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F001

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FJ001から転送)
au F001 (FJ001)
キャリア au
製造 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
発売日 2011年11月9日順次発売
概要
OS KCP3.2(Brew MP)
CPU Qualcomm
Snapdragon S1
QSD8650 1GHz
(モデム用共用)
音声通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xMC
800MHz[1]/新800MHz/2GHz
データ通信方式 WIN HIGH SPEED
CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A
形状 防水折りたたみ式
サイズ 111 × 50 × 14.2 mm
質量 111 g
連続通話時間 220分
(国内)
連続待受時間 270時間
(国内・移動と静止の組合せ)
外部メモリ microSD(最大2GB)
microSDHC(最大32GB)
日本語入力 ATOK for au + APOT
赤外線通信機能 あり
(IrDA)
Bluetooth あり
放送受信機能 ワンセグ
(ダビング10対応)
アンテナ内蔵
備考 1.LISMO Playerは2009年モデル以降の一部のBluetoothに対応したトヨタ純正カーナビとの連携機能にも対応
2. IPX5/8相当の防水、およびIP5X相当の防塵に対応
3. SAR値:0.603W/kg
4. 製造国:日本の旗 日本
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 ワイドVGA+
(480×854ドット
サイズ 3.3インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
方式 有機EL
解像度 不明
サイズ 0.8インチ
表示色数 1色
メインカメラ
画素数・方式 1310万画素画素CMOS
機能 オートフォーカス
美肌/ひとみ強調モード
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
スノーフレークホワイト
フレンチシェルピンク
ラズベリーレッド
ハニーゴールド
ブライトアクアマリン
オーシャンブルー
ピアノブラック
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

F001(えふ ぜろぜろいち)は、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(富士通ブランド、現・FCNT)が日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN対応携帯電話である。製造型番はFJ001(えふじぇい ぜろぜろいち)。

特徴

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富士通東芝(当時、以下同じ)製東芝ブランドのT008の後継機種で、アクリル絵具ブランド「Liquitex」とのコラボレーションから生まれたフィーチャーフォン(従来型携帯電話)である。

充電端子は、auのフィーチャーフォンとしては初めて、従来のARIB-Bコネクタに代わり、microUSB・typeBコネクタを採用した。卓上ホルダの端子も同様である(ドコモSoftBankおよびイー・モバイルイー・アクセス)のH11Tは、ARIB-Aと呼ばれるコネクタを採用。microUSB端子は、ウィルコム向けはWX330K以降の機種や、イー・モバイル向けではH31IAで採用されている)。

日本中央競馬会電話投票・インターネット投票システムの「I-PAT」は一部利用できない(携帯アプリ版については2011年12月15日にダウンロード対応開始[2](ただし入出金については利用不可)。HTML版は現在も使用できない)旨が告知されている[3]

auより発売されているフィーチャーフォンで初めて緊急速報メールに対応した機種である[4]

富士通東芝の富士通ブランドとして開発したフィーチャーフォンは本機が唯一である。その後2012年4月1日に東芝は富士通東芝の株式を富士通に譲渡し、事実上携帯電話事業から撤退、富士通東芝は富士通モバイルコミュニケーションズに社名変更、2018年10月1日に2016年2月に新設された子会社富士通コネクテッドテクノロジーズに合併され消滅、2021年4月1日に社名をFCNTに変更の上、富士通グループを独立し、富士通(富士通東芝、富士通モバイルをも含めて)は携帯電話事業から完全撤退した。

沿革

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  • 2011年9月26日 - KDDI、および富士通東芝モバイルコミュニケーションズより公式発表。
  • 2011年11月9日 - 東北・関西・中国地区にて先行発売。
  • 2011年11月10日 - 関東・中部・四国・沖縄地区にて発売。
  • 2011年11月11日 - 上記以外の地区にて発売。
  • 2012年1月31日 - 本機種がauのフィーチャーフォンで初の「緊急速報メール」に対応。
  • 2012年7月22日 - L800MHz帯(旧800MHz帯・CDMA Bandclass 3)の停波により、それ以降はN800MHz帯(新800MHz帯・CDMA Bandclass 0 Subclass 2)および2GHz帯(CDMA Bandclass 6)で利用する。
  • 2013年2月 - 販売終了。
  • 2022年3月31日 - 同キャリアにおける3Gサービスの完全終了・停波により、当機種は全て使用不可となる[5][6]

主なサービス

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主な対応サービス
LISMO!
(着うたフル/着うたフルプラス)
(LISMOビデオクリップ)
(LISMO Video)
(LISMO Book)
(LISMO WAVE)
EZケータイアレンジ
ティーンズモード
バーコードリーダー&メーカー PCサイトビューアー
au BOX ワイヤレスミュージック
(カーナビ×LISMO![7]対応)
au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ
フイットネス
カロリーカウンター
EZナビウォーク
EZ助手席ナビ 安心ナビ 災害時ナビ ナカチェン
EZアプリ FullGame!
Bluetooth対戦
EZアプリ(JB) オープンアプリプレイヤー PCドキュメントビューアー
アレンジメニュー クイックアクセスメニュー じぶん銀行アプリ EZ・FM
EZチャンネル
EZチャンネルプラス
EZニュースフラッシュ
EZニュースEX
Bluetooth Touch Message EZFeliCa
ケータイ de PCメール デコレーションメール デコレーションアニメ au one メール
緊急通報位置通知
緊急地震速報
緊急速報メール
ワンセグ グローバルパスポート
(CDMA/GSM)
WIN HIGH SPEED
赤外線通信
auフェムトセル
無線LAN機能
(Wi-Fi WIN)

脚注

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  1. ^ 2012年7月23日より利用不可
  2. ^ au携帯電話「F001」の「IPAT携帯アプリ」ダウンロード開始 - JRA公式サイト 2011年12月19日閲覧
  3. ^ 【ご注意ください】auの携帯電話「F001(2011年の秋冬モデル)」からインターネット投票はご利用いただけません - JRA公式サイト 2011年11月8日閲覧
  4. ^ 緊急速報メール|auをお使いの皆さまへ|au
  5. ^ auの3Gサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末をもって終了 VoLTE非対応4G LTE端末も対象 - ITmedia 2018年11月16日
  6. ^ 「CDMA 1X WIN」サービスの終了について - KDDI 2018年11月16日
  7. ^ ただし、この機能を使用する場合、Bluetoothに対応した2009年モデル以降の一部のトヨタ純正カーナビ(2009年モデルでの例・NHZA-W59G、NSDT-W59、2010年モデルでの例・NHZA-W60G、NHZH-W60G)が必要である。

関連項目

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外部リンク

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