ホーユー
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒461-8650 愛知県名古屋市東区徳川1丁目501番地 |
設立 |
1923年(大正12年)3月30日[1] ※創業:1905年(明治38年)2月 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 5180001018218 |
事業内容 | ヘアカラー・頭髪化粧品・家庭薬の製造・販売 |
代表者 |
水野真紀夫(代表取締役会長) 佐々木義広(代表取締役社長) |
資本金 | 1億1,000万円[2] |
売上高 | 520億円 |
総資産 | 768億円 |
従業員数 | 1,068名 |
決算期 | 10月31日 |
主要株主 | 朋友ホールディングス株式会社 100% |
外部リンク | https://www.hoyu.co.jp/ |
ホーユー株式会社(英: Hoyu Co.Ltd)は、愛知県名古屋市東区に本社を置く日本の大手化粧品メーカーである。
ヘアカラー業界の国内最大手として、「Bigen(ビゲン)」、「Cielo(シエロ)」、「Beauteen(ビューティーン)」、「Beautylabo(ビューティラボ)」など、数多くのブランドを展開する。
一般向け商材のほか、サロン向けのプロフェッショナル用ヘアカラーの製造販売やOTC医薬品のOEM、ヘアカラーの通信販売も行っている。
社名は前身の「朋友商会」に因んでいる。
沿革
[編集]採用情報ホームページ内「ホーユーの歴史」に準ずる[3]。
年度 | 出来事 |
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1905年(明治38年)2月 | 創業者、水野増次郎が名古屋にて家庭薬製造販売業「水野甘苦堂」を創業[4]。 |
1921年(大正10年) | 白髪染め「元禄」発売[4]。以来、70年続くヒット作となり[4]、同社の方向性が定まる。 |
1923年(大正12年)3月30日 | 水野増次郎と丁稚奉公時代の盟友2人が「株式会社朋友商会」を設立、個人経営から法人経営に移行[1][4]。 |
1957年(昭和32年) | 東京に営業所進出[4]。粉末白髪染め「ビゲン」発売[4]。 |
1962年(昭和37年) | 理美容業界向けに進出[4]。 |
1964年(昭和39年) | 社名を「ホーユー株式会社」に変更[4]。 |
1971年(昭和46年) | 「ビゲンヘアカラー」発売[4]。 |
1984年(昭和59年) | 「ビゲンクリームトーン」発売[4]。白髪染めの定番商品となる。 |
1991年(平成3年) | 若者向けヘアカラー「ビューティーン」シリーズ発売[4]。 |
1995年(平成7年) | 「ビューティラボ」シリーズ発売[4]。 |
1997年(平成9年) | 「シエロ」シリーズ発売。ミドルエイジ向けの定番となる。 |
2002年(平成14年) | 「ビューティーン」シリーズの男性版となる「メンズビューティーン」シリーズ発売。 |
2005年(平成17年)4月1日 | 創業100周年に伴い、CI導入。 |
2006年(平成18年) | アスゲン製薬株式会社と業務提携[4]、創業の原点だった製薬業へ再進出。 |
2009年(平成21年) | 後述のクラシエホールディングス株式会社の株式60%を100億円で買収し、クラシエグループを傘下に収める事で合意。 |
2010年(平成22年) | サロン用スタイリング剤「3210(ミニーレ)」のパッケージデザインが「ガラスびんアワード2009」優秀賞及び世界三大広告賞の一つである「One Show」のデザイン部門「One Show Design」シルバーペンシルを受賞。 |
2011年(平成23年)2月1日 | 「メンズビューティーン」シリーズの後継ブランドとなる「レクシィ」シリーズ発売。 |
2011年(平成23年)3月31日 | 「メンズビューティーン」シリーズ、製造・販売終了。 |
2011年(平成23年)9月20日 | 肌トラブルに悩む女性のための医薬品クリーム「デュアヴェール」発売。 |
2012年(平成24年)3月30日 | クラシエホールディングス株式会社の残りの株式40%を追加取得し完全子会社化[4]。 |
2014年(平成26年)4月1日 | 一般財団法人 ホーユー科学財団を設立。 |
2014年(平成26年)5月1日 | 純粋持株会社 朋友ホールディングス株式会社を設立[5]。ホーユーは朋友ホールディングスの完全子会社になる[5]。 |
2018年(平成30年)3月30日 | 「レクシィ」シリーズ、製造・販売終了。 |
2018年(平成30年)8月31日 | グループ再編により、100%子会社のクラシエホールディングスの株式を朋友ホールディングスへ移管[5]。 |
2022年(令和4年)1月31日 | 佐々木義広取締役常務執行役員が創業家以外初の社長に就任、創業家の水野真紀夫社長は代表取締役会長に就任[6]。 |
2023年(令和5年)3月30日 | 法人設立100周年[1]。 |
2023年(令和5年)5月9日 | 創立100周年の記念事業の一環としてホーユーヘアカラーミュージアムを名古屋市東区にオープン[7]。 |
事業所
[編集]- 名古屋本社(愛知県名古屋市東区)
- 札幌支店(北海道札幌市白石区)
- 仙台支店(宮城県仙台市宮城野区)
- 東京支店(東京都板橋区)
- 名古屋支店(愛知県名古屋市東区)
- 大阪支店(大阪府大阪市城東区)
- 広島支店(広島県広島市中区)
- 福岡支店(福岡県福岡市博多区)
- 瀬戸工場・物流センター(愛知県瀬戸市)
- 桜が丘工場(愛知県瀬戸市)
- 総合研究所(愛知県長久手市)
- ホーユースタジオ仙台(宮城県仙台市青葉区)
- ホーユースタジオ東京(東京都渋谷区)
- ホーユーテクニカルアカデミー(愛知県名古屋市千種区)
- ホーユースタジオ大阪(大阪府大阪市中央区)
- ホーユースタジオ福岡(福岡県福岡市中央区)
商品
[編集]一般向け商品
[編集]- ビゲン
- ビゲン
- ビゲン ヘアカラー
- ビゲン 香りのヘアカラー
- ビゲン クリームトーン
- ビゲン スピーディカラー
- ビゲン ポンプカラー
- ビゲン カラートリートメント
- ビゲン ヘアマスカラ
- ビゲン カラースプレー
- ビゲン 泡クリームカラー
- ビゲン グレイスタイル
- ビゲン グレイスタイル グレイヘアトリートメント
- ビゲン グレイスタイル ツートーンカバースプレー
- メンズビゲン
- メンズビゲン スピーディーII
- メンズビゲン ワンプッシュ
- メンズビゲン グレーヘア
- メンズビゲン ムースカラー
- メンズビゲン カラーリンス トリプルプラス
- シエロ
- シエロ ヘアカラーEX
- シエロ ムースカラー
- シエロ カラートリートメント
- シエロ デザイニングカラー
- シエロ ワンデー白髪かくし
- シエロ オイルインヘアマニキュア
- ビューティラボ
- ビューティラボ ホイップヘアカラー
- ビューティラボ ホイップヘアカラー 髪色もどし
- ビューティラボ バニティカラー
- ビューティラボ 美容液 もっととてもしっとり
- ビューティラボ 美容液 とてもしっとり
- ビューティラボ 美容液 しっとり
- ビューティラボ 美容液 ディープオイル
- ビューティラボ 美容液 スムースオイル
- ビューティーン
- ビューティーン メイクアップカラー
- ビューティーン ベースアップブリーチ
- ビューティーン トーンダウンカラー
- ビューティーン 黒染めスプレー
- ビューティーン ポイントカラークリーム
- ビューティーン 1DAYクレイジー!
- ビューティーン ドットミー
プロフェッショナル商品
[編集]- イロジカケ
- プロマスター
- プロマスター アプリエ
- プロステップ
- グラマージュ
- ヒー
- カレンシアカラー
- プロシーズ
- エトラス
- バイカルテ
- プロマスターカラーケア
- ソマルカ
- ソマルカラボ
- ナイン
- ミニーレ ウイウイ
- メディルックα
- エクシモ
- レセ
医薬品
[編集]- リケアA水虫薬 液【指定第2類医薬品】
- リケアA水虫薬 クリーム【指定第2類医薬品】
かつての商品
[編集]- 二羽からす
- 三羽からす
- 元禄
- クローゲン
- マケン
- シェリーシャンプーヘアカラー
- シェリーナ
- メンズビューティーン
- レクシィ
- レクシィ ホイップヘアカラー
- レクシィ ブリーチシリーズ
- レクシィ 髪色もどし
CM
[編集]出演者
[編集]- 既に製造・販売を終了している商品は灰色で示している。
ブランド名 | 現在の出演者 | 過去の出演者 |
---|---|---|
Bigen(ビゲン) | 寺島しのぶ | 三波伸介[註 1]、春日三球・照代、八千草薫[註 2]、高島忠夫&寿美花代夫妻[註 3]、和田アキ子、みのもんた[註 4]、市毛良枝、萬田久子、原日出子、早見優、木佐彩子、榊原郁恵[註 5]、菊池桃子、優香、及川光博、中尾ミエ、近藤サト |
Men's Bigen(メンズビゲン) | 玉木宏 | パパイヤ鈴木[註 6]、定岡正二[註 7]、陣内孝則、岩城滉一[註 8]、東幹久、滝沢秀明、松岡昌宏 |
Cielo(シエロ) | MEGUMI | 村上里佳子、江角マキコ、藤原紀香、山田優、栗山千明、大塚寧々 |
Beautylabo(ビューティラボ) | 堀田真由 | 飯島直子、長谷川京子、片瀬那奈、有村実樹、戸田恵梨香、南明奈、板野友美、大政絢、新川優愛 |
Beauteen(ビューティーン) | 神田うの[註 9]、DA PUMP[註 10]、IZAM[註 11]、土屋アンナ、ベッキー、川本貴則、舟山久美子 | |
rexy(レクシィ) | 2018年3月製造終了 | 篠田麻里子[註 12] |
Men's Beauteen(メンズビューティーン) | 2011年3月製造終了 | 成宮寛貴、オダギリジョー |
Shierina(シェリーナ) | 1999年9月製造終了 | 中島ゆたか、中野良子 |
サウンドロゴ
[編集]社名
[編集]現在、CMの最後に「ホ〜ユ〜♪」と流れる社名のサウンドロゴは女性声(2018年3月に製造終了したrexyのみ男性声を使用)で、2005年(平成17年)から使用されている。制作したのは菅野祐悟[8]。1984年 - 1986年にもCMの最後に社名のサウンドロゴを使用しているが、その時との違いはアクセントの抑揚がないのが特徴である。
BigenとMen's Bigenに関しては当初使用されていなかったが、Bigenは2008年(平成20年)9月に発売された「ビゲン スピーディカラー」から、Men's Bigenは2009年(平成21年)11月に発売された「メンズビゲン ムースカラー」からそれぞれ使用されるようになった。
商品名
[編集]商品名のサウンドロゴについては以下の通りである。
- Bigen:現在、サウンドロゴは使用していないが、「ビゲン 香りのヘアカラー」のみ、CMの最後に及川光博が「ビゲン 香りのヘアカラ〜♪」と歌っている。以前は「ビゲン クリ〜ムト〜ン♪」(CMの最後に流れる)や「ビゲン スピ〜ディカラ〜♪」(CMの冒頭に流れる)などがあった。
- Men's Bigen:発売当初からサウンドロゴは使用していない。現在は玉木宏がCMの最後に「メンズビゲン ○○○(○○○には商品名が入る)♪」とコールしている。
- Cielo:現在は大塚寧々が「シエロ ○○○(○○○には商品名が入る)♪」とCMの最後にコールしているのみで、サウンドロゴは使用していない。以前は「シエロ〜♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れていた。
- Beautylabo:「ビュ〜ティ〜・ラ・ボ♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れている。南明奈がCMキャラクターを務めていた時にサウンドロゴの使用を一時中止していたが、板野友美にCMキャラクターが変更になった2013年2月からサウンドロゴが復活している。
- Beauteen:現在、CMは制作されていない。以前は「ビュ〜ティ〜ン♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れていた。
- rexy(2018年3月製造終了):「レクシ〜♪」とCMの中盤にサウンドロゴが流れ、篠田麻里子が口パクでそれに合わせていた。
- Men's Beauteen (2011年3月製造終了):「メンズ ビュ〜ティ〜ン♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れる。CMの最後に流れていた時もある。
- Shierina (1999年製造終了):「シェリ~ナ♪」とCMの冒頭にサウンドロゴが流れる。
キャッチコピー
[編集]- 「髪の美しさに愛をこめて」
- 「髪うつくしく 心ゆたかに」
- 「COLOR YOUR HEART」(2005年 - )
提供番組
[編集]テレビ
[編集]現在(主に30秒)
[編集]日本テレビ系列
[編集]- 現在、提供している番組は無い。
TBS系列
[編集]- 現在、提供している番組は無い。
フジテレビ系列
[編集]- FNN Live News α(前半ネットワークセールス枠・隔日)
- FNSの日:毎年7月最終日曜19:00 - 20:54の間(60秒提供・JST)
- 1996年(平成8年)の「1億2500万人の超夢リンピック」から参加。一時期、1998年 - 2002年の5回、土曜深夜枠(参加パートは「さんま・中居の今夜も眠れない」など)に30秒提供していた。
テレビ朝日系列
[編集]テレビ東京系列
[編集]- 現在、提供している番組は無い。
過去(及び提供枠の変遷)
[編集]日本テレビ系列
[編集]- 中京テレビ制作の「嫁と姑とあのねのね」、読売テレビ制作の「びっくり日本新記録」や「2時のワイドショー」などで提供スポンサーを務めた後、2003年(平成15年)から2008年9月末までは「ズームイン!!サタデー」でスポンサー提供していた。(2008年10月以降は『スッキリ』にスポンサー提供している)
- また、札幌テレビでは、毎週日曜に放送されていた18時台(18:20 - 18:30)のローカルニュース枠(『日曜夕刊』ほか)を北海道ガス(提供読みは「北ガス」)とともに長年提供していた。
- 恋のから騒ぎ:金曜23:30 - 23:58(JST)
- 片岡愛之助の解明!歴史捜査(BS日テレ制作)木曜21:00 - 22:00(JST)- 2016年5月・6月の2か月間のみ提供。
- スッキリ!!→スッキリ:平日8:00 - 10:25(JST)
TBS系列
[編集]- 1973年10月 - 1987年9月まではTBS火曜9時枠の連続ドラマ(主なドラマとして「毎度おさわがせします」など)の提供スポンサーとして名を連ねていた。なお、火曜21:00枠の連続ドラマのスポンサー枠から降板した後は「JNNニュース22プライムタイム」や「月曜ドラマスペシャル」のスポンサーを務めていた。
- CBC制作昼の連続ドラマ
- えなりかずき!そらナビ(CBC制作):金曜12:50 - 13:50(JST)
- CBC制作のドラマスペシャル番組や単発の特別番組
- 爆報! THE フライデー:金曜19:00 - 19:56(JST)
- 2014年4月から19時台後半に複数社の一社として提供していた。2010年9月末以来3年半ぶりにTBS系列の番組でのレギュラー提供が復活した。
- 2014年4月4日に放送された「ぴったんこカン・カン2時間スペシャル」など、週によって該当枠の振替特別番組に振替提供する場合があった。
- LEADERS リーダーズ(2014年3月22日・3月23日の2夜連続放送ドラマスペシャル。3月23日に複数社の一社として提供)
- 痛快なりゆき番組 風雲!たけし城(金曜20:00 - 20:54(JST))などにも提供していた。
- にっぽん!歴史鑑定(BS-TBS制作)月曜22:00 - 22:54(JST):2016年2月・3月の2か月間のみ提供。
フジテレビ系列
[編集]- 金曜プレステージ:金曜21:00 - 22:52(JST)
- この時間帯は「金曜女のドラマスペシャル」(1984年10月に放送開始)以来、30年近くに亘って提供スポンサーとして名を連ねていた。2008年(平成20年)10月からは提供枠が60秒→30秒に縮小されていた。2013年3月末をもって、この時間帯のスポンサーから降板した。
- SMAP×SMAP (関西テレビとの共同制作):月曜22:00 - 22:54(JST)
- 奇跡体験!アンビリバボー:木曜19:57 - 20:54(JST)
- 2008年(平成20年)10月から2016年(平成28年)9月まで複数社の一社として30秒の提供枠で提供していた。
- めざましテレビ:平日5:25 - 8:00(JST)5時台後半に提供していた。
テレビ朝日系列
[編集]- 1977年 - 1981年まで「土曜ワイド劇場」のスポンサーを務めていた。一時期、提供クレジットをヘアケア商品の「シェリーナ」で出していた。
- たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学:火曜20:00 - 20:54(JST)
- ABC制作、番組がスタートした2010年(平成22年)1月12日分から提供。2009年(平成21年)12月15日まで放送していた『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』(火曜20:00 - 20:54(JST)ABC制作)から継続して提供していた(前番組の提供開始は2009年10月から)が、龍角散との入れ替えで、2014年3月末限りでスポンサーを降板した。
- 「世界痛快伝説!!運命のダダダダーン!Z」(火曜20:00 - 20:54(JST):ABC制作)などにも提供していた。
- 報道ステーション
テレビ東京系列
[編集]- 木曜洋画劇場:木曜21:00 - 22:54(JST)
- DHCがスポンサーを降板した後の枠を引き継ぎ、2000年10月から2001年3月まで60秒の筆頭スポンサーとして提供していた。
- ソロモン流:日曜21:54 - 22:48(JST)
- 2014年4月から放送終了した9月28日まで提供。
- 日経スペシャル カンブリア宮殿:木曜22:00 - 22:54(JST)
- 2014年4月から新規提供。2015年3月末で降板。
ラジオ
[編集]過去
[編集]- SCHOOL OF LOCK!(月曜 - 木曜22:00 - 23:55(JST))
- 2006年6月30日 - 9月12日までビューティーンの連動企画(ビューティーン戦隊コクレンジャー)のため、番組をスポンサードしていた。ちなみに提供クレジットは「ビューティーン」だった。
クラシエグループ買収
[編集]2009年(平成21年)9月18日、ファンド3社(アドバンテッジパートナーズ、MKSパートナーズ、ユニゾン・キャピタル)からクラシエホールディングス(旧カネボウ)の株式60%を100億円で買収することで合意し、9月30日に株券の引渡しを受けてクラシエグループを傘下に収めた。[9]また、残り40%の株式についても、2012年(平成24年)3月30日に追加取得し、クラシエHDを100%完全子会社化している。
2009年(平成21年)10月1日に社長の水野新平[註 13]がクラシエHDとその子会社3社の取締役を兼務して以降、ホーユーの取締役数人が社外取締役ないしは社外監査役としてクラシエHDの経営に携わっている。現在は、社長の水野真紀夫がクラシエHDの会長になっている。
これにより、ホーユーはヘアカラー専業メーカーから日用品全般を扱うメーカーとなった。
2018年8月31日に、ホーユーが保有していた全株式を、2014年5月1日にホーユーの親会社(純粋持株会社)として設立された朋友ホールディングスへ移管されて同社の100%子会社となり、クラシエグループとは兄弟会社の関係となった。
なお、クラシエHDは2023年10月1日に傘下の事業子会社3社(クラシエホームプロダクツ、クラシエ製薬、クラシエフーズ)を吸収合併して事業会社化し、クラシエに商号変更されている。
その他
[編集]- 2007年(平成19年)から2010年(平成22年)まで日本初のブレイクダンスの世界大会「Dance☆Dynamite World Grand Prix」に特別協賛していた。
脚註
[編集]註釈
[編集]- ^ 「奥さん〜、染めるならビゲンですよ!」 のキャッチフレーズで有名。
- ^ 1983年から1993年の10年間に亘ってビゲンのイメージキャラクターを担当していた。
- ^ 当時では珍しい、夫婦の共演で話題になった。
- ^ 「奥さん〜、染めるならビゲンですよ!」 のリメイクCMで有名になった。
- ^ 2001年 - 2014年までビゲンのイメージキャラクターを担当していた。ホーユーのCMに出演した年数は14年で、最長を誇っている。
- ^ 踊るCMで有名。振り付けもパパイヤ自身が行っている。
- ^ スポーツ選手では唯一ホーユーのCMに出演している。
- ^ 2014年10月7日に行われた新CM発表会で日本人に対するヘイトスピーチを行ったため、消費者からの抗議が殺到。僅か2週間でイメージキャラクターから降板させられた。
- ^ Beauteenが男性用と女性用に分離する前から担当。
- ^ Beauteenが男性用と女性用に分離する前から担当。CM内の楽曲も提供していた。
- ^ Beauteenの男性用と女性用に分離後、女性用ヘアカラーのCMに男性タレントが出演するという異例の出来事として、当時話題になった。
- ^ 男性用ヘアカラーのCMに女性タレントが出演するのはホーユーでは初めてだった。
- ^ 水野はクラシエの取締役を兼務して2年後の2011年12月1日、肝臓血管皮腫のため55歳の若さで死去している。
出典
[編集]- ^ a b c 【100 HEARTS,100 COLORS】ホーユー株式会社 創立100周年記念ページ(2023年4月11日閲覧)
- ^ “会社概要 | 会社情報 | ホーユー株式会社”. www.hoyu.co.jp. 2020年9月30日閲覧。
- ^ ホーユーの歴史 | ホーユーについて | Hoyu Global
- ^ a b c d e f g h i j k l m n ホーユー. “沿革”. 2014年7月28日閲覧。
- ^ a b c ホーユー. “朋友グループの再編について”. 2018年8月31日閲覧。
- ^ ヘアカラーのホーユー 創業家以外の出身者、初の社長に(日本経済新聞・2021年12月11日閲覧)
- ^ 株式会社ビュートピア (2023年5月12日). “日本初! ホーユーがヘアカラーのミュージアム”. ビュートピア(Beautopia). 2023年5月13日閲覧。
- ^ 菅野祐悟 (2011年11月11日). “菅野祐悟 Twitter”. 2014年7月28日閲覧。
- ^ ホーユー (2009年9月24日). “クラシエグループの株式取得に関するお知らせ”. 2014年7月28日閲覧。
関連項目
[編集]- シュワルツコフヘンケル(旧山発産業):ビゲンの競合商品「パオン」で有名なヘアカラーメーカー。
- 花王:ビゲンの競合商品「ブローネ」で有名なトイレタリーメーカー。シエロのイメージキャラクターを務めていた藤原紀香は、この花王傘下のカネボウ化粧品のCMキャラクターを長年務めていた。
- ダリヤ:シエロの競合商品「サロンドプロ」で有名なヘアケアメーカー。同じく名古屋市に本社を置く。
- ウエラ:米国の香水メーカー・コティのヘアカラーブランド。以前はP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)のヘアカラーブランドで、P&Gに吸収合併される前はドイツのヘアケア専門企業だった。