HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ
HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ | |
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Hot Summer Nights | |
監督 | イライジャ・バイナム |
脚本 | イライジャ・バイナム |
製作 |
ダン・フリードキン ライアン・フリードキン ブラッドリー・トーマス |
製作総指揮 |
ネイサン・ケリー ピーター・ファレリー ケイシー・モット |
出演者 |
ティモシー・シャラメ マイカ・モンロー トーマス・ジェーン アレックス・ロー |
音楽 | ウィル・ベイツ |
撮影 | ハビエル・フリア |
編集 |
トム・コンスタンティーノ ジェフリー・J・カステルッチオ ダン・ジマーマン |
製作会社 | インペラティヴ・エンターテインメント |
配給 |
A24 ハピネット |
公開 |
2018年7月27日 2019年8月16日 |
上映時間 | 107分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $246,133[2] |
『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』(Hot Summer Nights)は2018年のアメリカ合衆国の青春映画。イライジャ・バイナム監督のデビュー作で、出演はティモシー・シャラメとマイカ・モンローなど。
ストーリー
[編集]1991年、マサチューセッツ州ケープコッド。ダニエル・ミドルトンは高校を卒業したばかりの青年で、人付き合いが苦手だった。ダニエルは夏休みを叔母の家で過ごすことにしたが、観光客が殺到する時期でもあったため、町に自分の居場所を見つけるのに難儀する羽目になった。そんなある日、ダニエルはハンター・ストロベリーと名乗る青年と出会った。ハンターは不良として有名で、観光客にマリファナを売って生計を立てていた。
大学進学を控えているダニエルだったが、遊び心を抑えることができず、ハンターと一緒にマリファナを売ることにした。そして、ハンターの妹、マッケイラと親密な関係になるに至った。ガールフレンドができて有頂天になるダニエルだったが、これが災難をもたらす原因になるとは予想していなかった。しかも、折悪しく、巨大ハリケーンがケープコッドに接近していた。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ダニエル・ミドルトン: ティモシー・シャラメ(入野自由) - 父を亡くして立ち直れないでいる青年。
- ハンター・ストロベリー: アレックス・ロー(佐々木啓夫) - 地元ではワルで有名な男。
- マッケイラ・ストロベリー: マイカ・モンロー(早見沙織) - ハンターの妹。町で一番の美女と謳われる美貌の持ち主。
- フランク・カルフーン巡査部長: トーマス・ジェーン(牛山裕樹) - 町の警官。ハンターとマッケイラの父親とは旧友。
- エイミー・カルフーン: マイア・ミッチェル - フランクの娘。ハンターと恋仲に。
- デックス: エモリー・コーエン - 麻薬売買の元締。
- シェップ: ウィリアム・フィクナー(横島亘) - コカイン売買の元締。
- ポニーテール: ジャック・ケシー
製作
[編集]イライジャ・バイナムが執筆した本作の脚本は2013年にブラックリスト入りを果たしていた[3]。2015年3月26日、映画化に際し、バイナム自ら監督を務めることになったと報じられた[4]。6月24日、ティモシー・シャラメ、マイカ・モンロー、アレックス・ローの出演が本作に出演するとの報道があった[5]。8月、マイア・ミッチェル、エモリー・コーエン、トーマス・ジェーンがキャスト入りした[6][7]。
公開
[編集]2017年3月13日、本作はサウス・バイ・サウスウェストでプレミア上映された[8][9]。9月、A24とディレクTVが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[10]。2018年7月27日、本作は全米12館で限定公開されたが、公開初週末に1万ドル強しか稼ぎ出せなかった[11]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには34件のレビューがあり、批評家支持率は44%、平均点は10点満点で5.2点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』は魅力的な作品であり、古典的名作の幾つかを参照していることが容易に見て取れる。しかし、その魅力―カリスマ性のある若い俳優たちを含む―がつまらないストーリーによってかき消されるという場面がしばしばある。」となっている[12]。また、Metacriticには18件のレビューがあり、加重平均値は44/100となっている[13]。
出典
[編集]- ^ “HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ”. 映画.com. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “Hot Summer Nights (2018)” (英語). Box Office Mojo. 2020年7月17日閲覧。
- ^ “Black List 2013: Full Screenplay List” (英語). Deadline.com. (2013年12月16日) 2018年8月4日閲覧。
- ^ Ford, Rebecca (2015年3月26日). “Imperative Entertainment Producing Black List Script 'Hot Summer Nights' (Exclusive)” (英語). Hollywood Reporter 2018年8月4日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick (2015年6月24日). “Maika Monroe, Timothee Chalamet & Alex Roe To Topline ‘Hot Summer Nights’” (英語). Deadline.com 2018年8月4日閲覧。
- ^ Brett, Jennifer (2015年8月13日). “Huge casting call for extras for "Hot Summer Nights"” (英語). AJC.com 2018年8月4日閲覧。
- ^ Ford, Rebecca (2015年8月26日). “Thomas Jane, Maia Mitchell, Emory Cohen Join 'Hot Summer Nights' (Exclusive)” (英語). Hollywood Reporter 2018年8月4日閲覧。
- ^ “SXSW 2017 Schedule - Hot Summer Nights” (英語). SXSW. 2018年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月4日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2017年1月31日). “SXSW 2017 Lineup: ‘Baby Driver’, ‘Free Fire’, ‘Muppet Guys Talking’ & Docus That Matter In Trump Era” (英語). Deadline.com 2018年8月4日閲覧。
- ^ Lang, Brent (2017年9月8日). “A24, DirecTV Nab Worldwide Rights to Timothée Chalamet’s ‘Hot Summer Nights’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety 2018年8月4日閲覧。
- ^ McClintock, Pamela (2018年7月29日). “Box Office: 'Mission: Impossible — Fallout' Soars to Franchise-Best $61.5M in U.S., $153.5M Globally” (英語). Hollywood Reporter 2018年8月4日閲覧。
- ^ “Hot Summer Nights (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2018年8月4日閲覧。
- ^ “Hot Summer Nights Reviews” (英語). Metacritic. 2018年8月4日閲覧。