EZチャンネルプラス
EZチャンネルプラス(イージーチャンネルプラス)は、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話が提供していた、BCMCSを使用した携帯電話向け動画コンテンツ配信サービス。
概要
[編集]EZチャンネルの改良版として2006年9月にサービス開始された[1][2][3]。情報料は無料[1][4]。通信料は月額315円(税込)かかるが[1][2][4]、パケット定額サービスの上限額の対象になる[3][4]。深夜から早朝にかけて自動受信される場合に発生する通信料は、この月額通信料のみであるが、手動受信した場合は別途パケット通信料がかかる[1][4]。サービス開始当初はキャンペーンとして2006年12月まで月額通信料が無料となっていた[1][2][3]。なお、利用にはパケット定額サービス(「ダブル定額」あるいは「ダブル定額ライト」)への加入が必須となる[1][3][4]。
EZチャンネルは動画フォーマットにMPEG-4が用いられていたのに対し、EZチャンネルプラスはH.264が用いられ、より高画質な動画の配信が可能となっていた[1][2][3]。1番組あたりの容量は最大5MB(最長約10分)で[1][2]、1端末につき登録できる番組数に上限はない[2]。新しい番組がダウンロードされると古い版は自動的に上書きされるほか[1][2]、番組によって保存期間が定められているため、過去のデータを保存しておくことはできない[1]。
スマートフォンやWi-Fiの普及に伴い、2012年5月31日をもってサービスを終了[5][6][7]して、auスマートパス内の「ビデオパス」に移行した。「ビデオパス」は、2019年のテレビ朝日との合弁会社発足に伴い、2020年4月7日からはサービス名がTELASAに変わっている。
配信番組
[編集]対応機種
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “音楽番組やお笑い番組が配信される「EZチャンネルプラス」” (日本語). ケータイWatch. Impress Watch (2006年8月28日). 2012年8月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g “"穴"を埋めてMNPに臨む―auの新サービス8種” (日本語). ITmedia Mobile. アイティメディア (2006年8月29日). 2012年8月26日閲覧。
- ^ a b c d e 『BCMCSを利用したau携帯電話向け番組配信サービス「EZチャンネルプラス」の提供開始について』(プレスリリース)KDDI、2006年8月28日。https://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0828a/。
- ^ a b c d e “利用料金” (日本語). EZチャンネルプラス. KDDI. 2012年8月26日閲覧。
- ^ 『auケータイ向け映像配信サービス「EZチャンネル」、「EZチャンネルプラス」の提供終了について』(プレスリリース)KDDI、2012年3月2日。https://www.kddi.com/corporate/news_release/2012/0302/。
- ^ “au、「EZチャンネルプラス」「EZチャンネル」が終了” (日本語). ケータイWatch. Impress Watch (2012年3月2日). 2012年8月26日閲覧。
- ^ “KDDI、「EZチャンネル」と「EZチャンネルプラス」を終了” (日本語). ITmedia Mobile. アイティメディア (2012年3月2日). 2012年8月26日閲覧。
関連項目
[編集]- EZチャンネル
- EZニュースフラッシュ
- LISMO Video
- TELASA
- BeeTV
- GYAO!(旧・Yahoo!動画)
外部リンク
[編集]- EZチャンネルプラス - ウェイバックマシン(2008年4月21日アーカイブ分)
- EZチャンネルプラス - KDDI用語集
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