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FRISK

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FRISK(ペパーミント味)のタブレット。

FRISKフリスク) はオランダのペルフェティ・ファン・メレ社が世界展開するミント風味のシュガーレス清涼菓子ブランド。

1986年ベルギーの薬局で錠菓として販売されたのが最初である。日本ではクラシエ株式会社 フーズカンパニー(旧・カネボウフーズ株式会社→クラシエフーズ株式会社)が1992年に発売を開始し[1]1994年から本格的に輸入販売を開始[要出典]、その後、世界的に、特に日本で人気が急拡大した。

キャッチコピーは「SHARPENS YOU UP」である。訳すと「あなたを鋭くする(物)」で、意訳すれば「あなたを冴えさせる(物)」となる。なお「frisk」はデンマーク語スウェーデン語で「新鮮な」を意味する。英fresh・独frischと同語源である。

強いミントの刺激と持続する清涼感が特徴で、タブレット菓子の代表的存在ともいえる。眠気覚ましや気分転換に用いる人もいる。

商品ラインアップ

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FRISKは各風味ごとにイメージカラーが設定されている。本項ではイメージカラーが分かり易いように名称の前に掲載している。なお、色名やカラーコードは公表されていないため、正確な色ではない。販売開始当初、容器は白で統一されており、ロゴタイプの色でフレーバーを区別していたが、「エクストラミント」や「ブラックミント」以降に発売されたフレーバー(ハーブミントを除く)は容器ごとに色を変えることでより区別しやすくなっている。

  • ミントタブレット (50粒入り)
    • ペパーミント - 1992年12月発売。
    • スペアミント - 1996年9月発売。
    • ユーカリミント
    • ライムミント - 2004年発売。2011年に販売を終了したが、2015年11月に期間限定で復活発売した。その為、パッケージ正面左上に「REVIVAL(復活)」のマークがある。
    • ベリーミント - 2004年5月発売。日本国内限定。2014年3月にリニューアルし、フレーバーのイメージカラーが発売当時の仕様に戻された。
    • エクストラミント - 沖縄県を除く九州地方と北海道で地域限定発売。他のエリアでもプラザ(旧ソニープラザ)限定で販売。
    • ブラックミント - 2008年5月発売。前述の「エクストラミント」の後継で、日本国内限定と推測される。
    • バイオレット - 日本未発売
    • ホワイト - 日本未発売
    • スウィートミント - 日本未発売
    • オレンジミント - 2010年2月発売
    • ピンクグレープフルーツ - 2010年8月発売
    • マスカットミント - 2011年2月発売
    • グリーンライムミント - 2011年6月発売、「ライムミント」の後継製品。
    • レモンミント - 2011年9月発売
    • スパークリングワインミント - 2012年11月発売、日本上陸20年目を記念した期間限定フレーバー。
    • ハーブミント - 2013年9月発売
    • スイートオレンジミント - 2014年3月発売、以前発売されていた「オレンジミント」から苦みを取り除き、風味を改良したフレーバー。
    • ローズミックスミント - 2014年9月発売、ローズ系フレーバー。当社製品「ふわりんかソフトキャンディ」と同じ香料を使用。
    • チルドミント - 2015年2月発売
    • エナジーミント - 2015年8月発売。本品は「FRISK」ロゴの色が黒~赤系のグラデーションカラーとなっている。
    • コーラミント - 2016年3月発売。本品は基本デザインは踏襲するものの「FRISK」ロゴの色が白、ケースが黒、ラベルが赤基調と、複数のカラーを採用している。
  • フリスク ネオ(50粒入り)
    • ペパーミント - フリスク ネオ シリーズ、以下2つのフレーバーとともに2012年3月発売。
    • ピエモンテミント - 「ピエモンテ」とは、ミント料理で有名なイタリア北西部の州(ピエモンテ州)のこと。
    • ストロベリーミント - 2013年3月発売
    • レモンミント - 2014年5月発売
    • フライトニングミント - 2015年3月発売。唐辛子成分配合のフレーバー。村上隆とのコラボレーション製品で、ケースデザインが異なるほか、タブレットがドクロの形となる。数量限定。発売当初はコンビニエンスストアに限定していたが、同年6月よりスーパーマーケットやドラッグストアにも販路を拡大した。
    • ブルーミングチェリー - 2015年3月発売。チェリー風味のフレーバー。村上隆とのコラボレーション製品で、ケースデザインが異なるほか、タブレットが花形となる。数量限定。発売当初はコンビニエンスストアに限定していたが、同年6月よりスーパーマーケットやドラッグストアにも販路を拡大した。
    • ミックスフルーツ - 2015年6月発売。シトラスをベースにフルーツをブレンドしたフレーバー。村上隆とのコラボレーション製品で、象徴的なモチーフである目の形の「めめめ」をテーマに白を基調としたケースデザインを採用しており、タブレットが目玉形状となる。コンビニエンスストア限定・数量限定。
    • フレッシュアセロラ☆ - 2015年9月発売
    • グレープ☆ - 2016年3月発売
    • ホワイトピーチ☆ - 2018年2月発売[2]
    • メロン
  • ガム (15粒入り)
    • ペパーミント
    • ライムミント
    • ピンクグレープフルーツ
  • ガム(38g缶ケース/104gボトル)
    • ペパーミント - 2014年2月に缶ケース入り仕様として再発売。背面に捨て紙がセットされている。CVS・駅売店で先行発売し、翌月からスーパーマーケットやドラッグストアにも販路を拡大。2015年3月にはプラスチックボトル入りの大容量104g入りを追加発売。
    • スペアミント - 2014年8月発売
  • リキッドタブレット (28粒入り)
    • ペパーミント - 静岡県・関東地方・北海道で地域限定発売。

フリスクリキッドタブレットは過去、日本公式サイト内で掲載されていたが、販売終了により現在は掲載されていない。なお、上記ラインナップ以外の商品も海外では販売されている。

また、以下の商品も販売されている。全て、メントールやメントール香料を配合し爽快感とFRISKの香りにこだわった、暑い夏を乗り切るための必須アイテム。[3]

  • 冷却スプレー
  • ボディソープ
  • フェイシャルシート
  • ボディシート

2024年5月27日にはダイドードリンコがペルフェティ・ファン・メレ社のライセンス使用により、世界初となるFRISKブランドの炭酸飲料も発売された。本品はGABAを機能性関与成分として配合された機能性表示食品となる[4]

  • FRISK SPARKLING【機能性表示食品】

原産国

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以前は原産国がベルギーだったが、2006年ごろから日本で販売されているものはオランダに変わっている。理由は当時のカネボウフーズによれば、FRISK社が工場をベルギーからオランダに移転したため、とのこと[要出典]

パッケージ

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白を基調としシンプルにデザインされたパッケージは多くの人に支持されている。その色彩と直線的なその形状は、後に発売されたデジタルオーディオプレーヤーiPod shuffle(初代)と似た印象を与える。なお、逆にiPod shuffleを意識してか、[独自研究?]FRISKと同一デザインのデジタルオーディオプレーヤーが製作され、『フリスク デジ・プレ キャンペーン』という懸賞の景品になった。付加機能としてFMラジオ受信機能とボイスレコーダ機能を有する。

メディアへの登場

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FRISK LABEL

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2011年9月12日、クラシエフーズがフリスク新フレーバー「レモンミント」の発売を記念して、自社音楽レーベルFRISK LABEL』を立ち上げることが発表され、10月3日から10月30日までの期間限定で特設サイトがオープンした。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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