ウドーンターニーコーンケンナコーンパノムサコンナコーンローイエットウボンラーチャターニーブリーラム
中部 : バンコク/ドンムアンバンコク/スワンナプームホアヒン
南部  : チュムポーンラノーンスラートターニーナコーンシータンマラートプーケットクラビートランハートヤイナラーティワート

マレーシア クアラルンプールペナン島ジョホールバル
シンガポール シンガポール
インドネシア バリ島
カンボジア プノンペンシェムリアップ
ラオス ヴィエンチャンルアンパバーン
ミャンマー ヤンゴン
ベトナム ハノイダナンニャチャンホーチミン
南アジア インド アフマダーバードベンガルールチェンナイコーチングワーハーティージャイプル英語版コルカタラクナウ英語版ヴィシャーカパトナム
バングラデシュ ダッカ
スリランカ コロンボ
モルディブ マレ
東アジア 中国 長沙成都天府重慶広州杭州掲陽昆明深圳武漢西安
香港 香港
マカオ マカオ
台湾 台北/桃園高雄
日本 福岡那覇東京/成田(2024年6月16日より[8]

2024年6月現在

サービスの特徴

[編集]
エアバス A320の機内

受託手荷物は有料である[9]。座席は革張りだが、汚れても掃除をしやすいためである。有料で事前座席指定ができる[10]。機内への飲食物の持ち込みは禁止で[11]、飲料、軽食が機内販売されている[12]

また、タイの慣習から僧侶は優先的に搭乗している。

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]