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GAORA TV チャンピオンシップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
GAORA TV王座から転送)
GAORA TV チャンピオンシップ
詳細
現王者 宮本裕向
獲得日 2024年12月8日
管理団体 全日本プロレス
創立 2012年8月27日
統計
最多保持者 中島洋平
(4回)
初代王者 真田聖也
(2012年10月7日)
最長保持者 ヨシタツ
(587日)
最短所持者 田村和宏
(6日)
最年長 田中稔
(50歳1か月)
最年少 黒潮"イケメン"二郎
(24歳2か月)

GAORA TV チャンピオンシップ(ガオラ・ティー・ブイ・チャンピオンシップ)は、全日本プロレスが管理、GAORAPWFが認定している王座。

概要

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全日本プロレスのシングル戦線活性化を目的として全日本の最高峰である三冠ヘビー級王座に次ぐ位置付けのシングル王座としてGAORAの協力の下で新設された[1]

日本の男子プロレス界では初となるテレビ中継限定のタイトル[2]として新設されるため、タイトルマッチはGAORAでのテレビ中継でのみ行われる事が原則となっている[3]。ベルトはGAORAのイメージカラーである赤を基調とした斬新なデザインとなった。

2012年9月8日後楽園ホール大会で、同王座初代王者決定トーナメント1回戦を開催。参加選手は真田聖也河野真幸征矢学浜亮太中之上靖文岡林裕二本間朋晃宮本和志10月7日後楽園ホール大会で準決勝と決勝戦を行い、決勝で中之上を下した真田が初代王者となった。

2014年からGAORAの全日本プロレス中継の改編に伴い、放送のない大会で防衛戦が行われた場合は、次の放映大会の時にダイジェストで放送されるようになった。

2017年秋山準が第15代王者になってからは、防衛戦毎に「オンリーロールアップルール」(対田中稔戦)、「ワイルドカードルール」(対丸山敦戦)、「ジャケットマッチ」(対佐藤光留戦)と独自のルールを加えるなど、かつての「白GHC」を彷彿とさせる防衛活動を続けていた。

第17代王者のヨシタツは、最初の挑戦者であるTORUと、TORUの地元である大阪で初防衛戦を行ったことから、「天下布武」を標榜し「ご当地レスラー」相手の防衛戦を宣言[4]。また「ちゃんこコントラちゃんこ」(対リッキー・フジ戦)といった風変わりなルールも行っている。

第18代王者の葛西純は、ヨシタツとのTLCマッチで王座を奪い、ブラックめんそーれとのハードコアマッチで初防衛、石川修司とのデスマッチ(全日本プロレス史上初のワンマッチ興行)に敗れ失冠と、選手権試合のすべてをハードコアルールで行った。

歴代王者

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歴代 王者 戴冠回数 防衛回数 獲得日 獲得場所
備考(対戦相手)
初代 真田聖也 1 4 2012年10月07日 後楽園ホール
中之上靖文
第2代 レネ・デュプリ 1 0 2013年05月27日 ニューブランズウィック州シェディアック
王座返上
第3代 SUSHI 1 1 2013年11月24日 ビッグハット
石井慧介
第4代 鈴木鼓太郎 1 4 2014年05月17日 横浜ラジアントホール
第5代 KENSO 1 3 2014年12月14日 後楽園ホール
第6代 SUSHI 2 1 2015年06月04日 後楽園ホール
王座返上[5]
第7代 中島洋平 1 3 2015年08月16日 神戸サンボーホール
ビリーケン・キッド
第8代 田村和宏 1 0 2016年06月09日 伊勢崎市第二市民体育館
第9代 中島洋平 2 0 2016年06月15日 後楽園ホール
第10代 南野タケシ 1 0 2016年07月14日 後楽園ホール
第11代 中島洋平 3 0 2016年08月11日 上田創造館
第12代 ビリーケン・キッド 1 1 2016年08月20日 神戸サンボーホール
第13代 中島洋平 4 1 2016年09月19日 後楽園ホール
第14代 黒潮"イケメン"二郎 1 0 2016年11月27日 両国国技館
王座返上[6]
第15代 秋山準 1 10 2017年03月12日 後楽園ホール
(KENSO)[7]
第16代 TAJIRI 1 6 2018年07月15日 後楽園ホール
第17代 ヨシタツ 1 9 2019年05月27日 じゅうろくプラザ
第18代 葛西純 1 1 2021年01月03日 後楽園ホール
第19代 石川修司 1 3 2021年03月18日 新木場1stRING
第20代 入江茂弘 1 2 2021年10月31日 後楽園ホール
第21代 イザナギ 1 0 2022年06月06日 新百合トウェンティワンホール
第22代 歳三 1 3 2022年06月19日 大田区総合体育館
第23代 田中稔 1 3 2023年01月22日 後楽園ホール
第24代 ブラックめんそーれ 1 0 2024年01月02日 後楽園ホール
第25代 立花誠吾 1 2 2024年01月14日 後楽園ホール
第26代 阿部史典 1 2 2024年06月24日 後楽園ホール
第27代 立花誠吾 2 2 2024年10月22日 後楽園ホール
第28代 宮本裕向 1 2024年12月8日 後楽園ホール

主な記録

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  • 最多戴冠記録:4回
    中島洋平(第7・9・11・13代)
  • 最多連続防衛:10回
    秋山準(第15代)
  • 最多通算防衛:10回
    秋山準(第15代)
  • 最長保持期間:587日
    ヨシタツ(第17代)
  • 最短保持期間:6日
    田村和宏(第8代)
  • デビュー最短戴冠記録:4年10ヶ月
    黒潮"イケメン"二郎(第14代)
  • デビュー最長戴冠記録:28年11ヶ月
    田中稔(第23代)
  • 最年少戴冠記録:24歳2ヶ月
    黒潮"イケメン"二郎(第14代)
  • 最年長戴冠記録:50歳1ヶ月
    田中稔(第23代)

脚注

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外部リンク

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