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W11H

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
au W11H
キャリア au
製造 日立製作所
発売日 2003年11月28日
概要
OS REX OS
CPU SH-Mobile+ARM7
音声通信方式 CDMA 1X WIN
(800MHz
形状 折りたたみ
サイズ 100 × 50 × 28 mm
質量 125 g
連続通話時間 約180分
連続待受時間 約180時間
(移動と静止の組合せ)
充電時間 約120分
外部メモリ miniSD
(ジャケットの装着により対応)
日本語入力 ATOK+APOT
赤外線通信機能 なし
Bluetooth なし
放送受信機能 非対応
備考 miniSDジャケット装着時は厚さ32mm/重さ132g
メインディスプレイ
方式 CrystalFine液晶(TFD液晶ディスプレイ
解像度 QVGA
(240×320ドット)
サイズ 2.2インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
方式 CrystalFine液晶(TFD液晶ディスプレイ
解像度 QQVGA
(120×160ドット)
サイズ 1.3インチ
表示色数 約26万色
メインカメラ
画素数・方式 31万画素CMOS
機能 回転式
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ブルーラグーン
(Blue Lagoon)
シルバーシェル
(Silver Shell)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

W11H(ダブリューいちいちエイチ)は、日立製作所が開発したKDDIおよび沖縄セルラー電話auブランドの携帯電話である。

概要

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KDDI初のCDMA 1X WIN対応端末。そのため、実験的な意味合いも強い端末である。

特徴

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通信方式に新方式であり、日本初の3.5G対応サービスとなるCDMA2000 1x EV-DO Rel(Rev).0を採用することで、通信コストの削減に成功し、携帯電話初のパケット定額サービスEZフラット(現・ダブル定額)に対応した。携帯電話コンテンツのリッチ化により、当時はパケ死という造語まで生み出したパケット通信料金の高額化に終止符を打った。さらに通信速度は高速化され、EZwebや大容量添付メールをより快適に利用できるようになり、新サービスのEZチャンネルにも初対応した端末である。アプリケーションサービスには最新バージョンのEZアプリ (Java) Phase3を採用。またSH-Mobileの搭載により、操作性や起動速度などが改善されている。

端末の外見上の特徴は、丸みを帯びた形状で、同社のA5303Hを彷彿とさせる。なお、サブアンテナとしてホイップアンテナも装備する数少ないWIN端末である(EV-DO方式ではダイバーシティアンテナはオプションであるが、WIN端末は標準で対応しているため、必ず2基のアンテナが装備されている。しかし、最初期に登場したW11Hだけは、ダイバーシティアンテナを搭載していない[1]。)。筐体上部ケースは光が透ける素材でできており、着信ランプは素材を生かした演出が施されている。 外部メモリに対応するが、カードスロットは本体ではなく、電池パックの通常のカバーと交換で取り付ける付属の「ジャケット」に搭載されている。 また、利用シーンに応じてマナーモードなどの切り替えができる「気くばりスイッチ」の搭載は本端末を以て最後となった[1]

なお、兄弟機としてデザイン(筐体)と内蔵コンテンツのみ相違するW11Kが存在する。

沿革

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対応サービス

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脚注

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  1. ^ 次機種のW21Hよりソフトウェアの供給をカシオより受けているため、搭載されなくなる。ただし実質的な後継機能としてW42Hに搭載された「 Wシーン機能」があるが、こちらはスイッチではなく、「*」キーの長押しで利用シーンの切り替えが出来る機能であり、設定項目なども異なる。

関連項目

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