フェルディナント・ゲオルク・フロベニウス
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フェルディナント・ゲオルク・フロベニウス(Georg Ferdinand Frobenius、1849年10月26日 - 1917年8月3日)は、ドイツの数学者。
生涯
[編集]ベルリンに生まれる。1867年、ゲッティンゲン大学に入学、その後ベルリン大学に転じて、1870年に博士号を取得。1874年、ベルリン大学助教授、1875年から1902年までチューリッヒ工科大学教授を務めた。1902年からベルリン大学教授となり、最期までその職にあり続けた。
1878年にケイリー・ハミルトンの定理の一般の場合に初めて証明を与えた。群の指標の概念を導入し、有限群の表現論を実質的に完成した。これはのちに量子力学に不可欠のものとなる。また代数的整数論でフロベニウス置換を発見。
全集
[編集]Frobenius, Ferdinand Georg (1968). J.-P. Serre. ed. Gesammelte Abhandlungen. I, II, III. Springer-Verlag. MR235974. Zbl 0169.28901
関連項目
[編集]- フロベニウスの定理
- バーンサイドの補題(コーシー・フロベニウスの補題)
- フロベニウス内積、フロベニウスノルム
- フロベニウス自己準同型
- 加法的多項式(フロベニウス多項式)
- 準フロベニウス環、フロベニウス多元環
- フロベニウスの硬貨交換問題
- ペロン=フロベニウスの定理(数値線形代数などに応用されている)